臨月にスクワットが良い理由や効果は？簡単なやり方を紹介します
臨月になるとお腹も大きくなって
なかなか動きにくくなりますよね。
赤ちゃんが産まれてからじゃ
なかなかご飯を食べに行けない！！
と、かけこみでたくさんご飯を食べて
体重が増えてしまう…なんてことも。
そんなときにオススメな運動が
スクワットです。
今回は、臨月にスクワットが良いと言われる理由や効果、
簡単に出来るやり方をご紹介します。
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臨月の運動
今までは、「お腹が張ったら無理をしないで、
安静にしていてください」と言われていました
が、臨月に入ると「お腹張ってもいいから
どんどん歩いて！動いて！」と急に
スパルタになる先生も多いですよね。
私自身、体重が増えすぎてしまい、
お腹の赤ちゃんも週数のわりに
大きく成長していたので、
かなりスパルタ指導をされました…
なぜこんなにも運動を勧められる
のでしょうか？これは、出産に備えて
子宮口を開きやすくする効果や、
体力をつけるため、という効果が
期待されているからです。
スクワットがオススメな理由
臨月でもできる運動として、
ウォーキングや昇降運動などがあります。
その中でもスクワットは、好きな時に
好きな場所で行えます。
外出中、もし陣痛が来てしまったら…
などの不安もなく、何かあっても
すぐ休むことが出来るので、
安心して手軽に運動が出来ます。
通っていた産院の助産師さんからも
「お腹に余計な負担をかけない運動だから」
とのことで、ウォーキングよりも
スクワットをオススメされました。
スクワットで得られる効果
いくつか効果をご紹介します。
１．骨盤を広げ、陣痛を促す
スクワットをすると骨盤周りの筋肉が
鍛えられ、広がりやすくなり、骨盤周りの
動きもスムーズになります。
また、骨盤が広がりやすくなったおかげで、
赤ちゃんが下がってきやすくなります。
２．体力づくり
出産は体力勝負ですから、
ないよりはあるにこしたことありません。
初産の方の平均分娩時間は
約１０〜１５時間かかるといいます。
私も、約１７時間かかりました。
ただ、この分娩時間というのは
陣痛間隔が５分間隔に
なった後からを言います。
なので、陣痛が来てから出産までは
実際のところ２４時間以上でした。
スクワットは立派な有酸素運動です。
体力作りにもしっかり役に立ちます。
３．骨盤底筋が鍛えられる
骨盤底筋を鍛えることで、
会陰の伸びがよく強い筋肉を
作る効果が期待されます。
出産時に会陰裂傷や切開を
避けられるかもしれません。
また、産後の尿漏れ防止にも効果的です。
臨月のスクワットのやり方
安全のため、フローリングの
上やヨガマットの上など滑りにくい
場所で行うようにしましょう。
また、壁際や手すり、背もたれの
ある椅子や机など何かつかめるものが
近くにあると安心して行えます。
簡単に出来るスクワットのやり方を
説明します。
１．肩幅より少し広めに両足を広げます。
つま先は前向きで、左右へ
移行になるように立ちましょう。
２．５秒くらいかけてゆっくりと
息を吐きながら腰を落としていきます。
このとき背筋は伸ばしたままで、
両手を前にまっすぐ出すようにしましょう。
目のめりにならないように
気を付けてください。
３．腰を落としたら、そのまま２〜３呼吸ほど態勢をキープします。
４．息を吸いながらゆっくりと腰を上げていきます。
この一連の動作を１０回１セットとし、
１日１〜２セットを目標に行いましょう。
臨月のスクワットはお腹が大きいため、
妊娠前と比べて足腰に大きな負担が
かかります。
臨月でいつ赤ちゃんが産まれても
いいとはいっても、体への負担が
大きいなと思ったときは、無理をして
続けないようにし、体調の良いときに
行いましょう。
決して、一度に頑張りすぎないよう、
無理のない程度で行ってくださいね。
スクワットで目指せ安産！
スムーズなお産のための準備として、
今回、臨月のスクワットについて
ご紹介させていただきました。
スクワットを行うことにより、
体力がついたり骨盤が開きやすく
なったりという効果が期待できます。
しかし、正しい方法で行わないと、
腰を痛めてしまったり赤ちゃんへの
負担になってしまう場合もありますので
注意が必要となります。
運動を始める際は必ず主治医の
方へ相談し、許可を得てくださいね。
無理をせず自分の体調と相談しながら、
安産目指してスクワット頑張ってくださいね。
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