妊娠初期、お腹に衝撃、ぶつけてしまった!胎児への影響は?対処法

妊娠初期、お腹に衝撃、ぶつけてしまった!胎児への影響は?対処法

 

妊娠初期。
赤ちゃんを授かった喜びと同時に、身体にも
心にも様々な変化が起こるこの時期は、胎児
の器官が作られる大切な時期でもあります。

 

そして、まだ、胎盤が完成されていない為、
胎児の状態が不安定で、妊娠中、一番
注意が必要な時期とも言われます。

 

そんな時期に、万が一、お腹に衝撃を
与えてしまったら・・・
とても不安になりますよね。

 

今日はもし、妊娠初期にお腹を
ぶつけてしまった場合の胎児への影響や
対処方法、注意点をご紹介します。

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妊娠初期にお腹をぶつけてしまったけど、大丈夫?

 

妊娠が判明したばかりは、日々の暮らし
の中、いろいろな事に気を付けるように
なりますよね。

 

ヒールは履かない、アルコールはとらない、
カフェインにも気を付ける・・・

 

そんな日々の中、もちろん、大切な
赤ちゃんがいるお腹に衝撃を与えないように
最大限、気を使いますよね。

 

でも。どんなに気を付けていても、
避けられない事態は起こりえます。

 

私も、妊娠が判明したばかりの時、
スーパーマーケットで買い物をしていたら、
店内を走り回っていた子供が激突してきた
事があります。

 

ちょうどお腹に頭がドカン。
妊娠判明直後、当然お腹もまったく
出ていなかったので、その子供のお母さんも
私が妊婦だとは気が付かず、頭をペコリと
下げた程度で立ち去ってしまいましたが、
私は顔面蒼白、頭が真っ白になっていました。

 

妊娠初期にお腹に衝撃・・・
とても心配ですよね。

 

でも、結論から言うと、赤ちゃんは大丈夫です。
なぜ大丈夫か、この後ご説明していきます。

 

 

妊娠初期のお腹の赤ちゃんの状態

 

胎盤が完成するまでの、妊娠4ヶ月までを
妊娠初期、と言います。

 

妊娠週数が進み、赤ちゃんが成長して
いくのに伴って、お母さんの子宮は
大きくなっていきます。

 

子宮の大きさは妊娠3ヶ月で握り
こぶし大、4ヶ月で新生児の頭くらいの
大きさになると言われています。

 

とはいえ、この時期の子宮はまだ
骨盤内におさまっています。

 

つまり、赤ちゃんがいる子宮は、
お母さんの皮下脂肪、そして、骨盤に
守られているのです。

 

更に、子宮の中は羊水で満たされていて、
赤ちゃんはその羊水の中に浮いている状態です。
水中では、衝撃は緩和されますよね。

 

つまり、お母さんがお腹に受けた衝撃と、
赤ちゃんが受けるその衝撃は全く違う
強さなのです。

 

スーパーマーケットで子供がお腹に
激突してきても、お腹の中の赤ちゃんは
それ程のダメージを受けない事がわかりますね。

 

 

ぶつけてしまった時どうする?

 

日常生活で起こるアクシデントで、少し
お腹をぶつけても、胎児にはまず影響は
ありません。

 

掃除をしていたら、テーブルの角にお腹を
ぶつけてしまった。

 

転んでお腹をぶつけてしまった。
誰かとぶつかった。上の子供がふざけて
飛びついてきた などなど。

 

この程度の衝撃であれば「基本」
お腹の赤ちゃんは大丈夫。
落ち着いて冷静に対処しましょう。

 

これまでの人生で感じたことのある、
日常的な「痛い」程度なら、痛みが治まる
までしばらく安静にしていましょう。
痛みが引いていくようなら、ひとまず安心。

 

同時にお腹の張り、出血がないかも
確認しましょう。

 

もし、ぶつけた後にお腹が張ったり、
痛みが引かない、もしくは痛みが増して
いく、また、出血があったりした場合は
必ず受診をしましょう。

 

お腹をぶつけたことが直接流産の原因に
なる事は稀ですが、全くないとは言い
切れません。

 

また、人ではなく、自転車やバイク等に
ぶつかる、といった、交通事故レベルの
場合は、お腹の張りや痛み、出血が
なくても、必ず受診してください。

 

 

基本的には大丈夫 ゆったり構えましょう

 

妊娠初期のお腹への衝撃。
お母さんにとっては、お腹はもちろん、
気持ち的にも衝撃ですよね。

 

でも、胎児にはそれほど影響しない
事がわかったと思います。

 

むしろ、ぶつけた事を気にしすぎて、
感じる「ストレス」のほうが、赤ちゃん
には影響してしまう事も。

 

「大丈夫」と信じて、ゆったり構える
事も大切です。

 

そして、もし、心配な場合は、お腹に
痛みや張り、また出血等の気になる症状が
なくても、受診、もしくは電話でも
よいので、病院にかかりましょう。

 

モヤモヤと思い悩むより、医師の判断を
仰ぐほうが安心できますよね。

 

受診して「大丈夫」と言ってもらえれば不安は
消えます。大切な命を育んでいるのですから、
「この程度で病院に行くなんて大げさ?」と
考える必要はなく、不安だったら受診する、
という心構えで生活しましょう。

 

 

予防しながら妊娠生活を楽しみましょう

 

妊娠初期、大丈夫とは言え、お腹への
衝撃は極力避けたいものです。

 

自分で予防できる事は予防していきましょう。
転ばないようにヒールは履かない。

 

ぶつかった時に痛そうな家具の角には
緩衝材をつける。そこまでする必要ない、
と思われるかもしれませんが、先々
赤ちゃんが誕生した時、危険予防で
必要になる事ですので、少し早めに対策して
おくのも良いかもしれません。

 

また、私の友人は妊娠中、人混みに
出かける時は、誰かがぶつかってきても
バッグがクッションになってくれる、
とショルダーバッグをお腹の前で
抱えていました。

 

また、妊娠判明と同時に、腹巻を
しておくのも有効です。たかが布一枚
ですが、多少なりとも衝撃吸収に効果
はあるはず。

 

また、腹巻で体を温める事で、子宮への
血流も良くなり、状態も良くなりますので、
赤ちゃんにとって居心地の良い安心安全な
場所を作ることにつながります。

 

自分でできる対策はしている、
という自覚があると、何か起きた時の
安心感が違ってきますよ。

 

多少の衝撃には動じない心と体で
妊婦生活を楽しみましょう。

 

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