妊娠初期のつわりの時にポテチは大丈夫？胎児への影響は？注意点

妊娠初期のつわり中にある食べ物にはまり、
そればっかり食べてしまう…
というのはよくある話

なのですが、フライドポテトや
ポテトチップスを好む妊婦さんは
とても多いのです。

私は普段のおやつにポテチは食べません。
お菓子だったらグミなんかが好物です。

でも、不思議。つわりの時期に夫が
食べていたポテチをダメ元で食べてみると…
おいしい！吐き気がない！これなら
食べられるーとびっくりした記憶があります。

つわり中にポテチなら食べられる、
むしろそればっかり食べちゃう！
というのはなぜなのでしょうか？

ポテチの材料はじゃがいも・油・塩です。
これに種類によっては調味料が足されています。
じゃがいもに含まれるビタミンB16という成分、
実はこれがつわりの症状を和らげることが
科学的に証明されています。

私はヨーロッパに住んでいるときに妊娠が
判明したのですが、つわりの薬（吐き気止め）
として渡されたものはじゃがいもの
すりおろしが主成分でした。

また、ポテチだけじゃなく、マッシュポテトも
食べやすかったです。
たくさんストックすることができ、気軽に
食べられるのがポテチのよいところですが、
通常サイズ（約60g）1袋で約350kcalもの
カロリーがあります。

ごはん軽く1膳が180kcalなので、倍くらいの
カロリーを摂取することになります。
これを毎日続けていると塩分も過剰摂取に
なりますし、肥満が心配…ということに
なるのは想像に難くないですよね？

つわりの時期というのはだいたい
妊娠初期から中期ですね。胎盤が完成する
安定期のころにはつわりが終わっている方が
多いようです。

胎盤が完成するまで赤ちゃんは、卵黄嚢と呼ばれる
自前のお弁当を持っているので、直接お母さんの
摂った食事が赤ちゃんの栄養になるわけでは
ありません。だから、何を食べても辛いつわりの
時期にやっと見つけた救世主がポテチなので
あれば、ちょっとの間の栄養の偏りには
目をつぶって食べてしまいましょう。

この時期に1番怖いのはお母さんが妊娠悪阻で
ダウンしてしまうことです。
つわり中は大した量食べられていないのですから、
食べられるものを食べて、しっかり水分を
摂り休めるときは休む！それでいいのです。

先ほど書いたとおり、ポテチには油が
使用されています。眠る直前に食べると
胃もたれの原因となり、吐きやすくなって
しまうのでご注意を。

ポテチに頼らざるをえない時期には
しょうがないのですが、つわりが
収まるにつれて食べられるものが
増えていくはずなので、他にも
食べられるものがないか探す努力は続けましょう。

通常の食事がとれるようになっても、
1日に何袋も食べていると妊娠中毒症
のリスクが高まります。

せめて半分にするか、ミニサイズにするなど、
食べ過ぎないように注意しましょう。

私もつわりがけっこう重く、ピークの時期には
家族にたくさん迷惑をかけました。

あまりに食べられず、痩せていくと
身体もだるく、なんだか頭も働かなく
なってきてしまうんですよね。

でも、ポテトフライやポテトチップスなら
食べられるとわかってからは買いに行くのが
面倒ではなくなったり、夫とシェアして
食べるのが楽しみになりました。

つわり中は水を飲むのでさえ辛い時期が
ありますよね。もし、ポテチが食べられるので
あればカロリーも摂れて、吐き気も
おさえてくれる強い味方です。

妊娠初期のつわり時期だけは栄養面は置いておき、
食べられるものを食べて乗り切りましょう！