妊娠初期の絶対安静はいつまで?過ごし方や絶対安静の状態とは?

妊娠初期の絶対安静はいつまで?過ごし方や絶対安静の状態とは?

 

妊娠をすると、とても嬉しくなり、身内の方に早く言いたくなりすよね?

 

しかし、『妊娠初期は流産し易い?』という事もあり周りに気付かれないように何とかお仕事をこなされている方も珍しくはありません。

 

そんな今回は

 

『妊娠初期の絶対安静はいつまでなの?』

 

という期間や過ごし方についてお話していきたいと思っています。

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妊娠初期は何故絶対安静なのか?

 

妊娠し始めた頃はよく『身体を労わったり、安静に過ごしましょう。』等と言われたりしますが、それには理由があります。

 

妊娠10週頃未満の赤ちゃんは『胎芽』と呼ばれる赤ちゃんの原型の時期ですから、骨などの形成時期の大事な時です。

 

ですからまだまだ『胎児』と呼ぶ程にもなっていませんから、安静にしておく事は大事です。

 

少し話は逸れますが、妊娠をする前には、段階があります。女性の身体でまず排卵が起こり、その排卵期間の中でパートナーとのスキンシップを計ります。

 

そして男性側の精子が無事に卵子のある卵管に辿り着き『受精』『着床』という事になりますが、たった一つの精子でも卵子まで辿り付ける確率は随分低いですから、やはり妊娠という事は奇跡に近いという事にも感じられます。

 

又、無事に『着床』をしても何らかの理由によってママの身体で妊娠継続が不可能とされた場合には自然流産という事にもなります。

 

又、この時期のママの身体はとてもデリケートな時期で尚且つ赤ちゃんも一生懸命ママの身体の中で『踏ん張っている時期』だと考えて、なるべく身体を安静にして過ごす事が大切です。

 

例えば重たい荷物を持つのを避けたり、激しい運動を控えたりと、お腹の小さな赤ちゃんを労わりながら、そして、守るようにしてあげる事が必要になってきます。

 

 

特に絶対安静にしなければいけない状態の時

 

そこでやはり妊娠生活中は『普段とは違うんだ。』という事をしっかりと頭に入れておく事は必要です。

 

しかし、あまり必要以上に意識し過ぎて、過度に色々な事を制限する事もしなくて良いかと思いますが、出血がみられたり、下腹部痛等がある場合はまた別の話です。

 

赤ちゃんからママに出しているSOSサインだと思って見過ごさないで、横になり安静に過ごして下さい。

 

そして、それでも出血が止まらなかったり、下腹部痛が治まらなかったりした場合は速やかに病院へ行く事をお勧めしますが、自分で移動せずに、身内の方などに頼りタクシー等で病院へ行って下さい。

 

『切迫流産』等の可能性もあります。

 

特に生理痛に似た重い鈍痛の場合はすぐに病院へ行く事をお勧めします。

 

仮に『切迫流産』と診断されても、そこで流産せずに、無事に産まれてくる赤ちゃんも沢山いますから、『流産』という言葉にあまり不安になり過ぎずに。

 

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赤ちゃんの生命力は強いんだ!

 

という風に、気持ちを強く持っていく事も大事です。又、あまり考えたくはない話ですが、せっかく授かった赤ちゃんを流産してしまった場合でも、あまり自分を責め過ぎないで下さい。

 

どんなにママが安静にしていても、赤ちゃんがこの世界で生きてゆくだけの強さが足りずに、流産という非常に残念な現実が起こってしまう事もあります。

 

しかしそれはママの力不足では決してありませんし、誰を責めるというものでもありません。

 

例え周りから心無い言葉を投げかけられても気にしないで、また前を向いて生活していくという気持ちの切り替えも大事な事です。

 

 

絶対安静時期はいつまで?

 

そんな様々な重なりや、経過があってこそ妊娠という素晴らしい事に至りますが、

 

『妊娠中はずっと安静にしなければいけないの?』

 

と、少し疑問が残るかと思います。

 

しかし妊婦健診で異常がない場合でしたら、普通の日常生活を過ごして頂いて構いませんし、ママのお腹の中の胎盤が完成する妊娠16週目頃にはつわりも徐々に落ち着き始めますから、行動距離が広がってゆくと思います。

 

胎盤が完成してしまえば胎盤を通じて赤ちゃんは栄養を受け取れて、骨や血管等を作るのも胎盤が手助けしてくれ、

 

流産のリスクもこの時期辺りからはグッと減りますので、このぐらいの時期に『妊娠報告』をする事も理想ですが、つわりがひどくてその前に周囲の方に気付かれてしまう事も良くある話です。

 

ですから、この時期辺りを目安に安静という言葉からは離れても良いと思います。

 

但し、妊娠中期のいわゆる『安定期』になったからと言って、毎日アクティブに動いていては後に妊娠22週以降の

 

『切迫早産』という症状にもなりやすくなりますから、あくまでも、妊娠していない時と同じ生活を送る事は望まずに、こまめに休憩を挟んだり、早めに就寝したりという工夫をする事も必要な事です。

 

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妊娠初期は体調の変化に気を配る事

 

このように妊娠初期でも『絶対安静』の方から、『普通の暮らし』が出来る方まで幅広くいらっしゃいますから、一概に『こうしなさい!』とは言えませんし、妊娠、出産、子育てに関しては教科書はありません。

 

何でもアドバイス程度に知識を身に着けておくぐらいで良いかと思います。

 

膨大な情報を得られる今の時代ですから、何が良いのか?どれが正しいのか?等を考えていたらキリがありませんから、自分にとって参考となる事を選んで、試してみる事で十分かと思います。

 

一人一人体質が違いますから、

 

『自分の身体は今どうなっているのか?』

 

『今日はどんな体調なのか?』

 

『お腹に違和感は無いか?』

 

等の変化に気付けるか、気付けないかでも変わりますから、日常生活の中で

 

『赤ちゃんの事を考えてあげる』

 

という時間を設けて過ごしてみて下さい。

 

 

リラックスした気持ちで

 

妊娠する事により、色々な言葉に敏感になりやすく、反応してしまいますが、特に身体に大きな痛みや変化等がなければ、普通に生活をするという事が一番です。

 

昔の方達は、妊娠しても畑や田んぼ等で汗水たらしながら働いていたかと思いますが、現代ではまた違った形で忙しく過ごされている

 

妊婦さんが多いように見受けられますから、リラックスした気持ちで妊娠初期の身体の変化についていって頂きたいと感じました。

 

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