妊娠中、乳首が痛い!かゆい!の原因と和らげる方法、経験談

妊娠中、乳首が痛い!かゆい!の原因と乗り越えた方法、経験談

 

女性は妊娠すると、妊娠前と比べて
体の様々なところに変化を感じ
ますよね。

 

中にはとても辛い変化もあり、乳首が
痛い!かゆい!!という
トラブルもその1つ。

 

今回は、そんな乳首のトラブルに
ついて、原因や私自身が経験して
効果があった和らげる方法を紹介して
いきたいと思います。

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乳首トラブルの症状

 

乳首のトラブルについての症状には
個人差がありますが、その中でも特に
多いのが

 

・胸が張った感じ
・乳首の周りに違和感を感じる
・乳首や胸全体に熱を帯びたような
 痛みを感じる
・乳首が衣服にこすれると痛い
・乳首がかゆい

 

などが挙げられます。

 

また、お風呂あがりなど血行が良く
なると痛みを強く感じたり、寒暖差が
激しい所にいくと、より痛みが増したり
などする場合もあるようです。

 

では、その原因とは何なのでしょうか。
「痛み」と「かゆみ」にわけて考えて
いきたいと思います。

 

 

妊娠中、乳首が痛い原因

 

妊娠中は、ホルモンの影響などに
より肌が敏感になっていますが、
乳首も同様にとても敏感になって
いますので、妊娠前よりも痛みを
感じやすくなっているのです。

 

そこで、乳首の痛みの原因について
時期別に紹介していきます。

 

 

〜妊娠超初期から妊娠初期〜

 

妊娠初期の中でも妊娠0週から4週
までを「妊娠超初期」と呼ぶことが
ありますが、その際に感じる「妊娠
超初期症状」として、乳首の痛みを
感じることがあります。

 

これは女性ホルモンの1つ「黄体
ホルモン(プロゲステロン)」の
働きによるもの。実はこのホルモン、
生理前にも分泌されるため、生理前の
乳首の痛みに似た痛みを感じること
が多いです。

 

妊娠初期はホルモンの変化が
とても激しい時期に当たりますが、
この黄体ホルモンが原因による症状は
安定期に向かうにつれて、少しずつ
治まってくることが多いようです。

 

 

〜妊娠中期から後期〜

 

妊娠中期に入ると、産後の授乳に
備えて、乳腺や乳管が発達するため
乳房がどんどん大きくなってきます。

 

そのため、皮膚が引っ張られて痛みを
感じるようになっていきます。

 

この時期になると、今度は女性ホル
モンの1つである「卵巣ホルモン
(エストロゲン)」の働きが活発に
なってきます。乳腺や乳管が発達する
のは、このホルモンの影響によるものと
考えられています。

 

また、特に妊娠後期以降は胸がパンパン
に大きく膨らみます。乳房が大きく
なったため、乳首が下着や衣服にこすれて
痛みを感じることもあるでしょう。

 

 

妊娠中、乳首がかゆい原因

 

続いては乳首のかゆみについてです。
乳首のかゆみにもいくつかの原因が
考えられます。

 

まずは、妊娠中のホルモンバラン
スの乱れにより、乳首が乾燥して
いるためです。

 

更に、大きくなった乳房の影響で
乳首が下着や衣服にこすれてしまう
ため、かゆみが倍増してしまいます。

 

また、乳房が発達することにより、
お腹同様に胸にも「妊娠線」が出来る
ことがあります。

 

この妊娠線が出来る兆候として、
かゆみが生じることもあるそうです。

 

乳首にたまって乳汁のカスなどの
老廃物のせいで、かゆみを感じて
いることも考えられる原因の1つです。

 

そして、妊婦さんが妊娠中にかかる
皮膚疾患の1つである「妊娠掻痒疹」
の可能性もあります。

 

これは強いかゆみを伴い、ただれなどの
炎症を引き起こす可能性もあります
ので、かかりつけの医療機関に相談
しましょう。

 

 

乳首の痛みとかゆみ、和らげる方法とは?経験談

 

とても辛い乳首の痛みやかゆみ、
ついつい掻きむしってしまったり、
痛みでどうすることも出来なかっ
たりと、妊婦さんは長期に渡って
悩んでしまいますよね。

 

そんな痛みやかゆみを少しでも
和らげる対処法を紹介します。

 

 

私も妊娠中期に乳首の痛みが
とてもひどくなりました。特に
安定期に入った頃が真冬だった
ため、外の冷たい風に当たると
痛みが増して辛かったのを、
覚えています。

 

乳首がこすれてしまうと、余計
痛みやかゆみを感じやすいので、
早急に低刺激の素材を使用した
マタニティブラジャーを使う
ことをおすすめします。

 

また、私の場合はワンサイズ
大きい、割とぶかぶかの下着に
したほうが、乳首が当たらず
痛みが和らぎました。

 

そして寒いときに外に出る場合
には、胸周辺を特に防寒し、
風などがあたらないようにすると
少し楽でした。

 

乳首にかゆみを感じている妊婦
さんには、保湿をお勧めします。

 

ボディローションやクリームなどを
優しく塗ってあげましょう。

 

但し、むやみにマッサージは
行わないようにしましょう。

 

特に妊娠初期〜中期の乳房マッサ
ージは子宮収縮につながる恐れが
あります。子宮の収縮は流産や
早産の原因になることもあります
ので、マッサージは後期に入って
医師のOKが出てから行うように
しましょう。

 

また、乳首や胸全体を常に清潔に
保っておくことも、とても大切
ですよ。

 

我慢できない痛みやかゆみは医師に相談しましょう

 

乳首トラブルは、女性にとって
とてもデリケートな問題なので、
なかなか恥ずかしくて相談も
しづらいですよね。

 

しかし、放っておくと悪化して
しまう場合もありますので、
症状がひどい場合には自己判断せず
かかりつけの医師に相談しましょう。

 

適切な方法で痛みやかゆみを
和らげ、辛いトラブルを乗り越え
られるよう頑張りましょう。

 

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