陣痛を促進におすすめする4つの体操とストレッチ
妊娠も臨月になり、生産期に入るといよいよ
いつ産まれても良い状態になり、毎日ドキドキ
して過ごすことになりますね。
人によっては、本陣痛が始まる2〜3日前から
前駆陣痛がある人もいるようです。
ですが、なかなか本陣痛に繋がらなかったり、
微弱のまま・・・と言う場合もあります。
そんな時、陣痛を進めるためにどんなことが
できるか?
今回は、そんな陣痛促進する
体操やストレッチについて、ご紹介します。
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陣痛とは?
陣痛とは、赤ちゃんをお腹の外へ出すために
子宮が収縮することの痛みを言います。
そして、陣痛には10分おき〜数分おきと、
規則的に痛みが来ていよいよ産まれるための
「本陣痛」と、本陣痛が始まる前に、本陣痛が
くる前兆として現れる時間が不規則な
「前駆陣痛」があります。
前駆陣痛は、2〜3日くらい前からある人も
あれば、稀に1週間前からあったと言う方も
いるそうです。
ですが、本陣痛の始まる6〜7時間以内の人が
多いようです。どちらにしても、前駆陣痛が
始まったら、もうお産まではすぐそこ。
本陣痛になると痛みがどんどん強くなって動くのも
難しくなってくるので、今のうちに入院セットの
最終確認や本陣痛が来た時の病院への行き方
なども確認しておくと良いでしょう。
関連記事
・陣痛、10分間隔で痛くないけど病院へ電話するべき?経験談
過期産とは?
過期産とは、通常の正産期の37〜41週を超え、
妊娠42週を過ぎてからの出産のことをさします。
過産期に入ると、胎盤機能が低下し赤ちゃんへの
酸素や栄養が十分にいかなくなったり、羊水が
減ってしまい出産へのリスクが高まる心配が
出てきます。
前駆陣痛が来てるのに、なかなか本陣痛に
繋がらない・・・と言った場合や、全く陣痛の
兆候がない場合は赤ちゃんの状態やお腹の状況に
応じて、陣痛誘発剤を使って陣痛を促し、出産する
場合もあるようです。
関連記事
・陣痛促進剤の種類とは?点滴を使用して出産した体験談
陣痛を促進させる体操やストレッチ
ですが、できれば自然の力で、
赤ちゃんのタイミングで産んであげたい。
そう思うお母さんも多いかと思います。
また、通常のお産でも、子宮口を早く開かせる
ためにも陣痛を促すことはとても重要です。
そんな時にオススメなのが
・スクワット
・散歩
・階段の昇り降り
・ストレッチ
です。
1.スクワット
スクワットは、臨月に入ってから
習慣化できるととても良いと思います。
下半身の筋肉をとても使いますし、
お産に重要な骨盤底筋群へも
働きかけてくれます。
スクワットの記事
・臨月にスクワットが良い理由や効果は?簡単なやり方を紹介します
2.お散歩
次に、お散歩はやはり誰でも
取り組みやすい運動の一つです。
臨月になるまでは、歩き回るとお腹が
張るので休み休み、と言うことも
あったかと思いますが、
正産期に入ってからはもう、
お腹が張っても歩けるならば
どんどん歩きましょう。
お腹が張る、と言うのはつまり子宮の収縮が
起こっていると言うことですのでその時こそ
歩くことによって子宮の収縮を促し、陣痛を
起こしやすくできるのです。
また、散歩はお産のための
体力づくりにもなります。
出産の時は、陣痛に耐えるだけでも
かなり体力を消耗します。
最後赤ちゃんを産み出すためにいきむ時には
すでにヘトヘトになって、もういきむ力も
出ないくらいに疲れてしまう人もいます。
ですが、ここで頑張らないと赤ちゃんに
会えないし、赤ちゃんもとても苦しい状態に
なります。
もうひと踏ん張り、の力を出せるためにも
毎日のお散歩で体力をつけておくと良いですよ。
私は、38週で前期破水し、陣痛誘発剤を使い
ましたがなかなか本陣痛に繋がらず、
さらに子宮口もなかなか開かなかったために
10分ごとにくる陣痛の合間に病院の廊下を
ちょろちょろとずっと歩いていました。
そのおかげか少しずつ子宮口も開き、
本陣痛へも繋がって行ったので
陣痛が始まってからも、自分が動ける時は
たくさん歩いて動くことをオススメしますよ。
臨月中のお散歩の記事
・臨月中の散歩やウォーキング距離のベストは?必要性や注意点
3.階段の昇り降り
階段の昇り降りは、スクワットに似た
効果が得られると思います。
ただし、毛躓いて転んでは大変危険です。
しっかり手すりなどに捕まったり、
誰かに付き添ってもらって、安全を第一に
行って欲しい運動のひとつです。
私は心配性なので、階段はあまり使わずに
家の安全な場所でスクワットをしていました。
4.ストレッチ
ストレッチは、やはり安産体操ですね。
なかでも、仰向けに寝て膝を立て、膝を
くっつけたまま左右にパタンパタンと膝を倒す
ストレッチは骨盤の歪みを整え、骨盤周りを
ほぐしてくれるのでオススメです。
ただし、無理は禁物です。
肩が浮かないように意識しながら、
ゆっくりと痛みのない範囲で行いましょう。
また、あぐらをかくような体制で座り、
足の裏同士をくっつけ、膝を床につけるように
手で押してあげると股関節が伸びて
柔らかく柔軟になっていきますよ。
骨盤底筋群を鍛える
先程も出てきた骨盤低筋群ですが、
この骨盤低筋群とは、骨盤を繋ぐ筋肉で
子宮、卵巣、膀胱、など大切な臓器を
支えてくれているハンモック状になった筋肉のことです。
この骨盤低筋群を鍛えることによって、
骨盤の柔軟性が上がり安産に繋がりますので
しっかり鍛えておきたいところです。
また、産後、赤ちゃんがいなくなったお腹の
中はゆとりができてグラグラしています。
ですが、骨盤低筋群を鍛えておけば、
産後の開いた骨盤も戻りやすく、
内臓も落ち着きやすくなります。
さらに、産前産後は尿漏れなどにも
悩まされる方が多いようです。
骨盤低筋群にはこの尿漏れを改善
する力もあります。
このように、骨盤低筋群にはたくさんの
力があり、重要な役割もたくさんあります。
こちらの本書で詳しく安産に役立つ歪みのない
骨盤のケアについて説明されております。
産まれる前からしっかり
アプローチして強い骨盤低筋群を
作れると良いと思います。
陣痛促進の体操、ストレッチは無理せずに
陣痛促進させるための運動や体操、
ストレッチなどを今回はご紹介しましたが、
実は陣痛を起こしてるのも全部赤ちゃんが
自分の体調など考え、タイミングを
見計らっているんだとか。
お母さんのできる体操やストレッチは、
その赤ちゃんが起こす陣痛をより
スムーズに進めるための準備ともなります。
お産はお母さんだけじゃなく、赤ちゃんも
苦しい思いをして頑張って産まれてくるので
少しでも赤ちゃんの苦しい時間を短くして
あげられるように、今から準備を頑張りましょう!
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