妊娠8ヶ月目の逆子の原因、リスク、治し方は?実際の体験談

妊娠8ヶ月目の逆子の原因、リスク、治し方は?実際の体験談

 

妊娠も後期になり落ち着いた
妊娠生活を送っている中で
妊娠8ヶ月頃に急に逆子になってしまった!
どうしよう・・と
不安でいっぱいになってしまう
人も多いのではないでしょうか。

 

どうして逆子になるのか
また逆子は治るのか?など
対策についてもお話していきます。

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逆子とは?

 

赤ちゃんは羊水の中では
クルクル動き回っており
頭が上になったり
下になったりしているので

 

妊娠中期頃に頭が上、足がしたを
向いている状態でも何の問題もなく
医師も特に指摘することもないでしょう。

 

妊娠8ヶ月頃になると
赤ちゃんもだいぶ大きくなり、
だんだん子宮の中でも動きづらくなるので
頭を下にした状態でいることが多くなります。

 

ですが、赤ちゃんによっては
頭が上になったままで
いわゆる「逆子」の状態になることがあります。

 

また頭が上でも下でもなく横向きである状態を
「横位」といいます。

 

8ヶ月ごろま逆子であっても
出産までに逆子が治ってしまうこともあります。

 

そして30週を超えてからは
逆子になる確率とういのも
とても少ないと言われています。

 

 

逆子・横位になぜなる?

 

経産婦である場合、胎盤が子宮の下の方に
ついている前置胎盤であったり
子宮筋腫がある場合などに横位になりやすい、

 

前置胎盤、羊水過多、子宮奇形が
ある場合は逆子になりやすい
と言われており、これは母体側の原因である場合です。

 

ですが、上記のような場合だからと言って
みんなが逆子になるわけでもなく
まったく成長段階で、赤ちゃんにも母体にも

 

何も問題が何もなかった
妊婦さんでも逆子になる人はいるので、
原因というのは医学的に
解明されているものではありません。

 

ですから赤ちゃんがお腹の中で
リラックスできる状態の姿勢が
たまたま逆子の位置であったということもあるので
予防しようとしてもなかなか
できるものではありません。

 

 

逆子のリスク

 

出産時まで逆子の状態が続くとほとんどの場合
赤ちゃん・母体の安全を考えて
帝王切開になることがほとんどです。

 

赤ちゃんが逆子のままで
通常の経腟分娩を行った場合
足から産まれてきて大きな頭が
最後に出てくる際に赤ちゃんが
なかなか出てこれず時間がかかってしまったり
臍帯が首に巻きいついてしまうなどの危険があります。

 

病院によっては逆子でも体位によっては経腟分娩を
行う場合もあるようですが
自然分娩を強く希望していたとか
陣痛を味わって生んであげたいとか、
手術が怖いし嫌だという母親だけのこだわりで
経腟分娩を強く望むのはよいことではないと思います。

 

あくまで赤ちゃんを安全に
産んであげる方法を医師から
提案されたものが帝王切開なのですから
受け入れて赤ちゃんが安全に
産まれてくることを願いましょう。

 

 

逆子の治し方・対策

 

妊娠8ヶ月を過ぎても逆子であった場合
医師から逆子を治す体操などを
してみてくださいと勧められることがあります。

 

その体操について紹介します。

 

「胸膝位」は、
床に胸と両ひざを形90度についた状態で
お尻を上に向かって突き出すようにし
10〜15分ほどそのままの体勢でいることです。

 

大きなお腹の場合結構この体制は
きついものなので
胸と顔の間にまくらなどを
挟んで行うのもよいでしょう。

 

 

「仰臥位」
仰向けで背中のしたにクッションなどを下にひいて
床から30センチくらいの高さになるようにします。

 

このままの状態で最初は3分くらいから
初めて1日2回くらいしてみましょう。

 

 

「側臥位」は赤ちゃんの背中が
上にくるように横になって寝るだけです。
背中を上にしていると赤ちゃんが
回転しやすくなるというものです。

 

これは検診時に赤ちゃんの背中が
右左どちらをむいているのかを
医師から聞いてから行ってくださいね。

 

以上が体操での治し方ですが
それ以外にも逆子対策をご紹介します。

 

 

それは「お灸」です。
お灸は妊婦さんではなくても
冷え性、不妊、自立神経の不調を整えたりと
健康によいものとされています。
またお灸をしていると安産になるという話もあります。

 

このように妊娠してから病院によっては
妊娠中にお灸教室など体験を
すすめる病院もあるほど
妊婦さんにもよいものであります。

 

逆子になった場合にもお灸が効くこともあるので、
28週すぎても逆子の場合は
鍼灸医院などで治療をうけてみるのも良いでしょう。

 

自分でも市販のお灸が販売されていますが
なかなか自分の判断では
分からないこともあるでしょうから
一度は医院などで治療を受けて
お家でもやってみたいので
教えてほしいと相談してみましょう。

 

 

 

逆子体験談

 

〜30代前半 経産婦〜

 

2人目の妊娠で赤ちゃんも
母体も順調に妊婦生活を送ってきたのですが、
8ヶ月頃になって急に
胎動がお尻のあたりに強く蹴られる事が増え
今にも出てくるんじゃないかという
不安な気持ちで過ごしていました。

 

 

そして検診日。
先生に胎動の変化のことをお話しし
エコー診察をしてもらうと、
まさかの逆子になっていたのです。
1人目でも経験がなかったし、
お腹の中でぐるんとか赤ちゃんが
回ったような感覚は全然感じなかったので
信じられなかった。それも30週で逆子に。

 

よく聞くのは28週よりも前から
逆子になっていて28週以降に体操をして
治ったとか、自然に治ったなど
人からも聞いたことがあったけれど
30週で逆子ってどうなの?と不安に。

 

先生は逆子体操の説明をしてくれ
ほかにも「鍼灸」を勧めてくれました。

 

「鍼・灸」で逆子治療している医院で
数回で治った人が多いという医院を
紹介してくれました。

 

自然に治るとも言われてるし
お灸も結構費用がかかるんじゃないかな・・
と迷いましたが、
赤ちゃんのためにも産まれるまでにやれることを
してあげようと思い3日後すぐに
鍼灸医院へ行きました。

 

治療の鍼もほとんど痛みもなく
お灸も怖かったけど全然熱すぎず、
体がぽかぽかしてリラックスできました。

 

お家でのお灸のやり方なども
アドバイスをいただいてその日から
毎日続けることにしました。

 

そして前回の検診から1週間後に
また産婦人科へかかり、
エコーで見てもらうとなんと逆子じゃない!

 

うれしくてうれしくて大喜びしました。
体操もしていたので、何が効いたのかわかりませんが
まよって辞めずによかったと思いました。

 

 

無理のない対策をしましょう!

 

逆子になることは医学的にも原因は
はっきりしていないので予防しようがないものですが
もし逆子と診断されても
赤ちゃんはきっと今その体勢が
楽なんだなと思ってあげましょう。

 

その上で赤ちゃんに「頭が下だよ〜」と
お腹を摩りながら声をかけてあげたり
どうしても逆子を治したいと思うのであれば
体操など自分なりに取り入れて
無理のない対策をしましょう。

 

 

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