妊娠後期の痔の原因や治し方〜安心して使える市販薬〜

妊娠後期の痔の原因や治し方〜安心して使える市販薬〜

 

妊娠後期になると、お腹も大きくなり
もうすぐ会える赤ちゃんに
期待が膨らみますよね。

 

でも大きくなったお腹のせいで
思い通りに動けなかったり
頻尿、便秘に悩まされたり…

 

産後、痔に悩まされる
ママさんもいますが、
妊娠中から痔になってしまう
ママさんもいます。

 

今回は、そんな人には聞きにくい
妊娠後期の痔の原因や治し方についてのお話です。
妊娠中でも使える市販薬も紹介します。

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妊娠後期の痔の原因

 

妊娠後期の痔の原因はいくつかあります。

 

・子宮が大きくなるため
・運動不足のため
・便秘のため

 

この中で、一番多い原因が『便秘』です。
もともと女性は便秘になりやすいのですが、
子宮が大きくなったことによる腸への圧迫、
ホルモンバランスの変化が影響して
余計に便秘になりやすいのです。

 

上の二つは、直腸周辺の血行不良が
原因で引きおこるものです。
子宮が大きくなるのは赤ちゃんが
成長しているということなので、
とめることは出来ませんので
対処しようがありません。

 

しかし、運動不足や便秘は
改善の余地があります。

 

関連記事
妊娠後期、便秘の原因、解消法は?薬の使用について

 

 

便秘にならないためには

 

 

1.水分を多くとる
水分が不足していると便が固くなってしまい、
ますます出にくくなってしまいます。
便秘解消以外でも、妊娠中は、
多めに水分をとることが望ましいです。

 

妊娠すると基礎体温が上がり
汗をかきやすくなります。

 

また、羊水に水分が必要になったり、
血液を赤ちゃんへ送る届けるために
1日2L程度の水分を摂る
必要があるといいます。
(妊娠していないときは1〜1,5L程度)

 

水分を摂る際は、お腹を
冷やさないように常温か
ぬるめのお水がおすすめです。

 

また、朝起きてすぐのコップ1杯の
お水は、腸に届きやすいので
とても効果的です。

 

 

2.食べ物に気を付けてみる
食物繊維、乳酸菌を摂ることを
意識してみてはいかがしょうか。
他にも、オリゴ糖もおススメです。

 

私が便秘のときによく
食べていたのは、ヨーグルトに
オリゴ糖を混ぜたものでした。

 

体重も気にしていたので、
ヨーグルトは無糖のものを選んでいました。
バナナを混ぜて食べたりもしていました。

 

そのおかげか、3日以上便秘には
ならなかったです
(妊娠前は平気で5日出ないこともありました)。

 

 

3.適度な運動を心掛ける
運動不足になると、血液循環が
悪くなってしまいます。
そうなると、大腸の活動も弱まってしまいます。
そこでおすすめなのが、散歩です。

 

外に出ることによって、
気分転換にもなります。
自分のペースで運動でき、
出産時の体力作りや体重管理など
様々な効果をもたらしてくれます。

 

赤ちゃんが産まれたら、
一緒にお散歩したいな…
なんて考えながら歩くのも
いいかもしれませんね。

 

 

4.体を温める
体を温めることによって、
血液循環がよくなります。

 

その結果、腸の運動も活発になり
便通も改善されます。
シャワーだけではなく、
なるべく湯船につかり
家でも裸足ではなく靴下を
履くなどして、冷えにくい体を作りましょう。
飲み物も、常温やぬるめのものがオススメです。

 

 

痔になってしまったら

 

痔に気づくのは、おそらく
排便時や排便後かと思います。
私も妊娠中に痔だったのですが、
排便後に拭いた際真っ赤な鮮血が
ついており、不正出血!?
と驚いてしまいました。

 

最初はどこの血なのか分からず、
意識して拭いてみたらお尻からでした。
排便のときにピリッとした
痛みがあったので、おそらく
切れて出血したのだと思います。

 

病院へは恥ずかしくて
行くことが出来ませんでした。
排便のたびに出血していたので、
とにかく便秘解消とお尻を
刺激せず清潔に保つようにしました。
その甲斐あってか、出血は治まり
排便時の痛みもなくなりました。

 

便秘解消は先ほどお話しした通りですが、
お尻を刺激せず清潔に保つと
は具体的にどんなことをしたかと
言いますと排便後、
ウォシュレットをする際に
水の勢いは弱めにしました。

 

また、トイレットペーパーで
ごしごし強く拭くことも避け、
とんとんと押し拭きにしました。

 

ペーパーも保湿性の高い、柔らかい
素材に変えました。
お風呂の際もごしごしこすり
洗いではなく、泡で優しく洗いました。

 

食事も、刺激物を食べないように
気を付けました。

 

私の場合、自力で痔を改善
出来ましたが、
症状等に少しでも不安に
感じることがあるならば
かかりつけの産婦人科に
相談したほうがいいと思います。

 

 

市販薬は使えるの?

 

妊娠中の自己判断での使用は、
あまりおすすめできません。
どうしても使用する場合は、
必ず薬剤師や医師に相談する
ようにしてください。

 

妊娠中でも安心して使用できる市販薬は

 

・ボラギノールM軟膏
・プリザクールジェル

 

です。上記の2つはステロイド成分が入って
いないので安心してお使い頂けます。

 

また症状にもよりますが、切れ痔・いぼ痔に
オロナインが効くともいわれています。
オロナインは痔用の薬ではなく、
皮膚用殺菌作用の薬です。
ステロイド成分も入っていないので、
気軽に使用できます。

 

 

水分と適度な運動で痔を予防

 

お腹も大きくなり、もうすぐ
赤ちゃんに会える妊娠後期。
お尻に『痔』という名の爆弾を
抱えながらの出産は怖いですよね…

 

なってしまっても、しっかりと
ケアをしてあげれば改善します。
悪化しないように、
また、痔にならないように
水分をしっかり摂り、
適度な運動を心掛けたいですね。

 

痔の予防になるだけでなく、
赤ちゃんとお母さんのためにもなります。

 

あと少しの妊婦生活、あまり
気にし過ぎず楽しく生活しましょう。

 

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