陣痛で腰が痛い!!〜原因や腰痛から出産の経験談〜

陣痛で腰が痛い!!〜原因や腰痛から出産の経験談〜

 

陣痛の痛みは人さまざまですよね。
お腹が痛くなる人もいれば
腰が痛くなる人もいます。

 

どっちにしろ陣痛の痛みは
想像を絶するものです。

 

今回は陣痛で腰が痛くなった!
そんな腰痛をかかえながら
出産をしたときの経験談などお伝えします。

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前駆陣痛と本陣痛

 

陣痛には「前駆陣痛」と「本陣痛」
の2種類あります。
前駆陣痛は本陣痛が起きる前にある痛みで
本陣痛ほど痛みはありません。

 

痛みの感覚も不規則で
痛くなったなと思っていると
いつの間にか痛みが
なくなっていたりします。

 

臨月になるとお腹が張る事が増えますが
これも前駆陣痛の1つだと言われています。

 

私も前駆陣痛が少しだけありましたが
本当に”なんか痛いな”というぐらいの
痛みでしたし正期産の時期だったので
きっともうすぐなんだなー
と思っていました。

 

寝るときだけはお腹の大きさで
苦しさもあったのでそんなときに
お腹がキリキリ痛むと
なかなか寝れずきつかったです。

 

ですが体勢を変えることで
楽になったりしますよ。

 

前駆陣痛ではあまり腰痛になることは
ありません。

 

本陣痛を経験したあとは
前駆陣痛の痛みなどたいしたことないなと
感じる方も多いはずです。

 

その本陣痛について説明します。

 

本陣痛がくると出産は目前です。
本陣痛は不規則ではなく規則的に
激しい痛みがやってきます。

 

本陣痛は最初10分〜15分ぐらいの
感覚でやってきます。

 

子宮口が徐々に開くのとともに
感覚も短くなり最後には
1分〜2分ほどになります。

 

もともと生理痛がありキツイ方だと
意外と本陣痛の痛みに
強いこともあるそうです。

 

常に生理痛の痛みを経験していることで
生理痛の無い人よりは
慣れていることが理由です。

 

私はあまり生理痛が無いほうだったので
促進剤を打った後の陣痛は
死ぬかと思いました。

 

そして本陣痛が続きお腹の赤ちゃんが
骨盤を通り生まれることで腰が圧迫され
腰痛を引き起こしやすくなるのです。

 

 

陣痛の腰痛と普通の腰痛の違い

 

まず普通の腰痛ですが
普通といっても腰痛にも色々あります。

 

運動不足になっている人が
いきなり体を動かすと
筋肉が衰えていたり体も硬くなっているため
無理に動かしたことで腰を悪くします。

 

しかし普段から体を動かしていても
ちょっとした動作でいきなり
ぎっくり腰やヘルニアを引き起こします。

 

特にぎっくり腰は何気ない日常生活の中で
突然起こることもあります。

 

ヘルニアは椎間板に強い圧力がかかることで
体内の臓器が通常ある位置から
脱出してしまう状態です。

 

その他にもレントゲンでは原因が
特定できないものもあり
そのような場合の主な原因は
生活習慣、ストレスなど
精神的なものが影響しています。

 

陣痛からきた腰痛についてですが
陣痛はお腹が痛くなるものだと
考えている方が多いと思います。

 

ですが実際は陣痛が始まるということは
赤ちゃんが外へ出ようと
どんどん骨盤へ降りてきているので
骨盤へ負担がかかります。

 

今まではお腹の中だったので
お腹をかばい腰を痛めるときもある
といった感じでしたが
骨盤へ降りてくるとなると
負担が腰までやってきます。

 

そうすることで腰痛を引き起こし
さらにどんどん降りてくるので
骨盤が開いていき
腰へのダメージが大きくなります。

 

 

腰痛からの出産、経験談

 

私は実際、陣痛が始まり腰に痛みがきました。
先ほど書いたように生理痛はなかったのですが
たまに生理痛がある日もありました。

 

それと私はご飯を食べすぎても
たまに腰がいたくなることもあり
そんなときはお腹も痛いし
気分も悪いし貧血を起こすこともありました。

 

赤ちゃんがお腹にいることで
お腹の圧迫がありそれと
似たような状態になっていたので
余計に苦しくてきつかったのです。

 

陣痛ははじめ10分間隔だったのですが
それでも腰にキリキリと痛みが走り
じっとしていないとダメでした。

 

私の場合、微弱陣痛だったこともあり
なかなか子宮口も開かず
そのため少しでも病院内の階段を
歩くように言われたのですが
6時間経っても子宮口は3センチ
ほどしか開いておらず
その間少しだけ陣痛の痛さも
増してはいました。

 

陣痛の間隔もなかなか
短くならずにいましたが
そろそろ痛くなる!というのが
分かるようになりました。

 

7時間経ったくらいに促進剤を
打ったのですが
その効き目がものすごく
一気に間隔が短くなり腰痛も
今までのが痛いと思えないほど
とてつもない痛みが襲ってきました。

 

息を深く吸ってゆっくり吐いてと
言われましたが息を吸うのも
大変で力んでしまい
何度も力を入れないで!
と言われてしまいました。

 

間隔が1分ぐらいになったとき
意識が朦朧としていて
痛みがひいた?と思い
休憩しようと思ったときには
すぐ陣痛がやってくる、
その繰り返しでした。

 

促進剤を打ち3時間ぐらいした時に
やっと子宮口が全開になり
そのときに破水もありました。

 

そのときは骨盤に赤ちゃんが
はまっている状態なので
腰が砕け散るんじゃないかと
思うほどの痛みでした。

 

それから分娩台に行き1時間ぐらい
いきんでいました。

 

分娩台では力をいれて大丈夫だったので
今まで力を入れれなかった分
ふりしぼっていきんだので
私は陣痛よりも楽に思えました。

 

頭が出てからは早くて
何回かいきむと、ツルンと
出てきてくれました。

 

その瞬間に痛みから解放され
赤ちゃんが生まれてきてくれた
喜びでいっぱいでした。

 

初めての陣痛は想像をはるかに
超えていましたし
陣痛の間隔が短くなった頃には
早く生まれてー!と思っていました。

 

でも一緒に痛みを乗り越えてくれた
わが子を見ていると
とても幸せな気持ちになるので
これから初めて出産される方は特に
怖いかもしれませんが
それ以上の喜びがまっているので
ぜひ頑張ってほしいです。

 

 

陣痛による腰痛を乗り越えてこそ立派なママに

 

陣痛でなくとも体に痛みがあるのは
とても辛いことだと思います。

 

私は普通の腰痛をあまり
経験したことがないので
どちらのほうが痛い!とも
断言できませんが
陣痛で起きる腰痛は女性しか経験しない
とても大変なことです。

 

お腹が張って痛いだけじゃなく
骨盤がどんどん広げられ
その痛みとともに
ハンマーで殴られたような
腰の痛みがやってきます。

 

そのたびに助産師さんが
腰をさすってくれたり
指でピンポイントに腰を
押してくださり
少し楽になったりします。

 

陣痛は本当に命がけです。
男性の皆さんは命がけで
わが子を産む奥様を
全力でサポートしてくださいね。

 

そのサポートがあるのとないのでは
私たち女性も頑張れる気力が
全然違ってきますから。

 

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