妊娠すると胸が大きくなる理由は?垂れないためのバストケア方法

妊娠すると胸が大きくなる理由は?垂れないためのバストケア方法

 

妊娠すると、お母さんの体には
たくさんの変化が現れます。
おなかが大きくなってきて体重も増え、
妊娠前よりふくよかになります。

 

でも、大きくなるのは
おなかだけじゃありません。

 

あれ?なんだかブラジャーがきつい・・・?
そうです、バストも大きくなります。

 

今回は、妊娠すると胸が大きくなる理由
私の体験談も交えながら、
妊娠中〜産後のバストの変化、
バストのケアについてお話ししていきます。

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胸はどのくらい大きくなるの?

 

妊娠中、バストはどれくらい大きくなるのでしょうか?

 

実はこれには、正確な答えがないのです。
人それぞれ、十人十色、です。

 

平均では2カップほど
大きくなる人が多いようですが、
4カップも大きくなる人や、
逆に全くと言っていいほど
大きくならない人もいます。

 

わたしは、妊娠して3カップ大きくなりました。
妊娠前のわたしのバストは、Bカップでした。
それが、妊娠し、出産前になると
Eカップほどの大きさになりました。

 

柔らかい、という感じではなく、
パンパンに張っているような、
全体的にガシっと大きくなったような感じでした。

 

周りの人から
「妊娠すると巨乳になるよー!」
と言われていて、少し期待していましたが、
まさかこんなに大きくなるとは!
と、人生初の谷間にウキウキしていました。

 

 

どうして胸が大きくなるの?

 

妊娠するとどうしておなかだけではなく
バストも大きくなるのでしょうか。
これには、女性ホルモンが関係しています。

 

みなさんは、生理前になると胸が張ったり
痛くなったりすることはありませんか?

 

女性の体は、妊娠していないときでも
排卵という形で黄体ホルモンが発生し、
胸の張りや痛みという症状が表れます。

 

妊娠すると、この黄体ホルモンが
たくさん出るので
胸が大きくなると言われています。
黄体ホルモンには乳腺を増やす働きがあります。

 

乳腺とは母乳を作り出す部分のことです。
この乳腺が増えると、女性の胸は
乳腺が傷つけられないように
脂肪で守ろうとします。

 

乳腺が増える→胸を守るために脂肪をつける

 

これが、妊娠中に胸が大きくなる理由です。

 

 

嬉しいだけじゃない!?胸の変化で起こるトラブル

 

バストアップし喜んでいた私。
だけど、胸の変化は大きくなること
だけじゃなかったんです。

 

私の胸に起こった変化、それは
乳首の黒ずみ。
真っ黒、という感じではなく、
いつもより色が濃くなりました。

 

この乳首の黒ずみ、妊娠中の胸の変化に
よく見られることなのです。
乳首だけでなく、乳輪も
同じように濃くなります。

 

まだはっきりと目が見えない赤ちゃんが
授乳のときにおっぱいを見つけやすいように
色が濃くなるのではないか、と言われています。

 

その他の変化に、
胸が張ってくる、母乳(初乳)のような汁が出る、
など、様々な変化が起こります。

 

 

出産後、胸はどうなる?

 

出産後、大きくなっていた胸は
徐々に元の大きさに戻っていきます。
しかし!私の場合は
元の大きさよりも小さくなりました・・・。

 

風船の空気が抜けてしぼんでしまったような、
胸全体が下がったようになりました。

 

これはショックでした。
巨乳になった!と喜んでいたら
出産後に元の大きさよりも
小さくなってしまうなんて・・・。
大きい胸が垂れる、というのは
聞いたことがあったけれど、
小さくても垂れるなんて・・・。

 

けれど、産後に胸が小さくなることは、
よくあることなのです。

 

そして、小さくなるだけでなく
垂れてきてしまうのです。

 

妊娠中に大きくなった胸の皮膚が
産後、元の大きさに戻ったときに
余ってしまうのが、垂れる原因です。

 

また、授乳のときに赤ちゃんに乳首を引っ張られたり、
赤ちゃんのお世話をするときに
前かがみの姿勢をとることが多いことも
胸が垂れてしまう原因になります。

 

 

産後のバストケアで目指せ美乳!

 

妊娠前のようなバストには戻らないとしても、
きれいな形や張りは取り戻したいですよね。

 

そこで、簡単にできるバストケアを
いくつかご紹介します。

 

 

1.合掌のポーズで筋トレ
これは有名ですね。
胸の前で手のひらを合わせ、左右均等の力で押します。
15秒ほどでかまいません。
気を付けるのは、背筋をまっすぐに伸ばすことです。

 

 

2.バストマッサージ
左胸、右胸の順に行います。
背中からの脂肪も胸に運ぶような感じで、
わきの下から中心に向かって
手を滑らせるように寄せてきます。
左右10回ずつでOK。
最後に胸を下から上になでます。
これも10回行います。

 

 

3.バランスの良い食事
タンパク質、ビタミンA、ビタミンEなどを含む食材を
意識してとるようにしましょう。

 

タンパク質には体を作る栄養が、
ビタミンAはタンパク質と結びついて
肌の粘膜を強くする働きを持ちます。
ビタミンEは細胞の酸化を抑え血行を良くするので
乳腺を活性化させる働きが期待できます。

 

どのケアも、お母さんの体に
負担がないように行ってくださいね。

 

 

妊娠すると胸はいっぱい変化する

 

妊娠すると、お母さんの胸は
たくさん変化していきます。
赤ちゃんを育てるためにパワーアップ!
進化、なのかもしれません。

 

まずは、お母さん自身が
自分の体を愛してあげてくださいね。

 

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