陣痛時にお腹の張りが続く原因や対処法について

陣痛時にお腹の張りが続く原因や対処法について

 

初めて出産に挑むという方にとって
もっとも気になるものの1つである陣痛。

 

どのように始まるのか、どれほどの痛み
なのか気になることはたくさんありますよね。

 

妊娠すると、お腹が張るという経験をする
方が多いかと思いますが陣痛時にもお腹が
強く張り続けることがあります。その原因や
対処法について紹介します。

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妊娠中のお腹の張りの原因は?

 

妊娠中には様々な原因でお腹が張りますよね。
臨月に入ってからは、一層お腹の張りやすい
状態になります。

 

家事で身体を動かしたり、歩き回ったりすると
お腹が張ることもありますが出産予定日が
近づく頃のお腹の張りには、子宮の収縮が
関係しています。

 

出産時、赤ちゃんは子宮が収縮することに
よって外に出てきます。臨月になると、身体も
出産の準備を始めますので自然と子宮が収縮し、
それに伴ってお腹の張りを感じることが多く
なります。

 

また、子宮の収縮は運動などによって身体に
負担がかかっているときにも起こりやすくなり
ますが臨月にもなるとお腹がかなり重くなり、
ちょっと動くだけでも負担になるため子宮が
収縮し、お腹が張ったりすることもあります。

 

お腹が張りやすい、張りにくいの個人差は
ありますのでなかには妊娠後期になっても
「お腹が張るってどういうこと?」という
方もいらっしゃいます。

 

しかしほとんどの方が妊娠週数が進むに
つれてお腹の皮膚が引き延ばされるような
「張る」という感じを体験することと
思います。

 

 

陣痛でお腹の張りが続くのはなぜ?

 

前述の通り、出産の際には子宮が収縮すること
によって赤ちゃんが外に押し出されてきます。

 

子宮の収縮はお腹の張りに繋がるものですので
出産に向けての陣痛が来た際に、お腹が強く
張るのは当然のこと。

 

陣痛の時にお腹の張りが続くのは、赤ちゃんが
出てこようとしている証なんですね。

 

陣痛のときにどれくらいお腹が張るかは人に
よるかと思いますが私は陣痛の痛みは
もちろん、お腹の張りによる息苦しさや
皮膚がパンパンに張り詰める感覚がつらかった
ことを覚えています。

 

空気を入れすぎたボールのようにカチカチに
なったお腹はそのうち破裂するのでは?と
思えるほどでした。

 

とにかく陣痛が痛くて張りは気にならな
かった!という人もいれば私のように
強い張りで苦しい思いをする人もあります。

 

お産は十人十色、人によって大きく異なり
ますので必ずこうなる!というものはないと
考えておくほうがいいですね。

 

 

前駆陣痛の可能性も!

 

陣痛のようなお腹の痛みや強いお腹の張りが
きて出産が始まる!と思っていたら次第に
痛みや張りがなくなってきて、結局お産に
繋がらないということもあります。

 

それが前駆陣痛です。

 

前駆陣痛が来るのは、まだ出産の準備段階。
痛みや張りが一定の間隔で起こる本陣痛とは
違いずっと痛みが続いたり、ずっとお腹の張り
が続いたりということがあります。

 

ですから、お腹の張りが続いているから
陣痛だ!と思って産院に行ってみたら、
実は前駆陣痛で、しばらくしたら収まって
しまった、なんてこともよくあります。

 

お腹の強い張りは前駆陣痛の際によく
見られる症状です。

 

しかし気を付けなくてはならないのが
痛みが強くなくても、定期的にお腹が張る
というお産の始まり方もあるということ!

 

ただお腹が張っているだけ、と油断して
いると気づかないうちにお産が進んでいて
ある程度進んでから、急に強い痛みに
襲われるというパターンもあるのです。

 

ですから、お腹の張りが前駆陣痛なのか
本陣痛なのかをしっかり見極める必要が
あります。

 

実際には痛みや張りが来たら慌ててしまって
自分では冷静に判断しにくいもの。

 

まずは産院に連絡を入れて、自分の状況を
伝えたうえで産院に向かうべきか、しばらく
様子を見るべきかの判断を仰ぐのがベスト。

 

産院は夜中でもきちんと対応してくれます
ので迷うようであれば、まず電話で連絡を
するようにしましょう。

 

 

お腹の張りで苦しいときの対処法は?

 

お腹の張りがきつく、息苦しいときには
まず自分が1番楽な体勢をとりましょう。

 

おそらく体を起こしているのもつらい状態に
なるかと思いますのでそんな時には横になって
身体を休めながらゆっくりと深く呼吸を
することを意識してみて。

 

冷えもお腹の張りに繋がる可能性があります
ので寒い時期なら、身体を温めることも試して
みてください。

 

陣痛時だけでなく、お腹の張りが苦しいときは
楽な態勢をとる、深呼吸してリラックスする、
身体をあたためるというのが基本です。

 

お腹の張りは横になるなどして安静にして
いれば、徐々に収まってくることが多いですが
あまりに長時間張った状態が続くようならば、
一度産院に連絡を入れるなどして
状況を伝えることをおすすめします。

 

 

お腹の張り 適切に対処と判断を!

 

予定日が近づいて、お腹が張る状態が
続いていると前駆陣痛なのか本陣痛なのか、
判断できずに迷ってしまいますよね。

 

大切なのはまず楽な態勢をとるなどして
張りによる苦しさを緩和しつつ適切な判断を
すること。

 

自己判断が難しいようなら産院に連絡を
入れて、支持を仰ぐのが1番!

 

赤ちゃんとの出会いはもうすぐです。
慌てず、落ち着いて挑んでくださいね。

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