妊娠初期、夜勤の仕事はいつまで大丈夫?続けていくうえでの注意点
妊娠初期、妊娠したことへの喜びを感じて
わくわくしますよね。それと同時にこれから
の出産への不安(特に初産の方)や、辛い
つわりが始まり、いわゆるマタニティーブルー
に突入するかたもいらっしゃるのではない
でしょうか。
最近では働く女性も多く、妊娠が発覚した後も
仕事を続けるかたも多いですよね。
仕事柄夜勤もある仕事についている方も
いらっしゃいますよね。では、妊娠初期、
夜勤は続けて平気なのか、注意点など、
今回は私の経験談も含めてお話させて
いただきたいと思います。
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妊娠初期はどんな時期?
妊娠初期とは、妊娠5週(5w0d)から、
妊娠4ヶ月である妊娠15週(15w6d)までの
時期をさします。妊娠1ヶ月(妊娠0週〜3週)
ではまだ妊娠が判明するケースが少ないそう
です。
では妊娠初期はどのような変化があるの
でしょうか。まず良く聞かれるのか、
「体温が高く、熱っぽい」というものです。
私も妊娠初期、この症状は一番に感じました。
他には、眠気が強い、胸が張る、吐き気がする、
めまい・たちくらみが挙げられます。
これらの症状はどれも妊娠によりホルモン
バランスが変化することで起こるといわれて
います。黄体ホルモンが出続けることにより、
胃腸や血管の収縮を抑えてしまうため、
胃の不快感や貧血、頭痛などが起こりやすい
そうです。
上記の症状は個人差があるため、妊婦さん
全員があてはまるとは限りません。
妊婦さん一人、一人症状は違うため、
自分に合った対処法を見つけることが大切です。
妊娠中、仕事を続けていくうえでの注意点は?
さきほど述べた通り、妊娠してから女性の
身体は様々な変化が起こります。女性の身体って
すごいですよね。赤ちゃんのためにどんどん
変化していくんです。
働く女性はその変化に対応しながら仕事を
するわけですが、どんなことに注意すれば
よいのでしょうか。
私事ですが、私は看護師の仕事をしています。
妊娠が発覚したときももちろん仕事をして
いました。仕事をする上で一番辛いのは
「つわり」でした。
私の場合つわりは、それほどひどくはなかった
ですが(ひどい人は何も飲食できず脱水で点滴
をうつ人もいます)、それでも仕事中しょっ
ちゅう気持ちが悪くなってトイレに駆け込んで
いました。
特に朝方に気持ち悪くなることが多く、
ひどい時は仕事を欠勤もしくは早退させて
もらっていました。とにかく大事なことは
「無理をしない」ということだと思います。
幸い私の職場は子供をもつお母さん達も多く、
みなさんとても協力的でした。
そしてもう一点注意することは患者さんの
移動介助などの「力仕事」でした。
腹圧がかかると子宮も収縮し切迫早産の
リスクも高まります。看護師以外の職業でも、
仕事をするうえで何かしら重いものを運ん
だり、時には早足で歩いたり、お腹に負担が
かかる動作がついてまわります。
自分ひとりの身体ではありませんから、
赤ちゃんに負担のかかる行動を極力しない
ことが重要です。
夜勤はいつまで?
さて今回のタイトルでもある、では夜勤は
いつまで続けて良いのか。正直言ってはっきり
といつまでと言うボーダーはありません。
医師に聞いても皆さんそれぞれの意見が
ありますし、患者さんの状態によっても
それは変わってきます。
ただし、リスクとしては食事や睡眠を十分に
取れないと赤ちゃんに十分な栄養がいかなく
なってしまうことが挙げられます。
また、妊婦さん自身も体内時計がくずれる
ことで、自律神経がくずれ、イライラや
不安を感じるといったことが起こりえます。
私の周りの看護師の上司や同期は妊娠が分かる
と夜勤を免除している方が多かったです。
今は妊婦の夜勤免除が労働基準法で記載
されています。きついと思ったらすぐに
職場に相談してみると良いと思います。
私の場合は、日勤が続く方が辛かったので
産休に入るぎりぎりまで夜勤を続けていました。
妊娠初期の夜勤は?経験談を紹介
では実際に夜勤をしてみて困ったことは
なかったのか。正直慣れるまでは、妊娠前に
比べて眠くて眠くて大変でした。
最初にも説明した通り、妊娠中はとにかく
眠くなります。夜勤前に仮眠をとってから出勤
しましたが、それでも後半にさしかかると
眠かったです。(途中からは深夜勤務は減らして
もらい、準夜勤務だけにしてもらいました。)
あとは空腹になりすぎると気持ちが悪くなるので
休憩中の糖分摂取もかかせませんでした。
私の場合つわりは夜は落ち着いていたので、
とにかく以上の二点が夜勤をする上で苦労
しました。
周りの人に相談して、協力を得ましょう
妊娠初期は様々な身体の変化で困惑する妊婦さん
もいらっしゃると思います。しかしせっかくの
新しい命、幸せな気持ちで楽しくマタニティ
ライフを過ごすことが大切だと思います。
仕事を続ける上で、無理をすることはお母さん
自身はもちろんのこと、赤ちゃんにも無理を
させてしまうことになります。
最近は労働基準法の改定なども含め、妊婦さんも
大分仕事が続けやすい環境になってきています。
周りの方たちに相談しながら、協力を得られる
場合はありがたく支えてもらうことも大切だと
思います。