臨月のおしるしの時、落ち着いて取ってほしい行動について

臨月のおしるしの時、落ち着いて取ってほしい行動について

 

いよいよ臨月を迎えたママは、出産の
兆候にはどんなものがあるのか気に
なりますよね。

 

出産の兆候のひとつにおしるしと
呼ばれるものがあります。おしるしとは
何か。おしるしが来たときの行動や、
危険な兆候との見分け方などを
ご説明します。

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おしるしって、どんなもの?

 

おしるしは、正式には「産徴」といいます。
言葉の通り、もうすぐに出産が始まりますよ、
と教えてくれるサインです。

 

おしるしの正体は、微量の出血です。
その出血は、出産が近づいて
赤ちゃんを包んでいる卵膜と子宮が
離れる際に出たものです。

 

もしくは、子宮口の蓋の役目を果たしていた、
ゼリー状の塊が剥がれたものが出てくることも
あります。

 

おしるしの出血はごく少量で、
ピンク色や茶褐色に見える程度の出血が、
おりものに混じった状態で下着に付着します。

 

とはいえ、人によってまちまちで、なかには
鮮血のような真っ赤な色でビックリした、
という体験談もあります。

 

また、おしるしは出産の3日前から
当日に表れることが多いのですが、
1週間も前におしるしが出た人や、
おしるしが何日も続いたという人など、
こちらも、かなりの個人差があります。

 

37週目以降の正産期を迎えた妊婦さんで
あれば、おしるしが来るのを今か今かと
待っているかも知れません。

 

しかし、おしるしがないまま出産を迎える
妊婦さんも、実は50パーセントもいるのです。
出産が、必ずおしるしから始まるとは限らない、
ということを覚えていてくださいね。

 

 

おしるしが来た時の行動は?

 

おしるしが来たら、さあ、深呼吸をしましょう。
気を落ち着けることが大切です。

 

微量とはいえ出血をするわけですから、
臨月のママからすると慌ててしまいたくなる
出来事です。

 

急いで病院に行かなくても、大丈夫ですよ。
まずは落ち着いて生理用ナプキンをあて、
様子を見ましょう。感染症を防ぐために、
ナプキンは小まめに取り替え、清潔を保ちます。

 

おしるしが来た日付と時間量と色などを
メモしておくと、病院に報告するときに
役立ちます。

 

また、外出はなるべく控えて、もし陣痛や
破水が起こってもすぐに対応できるように
準備しておいてください。

 

慌てる必要はないといっても、
おしるしが来たら、いつ出産に
なってもおかしくない状態だからです。

 

いざとなったら病院に連絡できるように、
電話番号のメモや診察券などを
分かりやすい場所に置いてください。

 

入院時に使うものを入れたバッグも、すぐに
持参できるように、準備しておきましょうね。

 

また、病院までの交通手段について、
安全な方法で行けるように考えて
おくことをおすすめします。

 

例えば、タクシー会社によっては、
陣痛タクシーなどのサービスを
設けているところがあります。

 

自宅住所と、分娩予定の病院住所を
登録しておくと、必要なときに電話一本で
タクシーが自宅に手配でき、説明しなくても
病院まで連れて行って貰えるというものです。

 

通常の検診や、赤ちゃんが生まれた後の
検診等にも利用ができ、大変便利です。
このようなサービスも事前に登録しておくと、
安心ですよ。

 

 

病院に連絡が必要?トラブルのサイン

 

おしるしが出ても、体調に変化や痛みが
なく出血が少量であれば、まずは様子見
で構いません。

 

しかし、おしるしと共に、以下のような
症状がある場合は、病院に電話をして
指示を仰いでください。

 

・出血量が生理2日めのように多い。

 

・出血が長く続いている。

 

・おりものから臭いがする。

 

・お腹の張りや痛みを感じる。

 

・血の塊のようなものが出た。

 

このような症状が出た場合、何らかのトラブルが
起こっている可能性があります。安易に自己判断を
せずに、病院に連絡をしてください。

 

私は、臨月に少量の出血があったとき、
(おしるしが来た)と思っていたら、実は
それが破水だった、という経験があります。

 

出血が起こったのは夜中でしたが、
たまたまその日が、検診に行く日だったことが
幸いでした。

 

病院で破水していることが発覚したため、
そのまま入院して、無事に出産することが
できたのです。

 

今考えれば、少量とはいえダラダラと
出血が続き、(おしるしって、こんなに
ずっと出ているものだっけ?)
と不思議に思ったのを覚えています。

 

この「小さな違和感」が、大事だったのです。
おしるし(と思われるもの)があったとき、慌てる
必要はありませんが、何か体調に変化はないか、
おりものの状態に異常な点がないか、気を
つけておきましょう。

 

そして、もしも「小さな違和感」を感じたら、
遠慮せずに病院に電話をしてください。

 

「おしるしだから、自宅待機でいいですよ」
と言われたら安心できますし、
万が一、すぐに受診が必要な事態であれば、
迅速に対応することができますよ。

 

 

おしるしが来たら、落ち着いて最終チェックを

 

おしるしが来たら、出産はすぐそこです。

 

まずは落ち着いて、生理用ナプキンをあて、
様子を見てください。そして、気になる症状が
あれば、すぐに病院に連絡しましょう。

 

いざ陣痛や破水が起こったとき、慌てずに
対処ができるように、出産までの流れの
復習や、入院グッズの最終チェックを、
済ませておいてくださいね。

 

備えあれば憂いなしです。準備や復習を
すると、その分、安心できますし、
自信にも繋がりますよ。

 

しっかりと準備、復習をして、慌てることなく、
出産のときを迎えられますように。

 

 

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