陣痛を耐えられるか不安な時に読んでほしい乗り切る方法と経験談
妊娠をして出産に至るまで、
ママには様々なドラマがあると思いますが、
それはあの辛い陣痛でも同じです。
陣痛はいつ起きるか分かりませんし、
どのような時に、又どのような形で
始まるかも分かりませんよね?
それは初産ですと、
かなり不安な事でもありますし、
『どんな痛みが陣痛なんだろう・・・?』と、
経験した事のない未知の痛みも心配にもなります。
そこで今回は
『陣痛を乗り切る方法について』
と言った内容を自身の経験談も含みながら、
お話していきたいと思います。
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陣痛の痛みは誰でも気付くものなの?
妊娠を経て、臨月に近づいていきますと
『いよいよ出産』という
緊張モードになりますが、
そんな時に
『陣痛の痛みに耐え、乗り越えられるのかしら?』
とか、
『陣痛に気付かなくて、そのまま自宅出産したらどうしよう?』
等の不安も同時に出てくる頃です。
特に初めてご出産を経験されるママですと、
出産に対する不安や、痛みに対する怖さ等が
先に頭に浮かんできて、
毎日そればかりが気がかりになり、
『なかなか普通の生活が出来ない!』
と言ったお気持ちにもなられるかと思います。
しかし、どんな方でも
『陣痛の痛みが他の痛みとは違う』
という事は自然と分かります。
また仮に今一分からなかったとしても、
神秘的なもので、時計をみて計ってみると、
【一定の感覚で痛みがきている】
という事が分かり、そこで本陣痛か
どうかも見極められるのです。
とは言っても、赤ちゃんはきまぐれですから、
ママの気持ちの決心がついていない時に
急に出て来そうになったり、
逆に、陣痛が来たと思ったら
微弱陣痛になってなかなか
出て来なかったりと、本当に様々な
陣痛・出産物語がありますので、
そこがまたママの不安も
増幅させてしまう所ではないでしょうか?
本陣痛が来たら、痛み逃しをしながらリラックス
予定日近くになると、『前駆陣痛』といった
【本陣痛の予行練習】のような痛みが
くる方が大半おられますが、
前駆陣痛の痛みとは、明
らかに本陣痛は違います。
分かりやすく言うと、
生理痛の鈍痛のような痛みが子宮辺りに起り、
横になってても痛い、立っていても痛い、なんとも言えない
独特の強い痛みに襲われます。
個人差もありますが、
【下腹部辺りに鈍い痛み】がくる感じです。
その痛みは徐々に強くなっていく
事がほとんどですから、
不定期に起こる前駆陣痛と違って、
比較的に本陣痛は気付きやすくもあります。
又、【おしるし】と言って、
おりものと血が混じったような
茶色のおりものが出てきますから、
それが出てくると24時間以内には
陣痛が来るとも言われています。
しかしこれも様々で、鮮血の
おしるしが出てくる方もいれば、
仮におしるしが来ても、
陣痛がなかなか来ないという方もいますから、
あくまでも目安としての話ではあります。
私はおしるしが来てから
8時間後ぐらいに陣痛が起きました。
最初は横になりながら陣痛に耐えていましたが、
徐々に定期的にくる陣痛の痛みに耐えられなくなり、
カウンターテーブルなどの掴まれる場所に立ち、
手を置いて、足を肩幅ぐらいに広げて、
腰を左右にゆっくり振ったり、
腰をさすってもらったりと、
そんな痛み逃しをして過ごしていました。
また、陣痛の恐怖からくる身体の緊張で、
痛みがもっと強く感じてしまう
という事も聞きましたから、
なるべく『リラックス』を心掛けて、
『赤ちゃんがスムーズに出て来れるお手伝いをするんだ!』
という気持ちで気を落ち着かせていました。
痛み逃しは、立ちながら
腰を左右に揺らす事が一番楽で、
辛い陣痛を乗り切りやすかったです。
関連記事
・おしるしから陣痛まで〜二度の出産での経験談〜
・臨月のおしるしの時、落ち着いて取ってほしい行動について
陣痛が強い方は早い段階で病院へ
時計を見ながら本陣痛と闘うのですが、
最初は15分起きぐらいに
陣痛の波がやってきて、
徐々に10分起き、5分起きというように、
陣痛が早まっていき、
痛みも強くなっていきますが、
中には、あれよあれよと言う間に
陣痛が5分起きよりも
早くなっていくケースもあります。
そんな場合は子宮口も
かなり開いている場合がありますから、
助産師さんに確認の元、素早く病院へ急いで下さい。
陣痛が強くなればなる程、
歩行も困難になってきますし、
分娩室までもたず、
『途中で出産してしまった!』
という方もいらっしゃいますから、
2人目、3人目出産の方は特に注意をして
『軽く痛むなぁ。』ぐらいでも
陣痛時間が短くなってきて
いるようでしたら、
すぐにでも病院に行ける
態勢で構えていた方が安全です。
又、安産体型の方も出産が
スムーズにいくケースが
多いですから、普通の方よりも
気持ち早めの行動を心掛けて
おく事が大事ですし、痛みに強い方も、
『このぐらいではまだ産まれないかな?』
と、油断してしまいがちですので、
【陣痛の間隔が短くなった】という状態を
一つの目安として考えていて下さい。
実際私は痛みに強い方だったようで、
前もって病院に行ったつもりが、
病院に着いた時の内診では
子宮口が8cmも開いていた!
という実体験があります。
『自分が痛みに耐えられる状態』
であったとしても
先ほども言いましたが、
時計を見ながら陣痛と向き合い、
病院に行くべきタイミングを
見計らった方がより安全かと思います。
家と病院の距離の関係もありますし、
妊娠中にかかえている病状にもよっても
病院に行くべき時間が
随分変わってくるかと思いますから、
事前に助産師さんとの
コミュニケーションを取り、
『陣痛が〇分間隔になったら病院へ行くんだ。』
という事を頭に入れておいて下さい。
陣痛が来るとパニックになるので大事な事を紙に書いておく
頭では分かっていてもいざ陣痛が来ると、
パニックになったり、
急に不安になったりします。
いつも出来ている何気ない
日常生活の作業でも出来なくなったり、
病院の電話番号さえ、
携帯やスマートフォンに入っていても
頭が真っ白になり分からなくなったりもします。
ですから、陣痛が起きたら箇条書きで良いので
『・病院に電話をかける(病院の電話番号も記入)』
『・身内の方がいない時は、陣痛タクシーを呼ぶ(タクシーの番号)』
『・入院バッグを準備する』
と言った内容を書いた紙を壁に貼っておいたり、
テーブルに置いておいたりして、
いつでも見られるようにしておく事も良いかと思います。
陣痛の前に、破水や出血から始まってしまうと、
余計にパニックになりますから、
パニックになっても、
紙に書いておいたのを見て行動すれば、
多少落ち着いた行動がとれるかと思います。
陣痛を乗り切れば待望の可愛い赤ちゃんが待っています!
何人産んでも慣れないのが
『陣痛』というものです。
出来れば陣痛を味わわないで産めたら、
といった事もママであれば考えますし、
実際に無痛分娩にする方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、痛みを乗り越えた先に待っている
可愛い我が子は、何とも愛おしいものですし、
ママも人生最大の達成感を味わえます。
最高の良い経験になりますから、
ぜひ、怖がらずに『リラックス』して、
出産後の自分と赤ちゃんを想像して、
特別で感動的な、その日を
過ごして頂きたいものです。