妊娠後期、背中の痛みの原因や助産師さんに教わった解消法
妊娠後期になり、お腹が大きくなってくると
「背中の痛み」を感じる妊婦さんも
いらっしゃるのではないでしょうか？
今回はそんな背中の痛みが起こる原因と
つらい痛みを少しでも緩和するための
解消法をご紹介したいと思います。
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妊娠後期の背中の痛みの原因は？
妊娠後期になると、お腹が大きくなり
その大きなお腹を支えようとお母さんの
姿勢は無意識に腰が反った状態になります。
すると、背中に負担がかかり元々あった
筋肉では支えられずにそれが痛みとなります。
また、先に腰痛が出てその腰痛を
かばっているうちに背痛に繋がってしまう
ケースもあるようです。
また、まれに病気が原因で背痛が起こることも
あるそうです。
背中の痛みの解消法
背中の痛みの解消法として
マッサージやストレッチがあります。
私が一番「楽になったな」と感じたのは
マッサージをしてもらうことでした。
背中の痛い部分をよく旦那さんに
揉んでもらっていました。
旦那さんにマッサージしてもらうと、
夫婦のコミュニケーションの時間にも
なるのでオススメですよ。
マッサージをする際の注意点ですが妊娠中の
身体は敏感になっているため少しの力でも痛い
と感じてしまうことがあります。
力加減には注意し、少しづつ力を
加えていくようにしましょう。
また、トコちゃんベルトなどの骨盤ベルトを
付けるとベルトが筋肉の補助をし、
筋肉の代わりになり支えてくれるので
背痛が楽になる妊婦さんもいるようです。
助産師さんおすすめの背中の痛みを和らげるストレッチ
私が病院で背痛を相談したときに助産師さんに
教えてもらったストレッチをご紹介します。
まず、足を肩幅に開き、両腕を上に
まっすぐ伸ばします。
その状態で両手の甲を合わせて上に
引っ張られるイメージで真上に伸ばし
そのまま５秒キープします。
次に、足は肩幅に開いた状態はそのままで
手の平を胸の前で合わせます。
腕を前に出しながら、おへそを覗き込むよう
にして前に引っ張られるイメージで腕を
前に伸ばしそのまま５秒キープします。
また足を肩幅に開いた状態はそのまま
両腕を水平に伸ばし、両肘を曲げます。
そこから肘をゆっくり後ろへ引いて
肩甲骨を引っ付けるイメージで５秒キープします。
以上、３つのストレッチを１セットにして
２〜３セット繰り返してください。
私は、以上のストレッチを１日１回
行っていました。
少しですが背痛が楽になりましたよ。
ストレッチをする際には決して無理を
しないように行ってください。お腹が張ったり、
少しでも痛みを感じるようであれば
中断するようにしましょう。
背痛は病気が原因の可能性も
妊娠中の背中の痛みはまれに
腎臓の病気が原因の場合もあります。
妊娠中は子宮が大きくなることにより
膀胱や尿管が圧迫されるため腎臓に
悪影響を及ぼしやすいため水腎症などの
腎臓疾患になりやすくなるのです。
水腎症の原因は、尿管が圧迫され
腎臓から膀胱へ尿が流れていくのを
塞いでしまうことにより腎臓に尿が溜まり、
腎臓が腫れてしまうためです。
尿管に尿が溜まった状態だと、細菌感染を
起こし高熱が出る場合もあります。
水腎症はエコー検査ですぐにわかります。
痛みが酷い場合や、どんな体制でも
痛みが楽にならない場合また、
痛みが右側にだけ現れる場合などは
腎臓疾患の可能性がありますので
病院を診察するようにしましょう。
ストレッチやマッサージで緩和しましょう
大きなお腹を抱えているだけでも大変なのに
さらに背中の痛みもあるとなるとつらい
ですよね。
妊娠中の背痛は生理的な現象で
根本的な痛みの解消法はないそうです。
私は妊娠９ヶ月頃から出産するまで
痛みが続きました。出産してからも、
授乳のときなどは少し背中を丸める体勢に
なるため時々、背痛を感じることが
ありましたが妊娠中の痛みと比べると
随分、痛みが楽になったように思います。
痛みに悩まされている妊婦さんも
つらいかと思いますが出産までの我慢です。
マッサージやストレッチを行い
少しでもつらい痛みを緩和してみてください。
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