妊娠中、マックのハンバーガーやポテトは大丈夫？カロリーや塩分は？

妊娠中は、赤ちゃんのために
健康でヘルシーな食生活を送りたい、
と思っている人は多いと思います。

けれど、
「元々ジャンクフードは食べなかったのに
妊娠してから無償に食べたくなった」
「つわり中、フライドポテトだけは
食べることができた」

等という話はよく聞きます。

妊娠中の味覚の変化や好みの変化は
不思議ですよね。

けれど、塩分もカロリーも高いジャンクフードは
好きなだけ食べてよいわけではありません。
しかし、ダメだと思いながら食べたり、
我慢していたらストレスがかかってしまいますよね。

マクドナルドのハンバーガーや
ポテトなどジャンクフードを
食べる時に気を付けることを
理解してストレスのない
食生活をしましょう。

妊娠中のマックのハンバーグ、ポテトは何がいけないの？

妊娠中のジャンクフードは
カロリーオーバー、塩分摂取オーバー
になる可能性があります。

さらにマックのハンバーガー、ポテトで
食事を済ませたり、
インスタントラーメンのみの
食事になると糖質の取りすぎや、
野菜摂取量が減るので栄養不足も
心配されます。

では、なぜ、塩分の取りすぎやカロリー、
糖質の取りすぎが良くないのでしょうか？

それは、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病に
繋がる危険があるからです。

お母さんが高血糖の状態が続くと、
胎児にも影響があり、
先天奇形や、羊水過多症、巨大児になる
等のリスクがあります。

妊娠糖尿病になりやすい
妊婦さんにはいくつかの特徴があります。

・家族に糖尿病の人がいる
・太りすぎている
・35歳以上の高齢出産
・過去に4000g以上の赤ちゃんを出産したことがある

遺伝による体質が原因の場合もありますが、
バランスのとれた食生活、無理のない運動を
心掛けることが大切です。

マクドナルドのハンバーガー、ポテトの塩分量、カロリーは？

妊娠中の1日の食塩の摂取の
目標表は7.0g未満です。

単純に3食で割ると1食あたり2.3gほどです。

では、マクドナルドのハンバーガー、
ポテトの塩分量を知っていますか？

一番シンプルなハンバーガーでも
食塩相当量は1.9gです。
フライドポテトMは1.1gです。
この2つを食べただけで、
塩分相当量は3gになります。

私はこれだけでは
お腹がいっぱいにならないので、
例えばこれにマックナゲット5ピース、
バーベキューソースをつけて
食べるとします。

チキンナゲット5ピースが1.3g
、バーベキューソースが0.4g、
全て合わせると塩分相当量は4.7gです。

これを昼食とすると、もう1日の
食塩摂取の半分以上を
摂ってしまうことになるのです。

カロリーに関しては、BMIや運動量で違いますが、
この食事での総カロリーは
980キロカロリーですので、
どんなに運動量が多い生活の人でも
1食で980キロカロリー摂取は
カロリーオーバーになります。

ジャンクフードを食べる時は工夫しよう！

ジャンクフードは控えるべきと
わかっていてもどうしても
食べたくなる時もあります。

せっかくの楽しい食事が
「これもダメ、あれもダメ」
だとストレスになってしまいます。

ジャンクフードを食べる時には
ひと工夫して食べるようにしましょう。

①自家製野菜ジュースやサラダ、果物を追加する。

②インスタントラーメンは野菜、卵を入れて食べる。

③1日トータルのカロリー、塩分を超えないよう、
他の2食をヘルシーな食事にする。

④スナック菓子を食べる時は普通サイズではなく、
小袋に入ったものを食べる。

⑤ごほうびとしてごくたまに食べる。

以上のように、栄養がある食材を添えたり、
1日トータルで食事のバランスを考えて
工夫して食べるようにしましょう。

妊娠中に食生活を見直そう！

妊娠中はつわりで食欲がなかったり、
逆に食欲が止まらなかったり、
一つのものをずっと食べ続けたりなど
普段は当たり前にしていた食生活が
がらっと変わってしまいます。

そんな時だからこそ、改めて
自分の食生活を見直してみましょう。

健康的な食生活を送ることは、
妊娠中だけでなく、これから大切な赤ちゃんを
育てていくうえでとても大切なことです。

たまにご褒美を与えながら、
健康的な食生活を送りましょう！

妊娠中、マックのハンバーガーやポテトは大丈夫？カロリーや塩分は？