妊娠後期(8,9,10ヶ月)に母乳が出る原因や対処法
母乳が出産後に出る量は個人差があり、
母乳分泌過多で困ってしまう・・・
なんて方も中にはいるようです。
妊娠後期にも母乳で出てきてしまうことがあり、
出産後に赤ちゃんにあげる母乳の量などが
無くならないか心配だという声が聞かれます。
しかし、出産前に母乳が出てしまっていても
今後の母乳量に影響を及ぼすことはない為、
安心して大丈夫です。
今回は、妊娠後期(8,9,10ヶ月)に母乳が出る
原因や対処法について紹介します。
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妊娠後期(8,9,10ヶ月)に母乳が出る原因
妊娠後期(8,9,10ヶ月)になると、下着に黄色いしみが
ついていることがあるかもしれません。
その量は個人差があり、少し黄色く染みができる
程度の人から洋服まで染みてきてしまう
人まで程度は様々です。
妊娠すると女性ホルモンの増大により
乳管・小葉・腺胞などが急激に発達して、
母乳を出す準備をします。
そのため、妊娠すると乳首や乳房が
痛いような感覚があるわけなんですね。
妊娠後期になると、さらにそれらが
発達し妊娠前の2・3倍の容積に
増えるので少し乳房自体も大きく感じます。
また、プロラクチンという女性ホルモンが
増え乳腺が開きはじめることで
母乳が妊娠中でも出ることがあります。
妊娠中の母乳の量は出産後に影響はある?
出産する産院によっては、
母乳育児を推奨している所も多くあります。
また、完全母乳で育てたいという
ママも多くいますが母乳の分泌量は
個人差があるため赤ちゃんの成長のためにも
ミルクと併用して子育てをすることは
決して悪いことではありません。
母乳が妊娠中に出ないという方も、
出産後に乳腺が良く開いて母乳の出が
良くなることはありますので、
あまり気にしないようにしましょう。
また、乳房の大きさによっても母乳分泌量は
左右されるわけではなく、乳腺の開き具合や
乳汁分泌のホルモンの量が大いに関係してきます。
妊娠後期(8,9,10ヶ月)に母乳が出てしまう時の対処法
出産後は母乳が下着につかないように、
母乳パットという吸収パットを下着につける方が
ほとんどですが、出産前でも下着に母乳が
ついてしまうようであれば使ったほうが良いでしょう。
季節にもよりますが、パットを着けている分、
乳房の部分が蒸れやすくかゆみが出たりと
皮膚トラブルが出やすいため、
少しの汚れでもこまめに替え清潔に保つことが大切です。
母乳パットはドラックストアやネットでも
購入することができ、100枚近くで1000以下と
安価なものも多いので、出産後に備えて
準備しておくと出産後に慌てないですよ!
私が出産した産院では、母乳パットなども
一式入った出産グッズを渡されましたが、
数十枚とサンプル程度だったので、
やはり入院中に追加で購入しました。
出産前は必要以上に乳首はいじらない!
出産前に母乳が出ていると、気になってしまうと
思いますが必要以上に触ると、子宮収縮を
促してしまうため注意しなくてはいけません。
出産後は子宮を元の大きさへ戻すために、
乳首を赤ちゃんへ吸わせて刺激したほうが
いいのですが、出産前は子宮を刺激して
しまうためNGな行為になります。
しかし、母乳を赤ちゃんへ飲んでもらい
やすくするためには出産前から乳首のケアが
重要ですので、多少のマッサージ程度なら大丈夫です。
ただ、切迫早産などで子宮収縮を少しでも
行うことがダメな妊婦さんは、乳首のマッサージ
も危険ですので行わないようにしてください。
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妊娠後期(8,9,10ヶ月)の母乳は気にしないでOK
妊娠後期(8,9,10ヶ月)は少なからず
母乳が出ることがありますが、
今後の母乳量には関係してきませんので
気にしなくて大丈夫です。
母乳が出てしまうと、下着が汚れてしまうことからも
母乳パットを付けておくと万が一量が増えても安心です。
また、母乳が出始める妊娠後期には
乳房の大きさも大きくなり、乳首も痛みを感じるなど
敏感になるデリケートな時期にもなります。
そのため、下着などもノンワイヤーなどの
刺激の少ないものなどにする配慮も大切です。
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