妊娠8ヶ月の仕事、家事はどうする?体に起こる変化や注意点

妊娠8ヶ月の仕事、家事はどうする?体に起こる変化や注意点

 

マタニティ生活も後半にはいり、
いよいよお腹も大きくなってくる、
妊娠8ヶ月頃。

 

日々の生活にもいよいよ赤ちゃんが
やってくる!とウキウキしたり、
やっていけるだろうか?
と、不安になってみたり、新しい
生活の足音も聞こえてくる時期ですよね。

 

今回は妊娠8ヶ月目にお仕事をされている妊婦さん、
また、家事に育児に忙しく主婦をしている妊婦さん達が、
これから迎える具体的な生活について
考えてみたいと思います。

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妊娠8ヶ月目の体に起こる変化

 

妊娠8ヶ月は、期間でいうと、
いよいよ妊娠後期へ入ってきます。
まず、今まで一か月に1回だった
妊婦検診が2週間に1回になります。

 

お腹の中の赤ちゃんも
激しく動き回っていた頃からは、
少しずつ胎動が減ってきて、
赤ちゃんも出産への準備を
始めるように、頭を下へ下げていきます。

 

お母さんの体もお腹の張りや、貧血、
体重増加や高血圧などを診察で指摘される方も
いらっしゃるかもしれません。

 

また、赤ちゃんの成長に伴って大きくなる子宮が
膀胱を刺激するので、トイレの回数が
多くなってくるのもこの時期です。

 

どんどんお腹が大きくなってくるので、
今までの歩き方から
ペンギン歩きになってしまう
妊婦さんも多いのではないでしょうか。

 

 

妊娠8ヶ月目、仕事はどうする?

 

お仕事をされている妊婦さん、
お仕事の整理を始める時期ですね。
立ち仕事、パソコンワーク、様々な
お仕事で頑張る妊婦さん、
お腹は少しずつ大きくなるので、
体に無理をしているとは
気づきにくいかもしれません。

 

しかし、この時期から本当に
急激にお腹は大きくなっていきます。
今まで大丈夫だったからと安心せず、
体のこと、赤ちゃんのこと、を第一に考えて、
お仕事の進め方を検討してください。

 

労働基準法では、妊婦を雇用している場合、
出産予定日の6週間前
(多胎妊娠の場合は14週間前)
から産前休業を取ることができる。
とされています。

 

また、出産後の育児休業も法律で認められています。
最近では状況によって、
子供が1歳6か月になるまで
延長が認められるようになっています。

 

いつからいつまで休業するのか、
会社の制度等もこの時期に
産前休業と合わせて確認しておくと
良いでしょう。

 

妊婦自身が希望すれば、
この産前休業は取らなくても良い。
とされています。
周囲への気遣いから自分から「休まなくてもいい」
と言ってしまう妊婦さんもいらっしゃるとか。

 

もし、少しでも体に不安がある場合は、
周囲への気遣いよりも自分の体を
優先するようにしてください。

 

もし、何かあっても、職場の方は
責任を取ることはできません。
休まなかった妊婦さんが悪いと
いうことになる場合もあります。
妊婦さんは無理は禁物です。

 

最終的に見れば、自分を優先する方が、
職場に迷惑をかけずに済むと
いうことになったりします。
職場や上司とよく話し合って、
産前休業に入る時期を決めてくださいね。

 

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妊娠8ヶ月目、休業を取る場合

 

もちろん、産前休業に入る前には
仕事の引継ぎはきちんとやっておきましょう。
自分がいなくなっても何がどこにあって、
どの仕事がどのような状況にあるか、
等は、職場の方が見て、
すぐに分かるようにしておかなくては
なりません。

 

また、妊娠、出産を経験していない
職場の女性、また、男性にも、
気持ち的な心遣いをしておくとさらに良いでしょう。

 

人間は、自分が経験したことのない状況は
想像しにくいものです。
例えば、ケガをしたことがなければ、
ケガの痛みは想像しにくいですよね。

 

それと同じで、妊娠、出産してみないと、
どんな人であれ、その人の苦しさ、
体調の変化などはわからないものです。
妊娠以外は元気そうに見えると、
なおさら、大変さは伝わりにくいものです。

 

妊婦さんが悪いわけではないけれど、
仕事に穴を空けてしまうことへの
お詫びの言葉や、差し入れ等、
無理をする必要はありませんが、
出来ることはやっておいた方がベターです。

 

 

妊娠8ヶ月目、家事はどうする?

 

仕事をしている方もしていない方も、
家のことは、皆さんやらなくてはならない
事がたくさんありますよね。

 

家事においては、ゴミ捨てに始まり、
掃除、洗濯、食事の準備、上にお子さんがいれば、
子育ても加わってきます。
先ほども触れましたが、お腹が大きくなってくると、
少し動くにしても今までとは違い、
確実にお腹の重さを実感するようになります。

 

安静を言い渡されている
切迫早産気味の方は周りの家族を
思い切り頼ってください。

 

最近では行政サービスで
家事代行チケットを母子手帳と
一緒にもらえるところもあるとか。
お住いの街の行政サービスを
調べてみてくださいね。

 

 

妊娠8ヶ月目、おすすめの家事

 

しかし、妊婦が運動をしてはいけない
ということはありません。
家事は妊婦さんに適当な運動に
なることもあるのです。

 

まず、「安産のジンクス」がある
と言われている、雑巾がけです。
窓などをスクワットしながら拭いたり、
床を雑巾がけをしたりすると
股関節が柔らかくなり、
安産効果があると言われています。

 

掃除機をかけるのも良いですが、
お腹が張り気味な時は、
スティック式の使い捨てお掃除シート
を使うのもおすすめです。
重たい掃除機を持ち運ぶより、
手軽にできますよ。

 

お料理は今まで普通に立てていた台所も
大きなお腹が邪魔をして、まっすぐに
立てなくなることもあります。
そんな時は斜めに立ってみてください。
ちょっと体をずらすだけですが、
動きやすくなるはずです。

 

長時間立っていると体にも良くないですよね。
最近では調理が簡単なカット野菜や
冷凍野菜、味付けのお肉やお魚も
種類豊富に売られています。
少し手を加えるだけでも
料理した実感が得られるものです。

 

ご自分にとって満足感が味わえて、
さらに体にも良いものを
考えながら、楽しんでみてください。

 

 

妊娠8ヶ月、家事の注意点

 

とはいえ、やはり体調は変わりやすいものです。
家事を行う場合にもいろいろと注意が必要です。
先ほどの雑巾がけなども、決して無理をせず、
お腹を圧迫するような姿勢はやめましょう。
また、お風呂掃除などもいつも以上に
滑らないよう注意してくださいね。
体のバランスが違ってきています。

 

それから、洗濯のときにも
洗濯機から濡れた洗濯物を取り出すのは、
意外と腰に力がかかっています。
あせらず、少量ずつ取り出しましょう。
干す時には、体を伸ばしてつま先立ちになると
バランスが崩れてしまうこともあります。
十分注意してくださいね。

 

 

妊娠8ヶ月目、仕事や家事について

 

私は出産によって、お仕事を辞めてしまいました。
今でもキラキラ働いているワーキングマザー達を
羨ましく見てしまうこともあります。

 

しかし、専業主婦となったお陰で、
子供達の成長にぴったり寄り添い、
沢山の笑顔をその瞬間に味わいました。
かけがえのない時間だと思います。
主婦ならではの、
家事の楽しさも経験できました。

 

これからの世の中は女性も子供を育てながら、
どんな生き方をしていくか選ぶことができます。
夫婦で考えて、自分に合った選択をしましょう。

 

 

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