妊娠中、辛いもの食べ過ぎは良くない3つの理由とメリットは?

妊娠中、辛いもの食べ過ぎは良くない3つの理由とメリットは?

 

妊娠すると食の好みが
変わることがありますよね。
今まで苦手だったものが、
急に食べたくなったり、
逆に大好物だったものが
全く食べられなくなったり…。
妊婦の身体はワガママです。

 

辛い物が無性に食べたくなる
ということもよくあることのようですね。
もともと辛い物が大好物という方も
いらっしゃると思いますが、
妊娠中に辛いものを食べても
大丈夫なのでしょうか?

 

今回は、妊娠中に辛いものを
食べ過ぎは良くない理由や
食べ過ぎなければよいメリットに
ついて紹介します。

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辛い食べ物といえば

 

妊娠中に食べたくなる辛い物。
雑誌のアンケートなどで上位に
入ってくるのは唐辛子や生姜などの
スパイスをたっぷり使った料理なのだそうです。

 

日本特有のからしやワサビは薬味として
少量使用するものなので、
そんなに食べすぎを心配する必要は
ないように思います。

 

今回は韓国料理のキムチや
インドやタイのカレーを代表とする
たっぷりの香辛料を使った
お料理を前提として特徴を見ていきましょう。

 

 

妊娠中、辛い食べ物の食べすぎがダメな3つの理由

 

妊娠中でも辛いものが食べたくなる時
はありますよね。食べ過ぎに気を付けて
ほしい3つの理由があります。

 

 

1.胃があれる
激辛料理を食べると口元や胃腸が
ヒリヒリすることがありますよね。
あれは香辛料が粘膜を刺激しているからです。

 

いつもだったら大丈夫な量でも、
妊娠中は敏感になっていることもあります。
いつもだったら大丈夫な量だからと過信せず、
適度な量を判断しましょう。

 

また、胃が荒れてしまうと
気持ち悪くてうまく寝つけないなど
弊害が起きるので、特に寝る直前の
辛い物は控えましょう。

 

 

2.下痢を引き起こす
辛い物を食べるとお腹を壊しやすい
という方は、香辛料をうまく消化できない
体質であることが考えられます。

 

また、辛い料理を食べると
水分が欲しくなりますよね。
ついつい、いつもより大量に
水を飲んでしまい便が緩くなること
があるので注意しましょう。

 

 

3.塩分&カロリーの過剰摂取に注意!
辛さに隠れてあまり気づかないかも
しれませんが、香辛料たっぷりの
料理には、同時に塩分もたくさん
入っています。

 

特にチゲなどは要注意!
ついついごはんも進んでしまうので
辛い料理自体が低カロリーであっても
食べすぎにつながることを
覚えておいてください。

 

 

妊娠中が辛い物を食べるとよいこともある?

 

妊娠中にも辛いものを食べると良いことも
実はあるのです。

 

・血行促進
唐辛子などに含まれるカプサイシンは
ダイエットに効果的な成分として
注目されていますね。

 

辛い物を食べると体が温まり
発汗作用があります。

 

血液の循環がスムーズになるので、
適量であれば冷えが気になる
妊婦さんにおすすめです。

 

・食欲増進
夏バテなど身体が弱っているときにでも、
なぜかカレーなら食べられる!
という人は私だけではないはず…。

 

人体は不思議なもので、辛みは
痛みと同じであると脳に判断されます。

 

身体はその原因なる物質を
早く排出しようとするため、
消化器系が活発に動くのだとか。

 

消化器がよく働くと食欲増進につながるので、
辛い物を食べると結果として食欲がわくのですね。

 

 

・便秘解消
デメリットとしても書きましたが、
辛い物をうまく消化できないことを
逆手にとると便秘解消に効果的です。

 

唐辛子に多く含まれる、
辛み成分のカプサイシンには
交感神経を刺激する働きがあり、
交感神経が刺激されると
腸の働きが活発になります。

 

特にキムチは発酵食品であり、
食物繊維も豊富なので
頑固な便秘の方には
ぜひ試していただきたい食品です。

 

 

妊娠中だからといって辛い物を諦める必要はナシ!

 

結論を言うと、辛い食べ物への耐性や
それがもたらす効果は人それぞれ。

 

また、妊娠中は食の好みや
体質が変わることもよくあります。

 

私は吐きづわりの時期でも、なぜか
辛ラーメンなら食べられて
大変お世話になりました。

 

摂りすぎはよくないとわかりつつも、
1日1回は真っ赤なスープの麺類やキムチに
頼りっきりの生活でした。

 

そのときの赤ちゃんはどうなったかというと?
妊娠の経過も順調で、健康そのもので
生まれてきましたので、食べすぎにさえ
注意すれば辛い物を食べても
問題ないと思われます。

 

ただし、産後の辛い物は要注意。
カプサイシンの成分が母乳の味に
影響を及ぼすとも言われているので、
母乳育児を希望される方は
頭の片隅にとどめておいてくださいね。

 

妊娠中でも辛い食べ物を諦める
必要はありません。

 

適量を見極めて上手に取り入れて
いけば妊婦さんの味方に
だってなってくれますよ。

 

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