妊娠初期に眠れない時に試してほしい4つの方法と薬について

妊娠初期に眠れない時に試してほしい4つの方法と薬について

 

妊娠初期のころは、胎盤が出来上がる
安定期までに多くの人に起こるつわりや
胸が張って痛くなったり腰痛、腹痛、胃痛、頻尿、倦怠感等の
身体に現れる不調

 

また、ホルモンバランスの変化で
情緒不安定になり色々考えてしまう・・・
等の心の不調で不眠に陥る妊婦さんも多くいらっしゃると思います。

 

ですが妊婦さんはホルモンバランスの変化の影響で
同時に眠気も通常より増すと言われています。

 

眠気が凄くあるのに、身体や心の不調で眠れないのは辛いですし、
睡眠不足は起きている不調な症状を悪化させたり、
別の不調を起こす原因にもなります、また、心の余裕もなくしてしまう原因にもなります。

 

今回は、そんなお悩みを解決するべく、妊娠初期に眠れない原因、
そして眠れない時の対処法をご紹介していきます。

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妊娠初期に眠れない原因は?

 

医学的にはっきりとした原因がつかめているわけでは
ないのですがホルモンバランスの大きな変化が原因の1つだと考えられています。

 

中でも、プロゲステロン(黄体ホルモン)といった種類の妊娠中に
多く分泌される代表的なホルモンがあるのですが
これが分泌されることにより、体温が高くなり頭痛や
身体の火照りで眠りが浅くなったり、腰痛や便秘による腹痛も起きるとされています。

 

プロゲステロンは妊娠を維持する為にとても
大切な役割を担っているのですが、
その一方でこのような症状が現れてしまうんですね・・・

 

効果は必ずあるけれどそれと共に
副作用も発生する可能性がある、例えるならば薬のようなものですね!

 

 

また、このプロゲステロン以外での原因としては、
胎盤が完成されるまで多くの人に発症するつわりやそういった
体調変化によるストレスも不眠の原因にあげられます。

 

後は、妊娠すると胎児が大きくなるにつれて子宮も大きくなります
子宮が大きくなると膀胱を圧迫し、頻尿を引き起こし
せっかく寝付けたのにトイレに何回も目が覚める、ということもあります。

 

 

ちなみに、このプロゲステロンは分泌されたときの症状の一つとして
眠気があげられます。眠気がくるなら不眠にはならないのでは?
と思うかもしれませんが、朝、昼、夜、時間問わず襲うこの眠気の症状
朝、昼の眠気に耐え切れずお昼寝をしてしまえば
昼、夜逆転というやつで、寝すぎて眠れなくなる=不眠というパターンもあり得ます。

 

 

眠れない時に試して欲しい4つの対処法

 

では気になる妊娠中に不眠に陥った時の対処法についていくつかご紹介していきます♪

 

 

1.運動をする!
妊娠初期は慣れない体調の変化(特につわり)で身体を
動かすのがしんどいと思いますが、無理をしない
程度に出来るタイミングを見つけて運動を行ってみてください。

 

外の空気を吸うと気分がよくなることもありますし
ずっと家にこもっているよりも気分転換にもなります
また、体重のコントロールもしやすくなります。

 

1人で外に出て体調を崩さないか、不安になったり、1人だとなかなか続かない〜
というようなことであれば、パパを誘ってみて
一緒にやってみるのはどうでしょか?新鮮なデートで意外と楽しいですよ♪

 

 

2.お昼寝をする
前の見出しでお昼寝をすると夜眠れなくなると記載しましたが
15分〜30分のお昼寝なら寧ろ夜の睡眠のためには効果的です。

 

お昼寝も夜の睡眠もなるべく決まった時間にし、お昼寝は夜の睡眠の
8時間以上前にするようにしましょう。
あまり近いと夜の睡眠時に寝つきが悪くなってしまいます。

 

規則正しい生活が不眠防止には絶対です!

 

 

3.寝る前に身体を温める
人間は寝付く前は必ず身体の体温が少し下がる傾向にあります。
なのでもともと何らかの原因で体温が下がってる
状態で布団に入ると更に体温が下がってしまいます。

 

体温があまりに下がっていると寝つきが悪くなってしまいますので
以下の方法で布団に入る前に身体を温めておくと寝つきを良くするのに効果的です。

 

◇ホットミルク又はホットココアを飲む
→身体が温まって寝つきを良くする他、感情の高ぶりを落ち着け
イライラや不安を取り除く効果が期待できます。

 

◇お風呂に入る→湯冷めをしないうちに布団に入ること!

 

◇湯たんぽを布団に入れる

 

 

4.利尿作用のある食べ物・飲料を避ける
妊娠すると膀胱が圧迫されてトイレが近くなり、
せっかく寝つけたのに何度も起きてしまうといった人も多いと思います。
その予防策として夕方3時以降は利尿作用のある食べ物や飲料を避けることをお勧めします♪

 

 

利尿作用がある食べ物・飲料の例をいくつかあげておきます。
◇カフェインの入った飲み物(コーヒーやコーラ等)
◇すいか、リンゴ等など水分量が多い果物
◇アスパラガス

 

 

眠れないことを気にしすぎないことが重要

 

妊娠関係なく、次の日何かあって早く寝なきゃいけない!
などと言うとき、早く寝なきゃ、早く寝なきゃ、と思って早く布団に
入るもののかえって、寝なきゃ!と思いすぎてなかなか寝付けないという経験ありませんか?

 

また、何らかの原因で不安やイライラが酷くて寝付けないということもあると思います。
人間、寝る前は身も心もリラックスさせないとなかなか寝付くことが出来ません。

 

どうしても考え込んでしまう場合は、リラックスできる音楽やアロマを使用して
気持ちを落ち着かせるようにしましょう。

 

この時注意なのがスマホやゲームをするのはNGです、逆に頭を覚醒させてしまうからです。
後は、部屋の環境を整えたり(部屋を暗くする等)
自分に合った寝具を使用するということも大事です。

 

 

どうしても眠れない場合、薬に頼っていいの?

 

前の見出しでご紹介したようなことを試しても眠れない・・・
やがて眠れないことがストレスになってしまうこともあります。
妊娠時にストレスは胎児に悪影響を及ぼしかねないのでなるべく避けたいところです。

 

そこで、睡眠薬や睡眠導入剤の使用は?という疑問についてですが
薬自体、妊娠時は制限が結構かかり、まして
睡眠薬や睡眠導入剤は胎児に悪影響を及ぼす可能性があり
特に妊娠初期は胎児の器官が形成されるとても重要な時期です。

 

今は市販でも睡眠導入剤は販売されていますが、絶対に個人の判断で服用をせず
どうしても眠れない時は医師に相談してみてください。

 

心を静める漢方など、処方箋なら服用できる薬がないわけではありません
今の医学の発達を信じてストレスになる前に病院に相談に行きましょう!

 

関連記事
妊娠初期の風邪薬〜飲んでしまった時の対処や乗り切る方法〜

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は【妊娠初期の不眠】をテーマに原因・対処法・睡眠薬について、
4つの見出しに分けてご紹介させていただきました。

 

私も妊娠経験がありますが、つわり等の身体面での
体調不良は幸いありませんでしたが、初めての妊娠でしたので
初期のころは毎日不安に襲わてなかなか寝付くことが出来ませんでした。

 

なので、主人に横で話を聞いてもらってり、友達や家族に話を聞いてもらって
不安を取り除くようにしていました、妊娠中は特に周りの支えが必要になる時です!
遠慮はせず、周りに助けてもらって楽しいマタニティライフが送れますように♪

 

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