妊娠中期〜後期に痔になってしまった経験談〜4つ反省点と改善策〜

妊娠中期〜後期に痔になってしまった経験談〜4つ反省点と改善策〜

 

体調の変化への戸惑いや、終わりの見えないつわりなど、
心配事が多い妊娠初期を過ぎると、妊娠中期〜妊娠後期に入ります。
いわゆる「安定期」ですね。

 

安定期と聞くと、ただただハッピーな気がしますが、
意外にもこの頃から気を付けるべき
妊娠中のマイナートラブルもたくさんあるんです。

 

そのなかでも多くの人が経験するのが「痔」の悩みです。
今回はそんな、あまり人には聞けない
痔の原因や改善策を妊娠中に
痔の日帰り手術まで経験した私が
ご紹介したいと思います。

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なぜ妊娠中期〜妊娠後期に痔になりやすいのか

 

まず妊娠初期を過ぎ、妊娠中期〜後期
にかけて見た目で大きく変わるところがあります。
それはお腹の大きさです。

 

妊娠4ヶ月ごろまではいつもより
ちょっとふっくらしているかな〜
くらいだったお腹が妊娠6、7ヶ月ごろになると、
洋服を着ていても「妊婦さん」と
わかるほどのお腹に育ってきます。
そうすると、大きくなった子宮は腸を圧迫し、
下半身全体の血流も悪くさせてしまいます。

 

勘のいい方はお気づきですよね?
そう、こうなると女性の大敵である
便秘を避けて通ることはなかなかできません。

 

 

一般的に痔になる原因は

 

痔になる原因は様々ありますが特に多い理由として

 

・刺激物やアルコールの過剰摂取 (排泄物の刺激で肛門付近が荒れる)
・便秘で長時間いきむこと (肛門付近の血流を圧迫してしまう)
・座りっぱなしのお仕事や、体の冷え (血流が悪くなる)

 

などといわれています。
つまり、下半身の血流が悪く便秘になりやすい
妊娠中期の体は、知らず知らずのうちに
いつもより痔になりやすい状態に
なってしまっているのです。

 

 

私の「痔」経験談

 

私が痔になったのは、妊娠中期〜妊娠後期
にかけてでした。
その頃、夫婦で住んでいた家よりも
実家のほうが職場に近かったため、
数週間帰省して通勤していました。

 

そんなある日、朝起きると肛門付近に違和感がありました。
「なんだか気持ち悪いけどすぐ治るだろう。」と、
気にしないようにして仕事に行きましたが、
どんどんお尻が痛くなり、退社するころには
すり足でしか歩けない状態にまで痛くなっていました。

 

お風呂でお尻を温めたり、腫れ上がっている
部分を押し込もうとしたりしても全く改善されず、
痛みと疲れで気を失うまで眠ることも出来ませんでした。

 

実家に帰省していたので通っていた
産婦人科に行くことはできず、
次の日実家から一番近い肛門科のある病院に向かいました。

 

「あぁ…可哀想に…」と医師に呟かれた
その大きな痛みの原因は、いぼ痔でも
切れ痔でもなく「血栓性外痔核」という
肛門の外側に血豆ができて腫れあがるという痔の仲間でした。

 

この痔の特徴は、とにかく痛いこと、
そして痛みに耐え続ければ
自然に血栓が体に吸収されていくことです。
つまり、ほってといたらなおるということですね。

 

そう聞くと、なんだか軽い痔のような気もしますが、
先ほどお話ししたように妊娠中の
体は自分が思っているよりも血流が悪いので、
治りも遅いのです。そうしたことも考慮して
医師と相談した結果、というより
もう痛すぎてどうにかしたいと泣きついた結果、
血栓を取り除く日帰り手術をすることになりました。

 

痛みと怖さで脂汗をかきつづけた
手術は15分ほどですんなり終了し、
大きな血豆がなくなるとそれまでの
激痛が嘘のようになくなりました。

 

もちろん体の一部を切ってはいるので
その分の痛みは多少ありますが、
担当してくれた医師ができるだけ
小さい傷になるように処置してくれたことと、
妊娠中でも飲める痛み止めの薬を
処方してくれたことでかなり楽に過ごせたことを覚えています。

 

どれだけ痛くても手術はいや!という方や、
自然に治るならそのまま我慢!
という方ももちろんいらっしゃるかとは思いますが、
私は手術をしてその日から椅子に座ったり、
眠ることができて良かったと思っています。

 

 

私の反省

 

さて、私の経験談は以上ですが、
なぜ痔に、しかもこんなに急になってしまったのか…
気になりますよね。

 

正直、私も当時の自分が健康に悪いことを
している自覚はなかったのですが、
よくよく生活を見直してみると反省ポイントがありましたので、
皆さんもご自身に当てはまるところがないか
チェックしながらご覧ください。

 

・自分が便秘だと気づいておらず、便秘対策をしていなかった
・スッキリするからと、気分の悪い時に冷たいものを好んで摂取し体を冷やしていた
・そんなにお腹がでていないのでマタニティ下着はまだ揃えていなかった
・冬の妊娠初期の間は腹巻きをしていたのに春になって気が緩んでいた

 

 

自分の体とお腹の赤ちゃんを大切に
しているつもりでしたが、吐きそうで気分が
悪いときには冷たいものを飲んでいたり、
締め付けが苦しいと腹巻を巻かなかったり、
お腹を冷えから守るためのマタニティ下着を
買い揃えることを先延ばしにしていたりと、
とにかく体が冷えることばかりしていたことに気づきました。

 

 

「冷えは女の敵」という言葉があるように、
妊娠中に限らず体を冷やすことが良くないことで
あるのは知られていますが、つわりなどでしんどい時には
そういうことも意識ができなくなったりします。

 

痔の手術が終わり、冷静に自分の生活を振り返ったとき、
これはお腹の赤ちゃんからのSOSだったのかも
しれないと感じました。お腹の中はすごく寒かったのだろうな、
と思うと申し訳ない気持ちになりましたが
「このままじゃ元気に育てないよ!」と私に
教えてくれたことに感謝して、生活習慣の改善に取り組みました。

 

 

痔になりにくい生活習慣や改善策

 

まず、痔になりにくい体づくりです。
先ほど、主な痔の原因をご紹介しましたが、
どれも肛門に負担をかけることが原因になっていたことに気づきましたか?

 

自分の中ではいきみすぎている気はなくても、
いきむ姿勢や強さ、適度な時間はあまり
教えてもらうことがないので正解がわかりませんよね。

 

ちなみにトイレで頑張る時間は
10分程度で切り上げるほうが良いとされています。
出ないときは諦める!ということも大切ですよ。

 

そして、洋式トイレでは前かがみで
いきむのが正しい姿勢だそうです。
姿勢正しく座ることが正しいような気がしますが、
その姿勢では直腸(排便するところ)が
まっすぐにならず前かがみになった場合に
比べて4倍の力が肛門にかかるそうです。

 

妊娠中は大きなお腹が邪魔してできないか
と思いますが、出産後には前かがみで
排便することを意識すると産後の痔が
長引かずに済みますよ!

 

実際私も、出産のいきみでこれまた
大きな痔を作ってしまい長引いていたのですが、
排便の姿勢を変えてかなり改善されました。

 

次は食生活の改善です。
妊娠中私が医師におすすめされて実践していたのは、
毎朝食べていたヨーグルトを夜に食べることです。

 

体というのは、朝は排泄・夜は吸収という
リズムがあるそうです。なので、夜ヨーグルトを
食べてしっかりと腸内に善玉菌を吸収させると、
朝の排泄がスムーズになるのです。

 

朝食や朝に水分をしっかり取るというのも、
腸が働くスイッチが入るのでオススメですよ。

 

その他にも、たくさん歩くことや、ストレッチ、
マタニティヨガなんかでも便秘解消の効果が
期待できますので是非取り入れてみてください。

 

 

お尻がズキズキ痛むと他のことが手に
つかないくらい辛いものですよね。
せっかくの貴重なマタニティライフを痛みや
憂鬱な気持ちで邪魔されないためにも、
体調管理に気を付けてたくさん素敵な思い出を作ってくださいね!

 

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