妊婦さん、階段で気を付けてほしいこと、転んでしまった経験談
妊娠中は、普段なら気にもかけないことが
とても重要なことになったりしますよね。
食べ物の添加物が気になったり
自転車に乗れないから移動手段を
考えたりお腹が大きくなるとスーパーの
下の方の棚から物を取るのも、よっこいしょ・・・
日常生活のいろんなところに
「妊婦さんが気をつけた方がいいこと」
がたくさん出てきます。
私が実際に困ったのは、階段でした。
電車通勤をしていたので
駅にはどうしても階段があります。
なるべくエスカレーターやエレベーターを
探しますが目の前でエレベーターが
閉まったりすると電車が来ちゃうから
階段で行こう、なんてことも
数え切れないほどありました。
でも階段には危険もあります。
ここでは何点か注意点をあげたいと思います。
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階段の昇り降りで動悸?
妊娠中、階段を使っていけない
ということはありません。
駅やマンションでエレベーターが
ないときはどうしても階段を
使わないといけないですよね。
妊娠中は少しの運動でも動悸や息切れを
してしまうものです。
また、妊娠初期はつわりの症状で
気持ちが悪かったり貧血のような
めまいがすることもあります。
階段を使う際は手すりを持って
慎重に昇り降りするようにしましょう。
私はゆっくり階段を登りたかったので
早くからマタニティマークを
カバンにつけていました。
マタニティマークを毛嫌いする声も
耳にはしますが自分とお腹の
赤ちゃんのために周りに知らせることも
大切だと思っていたからです。
お腹が大きくなってから
妊娠中期に入るとお腹がだんだん
大きくなって足元が見えにくくなって
来て転倒の危険が出て来ます。
また、私の場合はお腹が大きくなることで
恥骨や股関節に痛みが出ることもありました。
痛みについては、骨盤サポートベルトで
対応していました。
お腹が大きくなって運動量も落ちていますので
今まで階段をよく使っていた方も前ほど
筋力はなくなっていると思います。
妊娠初期からと同様階段を使うときは
手すりを使うようにしましょう。
転んだらどうなる?
私が転んだのは引っ越ししてまもなく
新居の階段ででした。
37週3日目のことでした。
転んだのは3〜4段程度でしたが
尻もちをつくような形で転びました。
昨日検診を受けたばかりで順調と
言われていたし転んだ後も
胎動を感じていました。
お腹の痛みもないので様子を見ていましたが
1時間後にトイレに行った際
少量の出血がありました。
病院に連絡すると、診察しないと大丈夫か
どうかはわからないので受診するようにと言われ、
義母の運転ですぐに病院へ向かいました。
この時、大丈夫だよねと泣きたい気持ちをこらえて
胎動をカウントしていたのを今でも覚えています。
病院ではすぐに内診と
エコー検査をしてもらいました。
診察時は出血はなく、さっきの出血は
前日の内診の影響だろうと言われました。
エコーも問題なく、心配なら一晩入院して
経過観察してもいいと言われましたが
自宅に帰りました。
私の場合は何事もなく良かったですが
転び方などによっては切迫早産などの
危険も出てくることも考えられます。
慣れない場所での階段は、
本当に注意が必要です。
臨月になったら
階段は注意が必要とはいえ臨月にもなると
今度は階段の昇り降りが子宮口や
産道を開くのに効果があると言われています。
他にも、雑巾掛けをすると良い、なんて
昔からよく言われていますね。
これは運動をすることで骨盤と筋肉が
緩むことに繋がり子宮口が開いてくることや
陣痛の促進にいいとされているからのようです。
ただし、やりすぎは疲労になりますし
もちろん転倒の危険性もあります。
早く赤ちゃんに会いたい気持ちをこらえ
無理のない範囲で運動しましょう。
ちなみに私はあまり運動してなかったせいか
子宮口の開きが遅く本陣痛から出産まで
だいぶ時間がかかりました。
安産のために、自分にできることを
するのはとてもいいことだと思います。
階段は手すりを使って慎重に
妊婦さんとはいえ、日常生活に
欠かせないことはたくさんあります。
スーパーで重い荷物を持ったり
運転しなきゃいけなかったり
階段を使ったり・・・
自分の体調をしっかり把握して
無理のない行動をしましょう。
階段では手すりを使うのはもちろんですが
旦那さんの手を借りながら
赤ちゃんの話をする、なんていうのも
いいかもしれませんね。
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