臨月、お腹の大きさや胎児の大きさは比例する?平均や経験談
臨月になるとより一層
大きくなる妊婦さんのお腹。
でも同じ妊娠週数でも、
お母さんたちのお腹の大きさは
かなりバラバラ。
どーんと張り出した、
まるでスイカが入っているかのような
お腹のお母さんもいれば
臨月なのにこんな大きさで大丈夫?
と不安になるくらい、控えめな
大きさのお母さんもいます。
大きなお腹にいる赤ちゃんは大きく、
小さいお腹にいる赤ちゃんは小さい。
そう考えると、うちの子は大きすぎ!?
こんなに小さいなんて、
ちゃんと成長しているのかしら?
と不安になってしまうかもしれません。
今回はそんな、臨月のお腹の大きさと
胎児の大きさの平均や関係について
私や周囲のお母さんたちの
体験談も含めてご紹介していきます!
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臨月、胎児の大きさは平均的にどれくらい?
臨月に入ると、一層大きくなる
お腹の中の赤ちゃん。
妊娠10ヶ月に入った時点での
平均は身長45センチ
体重2400グラムほど。
出生時の平均身長は50センチ、
体重3000グラムですので
臨月の1ヶ月だけでも大きく
お腹の中で成長します。
それだけの大きさの赤ちゃんが
中にいるのですから
お母さんのお腹があれほどまでに
大きくなるのも納得ですね!
お腹の大きさと胎児の大きさ
しかし、なかには臨月になっても
それほどお腹が大きく
目立たないお母さんもいます。
お母さんお腹が目立たないということは、
お腹の赤ちゃんが小さい
ということなのでしょうか。
結論から言えば、
お腹の大きさと胎児の大きさは
必ずしも比例するものではありません!
ですから、あまりお腹が大きく
ならなくても心配しないでくださいね。
もちろん、赤ちゃんのサイズが
大きいお母さんの方が
お腹は大きくなるという面もありますが
お腹の大きさ=赤ちゃんの
大きさではありません。
あまりお腹の目立ってこないお母さんは
「もう臨月なの?!見えないね〜」
などと周囲に言われて、傷ついたり
不安になってしまうことも
あるかと思います。
生まれてくる子供たちのに
個性があるようにお腹がどれだけ
大きくなるかだって人それぞれ。
個性があるのです。
気にする必要はありませんよ!
お腹の大きさに差が出る理由
では、妊婦さんのお腹の大きさに
差が出るのは胎児の大きさ以外に
どのようなものが関係しているのでしょうか。
まずは羊水の量が関係しています。
赤ちゃんを包んでいる羊水の量には
個人差があります。
赤ちゃんが小さめでも羊水が多ければ
お腹はその分大きくなりますし、
赤ちゃんが大きくても羊水が
少なければお腹はそれほど大きくなりません。
また、骨盤の大きさや広さによっても
お腹の大きさは変わります。
骨盤が大きい=お腹も大きくなる、
と思われがちですが骨盤が小さいほうが、
赤ちゃんが骨盤に入り込みにくくなるため
お腹が出るような形になるのだそう。
赤ちゃんの体勢によって、
胎児の大きさ以上にお腹が
大きき見えてしまうことも。
これは実際私の友人が体験したことですが、
臨月の時に会った際に、
まるで双子でも妊娠しているかのように
お腹が突き出たような形をしていました。
もともと友人が小柄なので、
お腹が目立ちやすいという
点もありましたが
それにしても大きなお腹だったので
ビックリしてしまいました。
理由を尋ねたところ、
赤ちゃんの頭がお母さんの
おへその方に向いてしまい
お腹をぐいっと引き伸ばすような
体勢になってしまっているとのことでした。
無事自然分娩で出産できたそうですが、
やはり赤ちゃんの向きがよくなかったために
お腹の上から助産師産に
グイグイ赤ちゃんを押されて
大変な出産になったそう。
お腹の皮も引き伸ばされてしまったので、
産後はお腹周りの皮が垂れるように
余ってしまって
こちらも苦労したようです。
お腹が大きくなってしまうと、
そういった問題もあるんですね。
私自身は2度の出産共に
お腹のサイズはそれほど
大きすぎず小さすぎずと
いったものでしたが
出生体重は2人ともほぼ同じ
だったのにも関わらず、2回目の
出産の時のほうが
お腹は大きくなっていたように思います。
2回目以降の出産の方が、
お腹の皮膚が伸びやすい状態なので、
お腹が大きくなりやすいという
点もあるようです。
このように、お腹の大きさは
胎児の大きさ以外にも
様々な要因が関係しています。
お母さんの体重の増えすぎで、
脂肪が増えてお腹が大きく
なってしまっているのでは
出産に影響が出てしまう可能性がありますが
お母さんの体重が増加の許容範囲内で、
エコーで見た赤ちゃんの大きさに
問題がなければお腹がどんな
大きさでも気にする必要はありません。
胎児の大きさはエコーでの測定を参考に
お腹の大きさは人それぞれですので、
お腹を見て胎児の大きさを
判断することはできません。
胎児の大きさは、毎回の検診で
エコー検査で測定してもらって判断します。
しかし、このエコー検査でも
数値もあくまでも目安です。
最近はかなり機器の精度が
上がってきているので誤差も
少ないようですがどうしても
ズレは生じてしまうもの。
私は臨月に入った時点でエコーで
測定したもらった際にすでに
3000グラム近くあり
予定日まで待っていたら
4000グラムを越えて
自然分娩が難しくなるかも、
と言われていました。
私自身の身長があまり大きくないため、
赤ちゃんが大きくなる前に
誘発分娩をした方がいいかもと言われ
予定日の1週間ほど前に誘発の
スケジュールを組みました。
実際には誘発予定日の前日に陣痛が来て、
そのまま自然分娩で出産となったのですが
生まれてきた我が子は
3100グラムのいたって標準サイズ。
危惧されていたような
ビックベビーではなく、
拍子抜けしたことを覚えています。
私のようなパターンもありますので、
エコーでの測定も絶対ではありません。
あくまでも目安ですので、
数値だけを見て気にしすぎ
ないようにしましょう!
お腹の大きさと胎児の大きさは比例しない!
このように、お腹の大きさと
胎児の大きさは関係する面はあっても
必ずしも比例するものではありません。
臨月のお母さんたちは出産が
近づいてきているので、
かなりナイーブになっています。
お腹の見た目であれこれ言われることに
過敏になる時期ですので
お母さんたちは何を言われても
気にしすぎないこと、そして
周囲のみなさんは見た目だけで
意見を言ってしまわないように
気をつけたいですね。
お腹がどんな大きさでも問題はありませんが、
体重が増えすぎてお腹が
大きくなってしまうことだけは
くれぐれも注意しましょう!
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