妊娠4ヶ月目の流産の可能性や注意してほしい4つのこと

妊娠4ヶ月目の流産の可能性や注意してほしい4つのこと

 

妊娠の期間は、前期・中期・後期と
3つに分かれており約10ヶ月間赤ちゃんを
お腹の中で育てていきます。

 

特に妊娠前期の期間は、とても
不安定な時期でもあるため流産しやすい
時期になります。

 

妊娠4ヶ月目にはいると、いわゆる
「安定期」と呼ばれる時期に近く
なりますので流産する確率はグッと減ります。

 

しかし、中には妊娠4ヶ月でも流産して
しまうことも・・・。

 

今回は、妊娠中期における流産の
可能性や生活上の注意点を紹介します。

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妊娠4ヶ月でも流産はする?

 

妊娠期間中は時期によって流産する確率は
異なりますが、妊娠4ヶ月以降でも残念ながら
「後期流産」といって妊娠が継続できなく
なってしまう場合はあります。

 

いわゆる流産の確率が低くなる安定期は、
徐々につわりもおちついて胎盤が完成する
時期の妊娠5ヶ月から7ヶ月の期間になります。

 

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妊娠4ヶ月以降の流産の原因は?

 

流産してしまうと、妊婦さんは自分の
生活習慣が何か悪かったのではないかと
責めてしまいがちですが、何が原因かどうかは
現在の医学ではハッキリとは分かりません。

 

胎児側の問題の場合は、染色体異常が
殆どですが母体側にも子宮の奇形や筋腫
など婦人科系の疾患があると場合によっては
流産しやすいものもあると言われています。

 

 

流産した時の体の変化は分かるのか?

 

流産してしまった場合は、出血の兆候が
あります。腹痛や大量御出血の場合は
母体側も緊急を要するため救急車を
呼ぶことが大切です。

 

また、微量の出血の場合や鮮血ではない
出血の場合など自分では判断がつかない
場合も同じく病院へ行くようにしたほうが
安心ですよ!

 

 

流産を予防するために注意してほしい4つのこと

 

・仕事の調整
出産しても仕事を続けていきたいと思って
いる方も多く、産休に入るギリギリまで働いて
いることも少なくありません。

 

特に妊娠初期は流産しやすいことも
考えると、安定期までは周りに妊娠したことは
伝えられず、体調が優れない時も無理して
働いてしまいがちです。

 

しかし、過度のストレスや重労働は胎児への
ストレスになってしまうこともあり、結果的に
流産のきっかけになることも考えられます。

 

そのため、仕事の調整を図るためにも仕事の
上司には早めの段階で妊娠をしたことを
告げておいた方が何かと安心です。

 

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・重労働は避ける
安定期の5ヶ月頃までは、赤ちゃんの臓器や
胎盤など妊娠に必要な成長をぐんぐんして
いきます。

 

普段何気なく持ち運びしている買い物なども
重い場合は、腹部に圧がかかってしまい
ますので、出来るだけパートナーや家族の方に
協力をお願いしてみましょう。

 

 

・体調が優れない時は休息
妊娠初期は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの
変化で体調が優れないと感じることも。

 

眠気や倦怠感、頭痛、気分不快など
「つわり」が酷い時は、少し横になって体を
休ませることが大切です。

 

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・体を冷やさない
赤ちゃんに栄養を送る役目の血液にとって
「冷え」は大敵で、血流の流れを悪くして
しまいます。

 

赤ちゃんの為にも、体や足元を温めて
血流をよくするように服装も注意して下さい。

 

妊娠を希望する前から、体を温めておくことで
赤ちゃんがお腹に居やすい環境を整えることが
できます。

 

 

流産を予防するために生活習慣を見直してみよう

 

安定期に入る前までは、「つわり」の影響もあり
体調が優れず、妊婦さんにとってとても
デリケートな時期でもあります。

 

妊娠4ヶ月と安定期間近でも、様々な要因で
流産してしまう場合があります。

 

流産の原因は、妊婦さん側の要因は少ない
ですが、妊娠を継続しやすい環境を整えるよう
生活習慣をもう一度見直すことが大切です。

 

妊娠中は、一人で家事や子育て、仕事を
全て完璧に行わず周りに協力を求めることも
時には必要ですよ!

 

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