妊娠初期の食べ物、栄養素〜流産予防や赤ちゃんに良い食べ物〜
妊娠初期とは、妊娠がわかってから、
妊娠5カ月目くらいまでのことを
指しています。
妊娠初期のころに、
細胞が盛んに分裂し、
臓器や体を形成していきます。
この頃お母さんが食べるものは
赤ちゃんの重要な栄養と
なりますので、何をお母さんが
食べるかは重要です。
今回はは妊娠初期の流産予防や
赤ちゃんの体の形成に必要な食べ物や栄養素
についてご紹介します。
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妊娠初期に必要な栄養素
妊娠初期には、赤ちゃんの
体が作られていきます。
良質のたんぱく質は
赤ちゃんの体を作るのに
とても重要です。
他にも、カルシウムや鉄分、
マグネシウムやカリウムなどの
ミネラル、ビタミン類、葉酸などを
バランスよく摂りましょう。
妊娠初期はつわりがあり、
なかなかバランスのとれた食事
が難しいかもしれません。
少量でもいいので、
バランスよく食べる
ことが大切です。
妊娠初期、赤ちゃんの体の形成に必要な食べ物
たんぱく質は、赤ちゃんの体を
作ります。お肉やお魚、豆腐、
卵などを、食べるようにしましょう。
赤身のお肉には、鉄分も
多く含まれていますので、
いいですよ。
妊娠初期は太りやすいので、
食べすぎないように注意してください。
赤ちゃんが丈夫な骨や
歯をつくるためには
カルシウムを重要です。
チーズや骨ごと食べられる
お魚、牛乳などを
食べるようにしましょう。
骨せんべいのような
魚を丸ごと干して、
味をつけたような
お菓子は、おすすめです。
マグネシウムは大豆製品や、
海藻類に多く含まれています。
納豆やひじきなどを
食べるようにしましょう。
『妊娠初期、流産を予防する食べ物』
妊娠初期の流産を予防するには、ビタミンEを
多く摂ることをおすすめします。
ビタミンEは血液を作り、
血行を促進します。
お腹の中の赤ちゃんは、
お母さんの血液を通して
体に栄養が送られるので、
血液の循環がよくなると
赤ちゃんはよく育ちます。
また、ビタミンEは
ホルモンバランスを
よくするので、
着床が安定し、
流産を防いでくれるのです。
ビタミンEは落花生やアーモンド、
モロヘイヤなどに多く含まれています。
妊娠初期におすすめなのはホウレン草!
妊娠初期にはホウレン草がおすすめです。
ホウレン草にはビタミンE、ビタミンCを
はじめ、鉄分や葉酸も多く含まれています。
ホウレン草は、おひたしにしたり、
野菜炒めにしたり、使い勝手が
よいので、妊娠しているときに
手軽にとることができます。
妊娠初期には葉酸を摂りましょう
葉酸は妊娠初期摂りたい栄養素です。
葉酸を妊娠初期に摂っておきたい
理由はがいくつかあります。
一つ目は、葉酸は子宮の膜を
分厚く、強くし、流産を
防いでくれます。
二つ目は、胎児の先天性の障害や
奇形を予防してくれる作用があります。
神経伝達障害を防いだり、
無脳症や二分脊椎の
発症リスクを下げたりします。
葉酸はレバーやうなぎに
多く含まれています。
なかなか食べ物から
摂りづらいというかたは、
妊婦用の葉酸サプリが
おすすめです。
サプリメントは手軽に
摂取できるうえに、
妊婦用には葉酸だけでなく、
ビタミンEや鉄分など、
必要な栄養素がバランスよく入っています。
なるべく食品から
摂るのが理想的ですが、
食品で補えない栄養素は
サプリメントを活用しましょう。
妊娠初期に避けたい食べ物
妊娠初期は太りやすいので、
揚げ物や甘いものなど、
カロリーの高いものは
避けましょう。
また、まぐろなど、
水銀が蓄積されがちな、
魚介類も避けるほうが無難でしょう。
有名なのはカフェインですね。
コーヒーや紅茶、緑茶などは
控えたほうがいいです。
といっても、コーヒーなら
ブラックで何杯も飲んでいる
方は要注意ですが、
カフェオレなどを1日に
数杯飲む程度なら問題はありません。
コーヒーより紅茶のほうが
意外にカフェインが多いので、
注意してください。
それと、栄養ドリンクなどにも
カフェインが含まれています。
成分を確認して、ノンカフェインのもの
にしましょう。
妊娠初期の食べ物はどれくらい気を付けるべきか
あまり神経質になりすぎるのも
よくありません。できる範囲で、
ストレスのたまらない程度に
気を付けていきましょう。
やはりなんといっても
妊婦さんがニコニコ、
元気で過ごすことが
お腹の中の赤ちゃんには
一番いいのです。
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