妊娠初期の子宮収縮の原因や試して欲しい対処法
妊娠初期にお腹の張りや下腹部痛などの
違和感は子宮収縮のサイン。
流産の兆候？と、胎児に影響はないか
など不安になりますよね。
今回は、妊娠初期の子宮収縮の原因や
対処法についてご紹介します。
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妊娠初期の子宮収縮の原因
妊娠初期にお腹が張ったり、軽い下腹部痛
などの違和感を感じることがあります。
子宮の筋肉が縮むことでお腹が硬くなり、
この症状が子宮収縮です。
臨月を迎えると、子宮は出産の準備を
始め収縮することが増えます。
それがお腹の張りの原因です。
しかし、妊娠初期のお腹の張りの
原因は妊娠後期とは違ってきます。
まだ仕事を続けている人も多い妊娠初期。
体の疲れが原因で、子宮の筋肉が収縮する
ことがあります。その時にお腹の張りを
感じるのです。
胎児の成長で子宮も大きくなっていき
お腹が引っ張られるような感覚になります。
妊娠初期は体が大きく変化する時期なので、
急に成長する子宮のせいで、軽い下腹部痛を
感じることもあります。
妊娠初期の子宮収縮は流産に繋がる？
妊娠初期の子宮収縮は、成長中の赤ちゃんが
傷ついて稽留流産の原因になってしまいます。
稽留流産とは、妊娠７週前後に子宮内で
赤ちゃんが死亡してしまう流産のことです。
軽い下腹部痛程度ならあまり心配は
ありませんが、陣痛のような強い痛み
や出血が見られる場合は進行流産の
可能性があります。
進行流産とは、子宮収縮を開始して
流産が進行している状態です。
いつものお腹の張りや、痛みの強さが
違うといった場合は、すぐにかかりつけの
産院へ行きましょう。
軽い下腹部痛程度なら心配はいらないと
書きましたが、症状の大小に関わらず
お腹に違和感を感じた場合は、産院で
診てもらうと良いでしょう。
お腹の違和感が子宮収縮によるものなのか
どうかを見分ける方法があります。
下腹部に手を当てたときに、お腹が硬く
なっていたら子宮が収縮している証拠です。
子宮収縮が気になり産院で診てもらった
際に、ダグチル錠という子宮収縮を抑制する
お薬を処方してくれます。
このお薬は妊婦さんでも安全に飲めて、
切迫早産や切迫流産の予防としても使用
されます。
性行為は子宮収縮を引き起こす
子宮収縮を起こす原因として、最も多い
とされているのが妊娠初期の性行為です。
精子には陣痛促進剤と同じ成分が
含まれていることをご存知でしょうか。
陣痛促進剤とは、子宮収縮作用があります。
コンドームを着用せずに性行為を
行うと、中には出さなくとも子宮が
収縮してしまいます。
妊娠中に性行為は大丈夫なの？と思う方も
いるかもしれませんが、性行為が直接
流産などに繋がることはありません。
ただし、妊娠初期の性行為は控えた
ほうが良いと言われています。
私は、妊娠中でも主人と仲良し
していました。その時は必ず、
コンドームを着用していました。
着用せずにすると、下腹部が少しだけ
痛み、お腹が硬くなったりする恐れが
あります。
それは子宮が収縮している証拠です。
感染症などの危険性もあるので
コンドームの着用はするようにしましょう。
パパと相談しながらたまに仲良し
するのも夫婦のスキンシップでは
大切なことですよね。
夫婦生活は、体調やお腹の張りを
見ながら行うようにしましょう。
子宮収縮を抑える対処法
子宮収縮を抑える対処法があります。
・お腹を締め付けすぎない
・お腹を冷やさない
・ストレスを溜め込まない
・お通じを良くする
中でも、私が一番気を付けていた
ことは、お腹の冷えです。
体を冷やすと、お腹の張りを
誘発してしまう原因となります。
体が冷えてしまうと血流が悪くなり、
子宮が収縮してしまいます。
夏はエアコンの調節に気を付け、
冬には体が冷えてしまわないように
靴下の重ね履きなどをして
体温調節を行いましょう。
私のようにデスクワークをしている
妊婦さんは、ひざ掛けを使うのもおすすめです。
妊娠中は、今まで便秘に悩んだこと
のない人もホルモンのバランスによって
便秘になってしまうこともあります。
排便時にいきむことで子宮収縮の原因に
なってしまうことがあります。
食事に食物繊維を取り入れたり、水分を
多めにとるなどして解消しましょう。
お腹が張ってしまったときには
横になって安静することが第一です。
お腹が張った状態で動き続けるのは危険です。
自分が楽な体勢で、張りが治まるのを
待ちましょう。
子宮収縮を見逃さないで！
今回は妊娠所為の子宮収縮の原因、
その対処法をご紹介しました。
妊娠中は誰もが経験する子宮収縮。
人によってタイミングや頻度は違います。
これくらいなら大丈夫！と自己判断せずに、
心配になったときは産院に相談しましょう。
赤ちゃんを育てるための子宮が赤ちゃんと
一緒に成長し、出産の準備をしています。
大切な時期の妊娠初期。体に負担を
かけず、ゆっくり休みながら過ごして
くださいね。
