妊娠初期に抱っこ紐して大丈夫?〜注意点や経験談〜

妊娠初期に抱っこ紐して大丈夫?〜注意点や経験談〜

 

二人目以降のご妊娠を経験されると、
妊娠中にも関わらず、上の子をおんぶや
抱っこをする機会があるかと思います。

 

そんな時には、お腹の赤ちゃんがとても
心配になりますよね?

 

今回はそんな
『妊娠初期に抱っこ紐して大丈夫なのか?』
という事や、注意点、経験談などを含めて
お話させて頂きます。

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妊娠初期は大事な時期

 

妊娠中は病気やケガでは無いので、
『普通に過ごすものだ!』と、

 

割と昔の方は、口を揃えて言いますが、
現代の女性は【子宮筋力】が弱いという方が
沢山いらっしゃいます。

 

ひと昔前までは、切迫早産で入院する方
などほとんどいらっしゃらなかったのに対して、
今では相当な人数の方が出産までに
様々なトラブルを抱えての出産となっています。

 

これは、昔の方に比べて、
運動不足という事も十分に考えられます。

 

農家で働く女性も減り、交通手段は
電車や車など、だんだんと動かなくなってきた
事によって、子宮だけでなく身体全体の
筋肉が衰えているのです。

 

妊娠時期は胎児をお腹に入れて
生活する訳ですから、出産まで
その重さに耐えて日々生活しなければ
ならないのです。

 

もちろん妊娠初期は胎児の重さも
ほとんど感じられませんが、
胎児の成長段階の中では非常に重要な
時期という事は確かなのです。

 

ですから、
【無理をしないで生活をする】
という事がとても大事になってきます。

 

 

妊娠初期は抱っこ紐よりもベビーカーの利用を心掛よう

 

妊娠初期に限らずに、ママの母体の
負担を軽減させる為にも、抱っこ紐よりも、
ベビーカーや、バギーカー等の利用を
心掛ける事です。

 

ちょっとした用事は上の子を抱っこして
出掛けた方が楽だったり、電車を利用する
時にベビーカー等ですと、エレベーターを
探す事に苦労したり、面倒だったりはします。

 

しかし、後々切迫早産や何かのトラブルに
なるぐらいであれば、そこはめんどくさがらず、

 

【お腹に一番負担がかからない行動】
をとる事が一番安心して過ごせる事に
繋がります。

 

又、母体の身体つきも様々ですから、
毎日上の子を、おんぶに抱っこの日々でも
赤ちゃんには何のトラブルも起きない方も
いらっしゃれば、

 

抱っこやおんぶが一つの引き金となり、
流産や、頸管長(子宮頸管)が短く
なったりする事が実際にありますので、
特に経産婦さんは何事にも慎重に
行動するべき事が増えてきます。

 

なかなか上のお子さんがいる時点で
既に休む暇も無い生活を送っている
事でしょうから、せめて安定期に入る
までは、抱っこ紐を封印させておく事が
望ましいと思います。

 

 

2人目の時の抱っこ紐の経験談

 

私の家庭は、上の子と下の子が
2歳違いで、二人目がお腹に入った
頃は、上の子はまだ1歳半もいっていない
月齢でした。

 

まだ言葉も上手く話せなかったので、
意思の疎通などは、ほとんど出来ずに、

 

『ママのお腹には赤ちゃんがいるんだよ』
なんて言っても全く分からない状態でした。

 

ですから全力で甘えたい時には
『抱っこ、抱っこ。』と言いますし、
スーパーに行ってあちこち騒ぎまわって
疲れれば、『抱っこ、抱っこ。』
の日々でした。

 

やはり私も車にわざわざベビーカーを積んで
いちいち買い物に行くのも面倒でしたし、

 

妊娠初期のつわり時期と重なっていた
事から一番楽な方法という事で、
抱っこ紐に頼っていた時がありました。

 

今思えばその影響もあってか、妊娠7ヶ月
頃には子宮頸管がかなり短くなっており、
切迫早産という事で、即入院という形に
なりました。

 

その時は
『なんで他のママは上の子を
抱っこやおんぶをしていたりしても
私のようにならなかったんだろう。』

 

等と、不思議で仕方が無かった事も
ありましたが、医師からの説明では、
元々子宮頸管が短めの方もいるという
事や、子宮の筋力の問題もある等という
説明を受けて納得しました。

 

なので、個人差がある事なので
一概にハッキリとは言い切れませんが、
万が一を備えて、お腹に赤ちゃんがいる間は、
無理なく過ごして頂きたいと感じました。

 

関連記事
子宮頚管が短いのはなぜ?短くならないための方法や過ごし方

 

抱っこ紐の他にも注意すべき事

 

抱っこ紐ももちろんそうなんですが、
上の子がまだ小さいうちに二人目を
妊娠されますと、上の子がヤンチャっ子
ですと大変です。

 

ママが寝ている時に、遠慮無く
お腹の上に乗ってきたり、蹴って
きたりする事があります。

 

特に戦隊ものが好きな男の子や、
ワンパクっ子は、どうにか構って欲しい
が為に、ママの身体のあらゆる部分に
飛び込んでくる事が良くありますから、

 

お昼寝などの時は、なるべくママは
仰向けに寝るのでは無く、横向きで
寝ている方が安心していられます。

 

又、クッション等で、お腹を守りながら
寝るのも大事です。

 

もちろん子供は悪気など無く、ママの
身体にダイブしてくるのですが、いくら口で
言っても分からない年齢の時期もあります
ので、その辺はママも上の子の性格を把握
しておき、危険な感じがするような子であれば、
ママも危険回避をしておく事が大事です。

 

 

念には念を!

 

妊娠初期に抱っこ紐を使用したからと
いって、誰もが流産してしまうという事は
無いのですが、そういったリスクを少しでも
避ける為にもお腹の小さな命を大切に
育てていきたいものですよね。

 

上のお子さんに抱っこをせがまれる事も
しばしばあると思いますが、ママが
しゃがんでハグをしてあげるだけでも
上のお子さんとのスキンシップにも十分
なりますので、上手に過ごしていきましょう。

 

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