臨月、お腹が重い、苦しい時に楽にする方法と注意点

臨月、お腹が重い、苦しい時に楽にする方法と注意点

 

臨月になるといよいよお産が近づいてきた!
という感じがしますよね。赤ちゃんも大きくなり
お母さん自身の体重も増えやすくなるこの時期
身体にかかる負担はかなり大きくなります。

 

個人差はありますがお腹は風船のように
パンパンになり少し歩いただけでも張って
苦しくなってしまう人も。

 

私自身は張りやすい方ではありません
でしたがやはり出産予定日が近づいてくるに
つれて息苦しさやお腹の重たさの負担が
増加し「とにかく早く産んでしまいたい!」と
張りに耐えながら、ひたすら安産のための
散歩に励んだことを覚えています。

 

お腹の中の子を慈しみ会える日を
楽しみにして過ごしてきたマタニティライフ。

 

その最後が「お腹が重い!苦しい!」という
印象で終わってしまうことのないよう
苦しくなったときに楽にする方法について
ご紹介していきます!

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お腹が重く、苦しくなる理由

 

臨月のお腹の重さはもちろんお腹の中の赤ちゃんが
大きくなっている証拠。嬉しい重さですね。

 

妊娠後期になってくると感じられるようになる
「お腹の張り」ですがこれがお母さんの感じる
苦しさの要因となります。

 

お腹の張りには個人差がありますが臨月にも
なるとほとんどの妊婦さんが毎日のように張りを
感じるようになるのではないでしょうか。

 

この張りは子宮が収縮することによって起きます。
身体を動かしたりすることで子宮が収縮し、
それにともなってお腹が張ります。
ストレスや冷えなどもお腹の張りの原因に。

 

妊娠中は暑がりになる方が多いため冷房を
多用したり、薄着になりがちになったりしますが
身体が冷えてしまうとお腹が張り、苦しく
なりやすくなります。出産に対する不安など心理的
な要因でお腹が張ってしまうこともあるんですね。

 

また、子宮が大きくなることにより他の臓器が
圧迫されて息苦しさを感じるようになる方も
いらっしゃいますし出産に向けて体内の血液や
水分量が増加し心臓などに負担がかかりやすく
なることも息苦しさや動悸を引き起こす要因
となります。

 

このように様々な原因から臨月には、これまで
以上に胸やお腹の苦しさを感じるようになるのです。

 

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こんな場面では特に注意!

 

大きく重くなったお腹で注意したいのはバランスを
崩しやすくなること。特に階段は要注意です。

 

お腹の重さに引っ張られて転びやすくなるだけで
なく大きなお腹が視界を遮って足下がほとんど
見えない状態になります。

 

臨月に入ったら、転倒などのリスクが高まるだけ
でなくいつ出産が始まってもおかしくありません。

 

また、出かけた先でお腹が張って苦しくなった
ときに座ったり横になったりできないような
場所では十分な対策をとることができず
お母さんの身体にもお腹の赤ちゃんにも
負担がかかってしまう可能性があります。

 

万が一の時のことを考えて極力1人での
遠出はしないようにしましょう。できるだけ近場や
すぐに身体を休めることのできるような場所に
とどめて外出することをおすすめします!

 

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お腹が重く、苦しい時の対策は?

 

お腹が重い、苦しいと感じられた時に
最も有効なのは「安静にすること」です。

 

臨月になると、ちょっと家事をしただけでも
苦しくなってしまう可能性があります。

 

そんな時には座ったり、横になったりして
お腹の張りが緩和されるまで、ゆっくり
安静にしましょう。

 

お腹が苦しいときの対策として覚えておきたいのが
「シムスの体位」と呼ばれる体勢です。
19世紀に提唱された、古くから多くの妊婦さんを
助けてきた体勢なんですよ。

 

家など横になることのできる環境の場合は
苦しくなった際、このシムスの体位をとり
ゆっくりと呼吸をしてリラックスして過ごしましょう。

 

シムスの体位はまず身体の左側を下にして
横になります。そして下側になっている左足は
まっすぐ伸ばし上側になっている右足は足のつけ根
から足を曲げ膝も曲げた状態にします。

 

手は楽な位置に持ってくれば良いのですが
クッションや授乳枕、抱き枕などがある場合は
抱きかかえるようにするとさらに楽になります。

 

私もこの時期は抱き枕が手放せませんでした!
大きいぬいぐるみなどでも代用できますよ。

 

このシムスの体位はお腹が張って苦しい時
だけでなく夜にお腹が大きくて寝苦しい時にも
身体を楽な状態にしてくれるのでぜひ
覚えておきましょう!

 

横になることのできない状況の時は座って
身体を休めます。もし座ることすらできない
場所にいる場合はゆっくりと深呼吸をしましょう。

 

とにかく慌てず、落ち着いて、安静に。
徐々に楽になってくるのでそれまでは
できるだけゆったりと過ごしましょう。

 

 

いつもと様子が違うな?と思った時は?

 

多少の苦しさは臨月にはつきものですが
苦しいだけでなく、明らかに強い痛みがある。
これまでにないくらいお腹が張っているという
場合は迷わず出産予定の病院に連絡を
いれるようにしましょう。

 

「こんなことで病院に連絡してもいいの?」
「病院にかけこんだのに、結局なんとも
なかったら恥ずかしい!」と、ためらわれる方も
いらっしゃるかもしれませんが何かあってから
後悔しても遅いのです。

 

場合によっては、子宮口が開き始めている
というようなケースもありますので迷ったら
ひとまず病院に相談してみるようにしましょう。

 

 

 

お腹が重い!苦しい! 焦らず落ち着いて

 

出産の近づく臨月になると重さや苦しさはかなりの
ものになります。でもそれは、お腹の中に我が子を
宿しているその時にしか感じられないもの。

 

苦しくなったら、とにかく落ち着いて安静に。
無理せずに身体を休めながら行動することが
大切です。

 

産後は自由がきかなくなるので今のうちに
あれこれやっておきたい!という気持ちになるかも
しれませんが臨月に入ったら、自分の身体と
赤ちゃんのことを最優先に考えてくださいね。

 

上手に重さや苦しさに対処しながら残り少ない
マタニティーライフを存分に楽しみましょう!

 

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