妊娠初期の出血の原因と流産となってしまった経験談

妊娠初期の出血の原因と流産となってしまった経験談

 

妊娠がわかって喜んだのもつかの間、
突然出血すると驚きますし
流産の可能性などもあり
とても心配になりますね。

 

今回は、妊娠初期の出血の原因や
流産について、経験談を交えてご紹介致します。

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妊娠初期の出血について

 

妊娠初期に出血すると、流産・・・?と
不安になってしまいますが、
実は妊娠初期の出血はそれほど珍しいものではなく、
心配のない出血がほとんどだそうです。

 

心配のない出血原因として、
・絨毛膜下血腫
・月経様出血
・子宮部膣部びらん
・子宮頚管ポリープ
などがあります。

 

 

これらが原因の出血は心配はないと言っても
切迫流産の兆候であったりすることもあるので
自己判断は絶対せずに、出血があった時はすぐに
産院に連絡をして、支持を仰ぎましょう。

 

私も妊娠初期は2度出血したことがあり、
慌てて連絡をして病院へ行きました。
この時は、それ程心配はないけど
胎盤が少し下にある、今後成長と共に
上がると思うからそんなに心配ない。
と言われました。

 

ですが、やはり2回目の出血の時は
自宅安静を言い渡され、次出血したら
入院だから絶対安静にしててね、と
念を押された覚えがあります。

 

 

では、心配な出血はどのような時でしょうか。

 

それは、
・子宮外妊娠
・胞状奇胎
・流産
です。

 

子宮外妊娠は妊娠検査薬でも反応しますが、
産院で診てもらわない限りはわかりません。
出血と共に痛みもある場合があり、
時には今後の妊娠が危ぶまれることもありますので
少量の出血でも自己判断せずに
しっかり病院で診てもらいましょう。

 

また、出血は流産の兆候でもある場合があります。

 

私は4回妊娠を経験していますが、
初めの妊娠は9週2日で稽留流産となりました。

 

妊娠がわかった1回目は胎嚢しか見えなかったので、
2回目の病院で心拍は確認できたものの
心拍がゆっくりだったため「流産するかも」
と言われました。

 

安静にし、1週間後別の病院でも診てもらいましたが
やはりもう心拍は見えない状態で、
稽留流産と告げられました。

 

この時は出血や痛みなど、症状は何もありませんでしたが
流産を告げられた時に2〜3日後に出血すると思うから、
と言われました。
先生の仰った通り、2日後に茶褐色の出血があり、
何も言われずに出血していたらとても不安に
なって取り乱していただろうな、と思うので
しっかり説明して下さった先生には
感謝しています。

 

最初の病院はかなり淡白で説明も不十分、
こちらから聞いても納得のいく返答も貰えなかったので
やはり産院選びは初期のうちからしっかり
納得、安心のできる先生を選ぶことをオススメします。

 

 

流産の確率

 

実は、初期流産は珍しいことではなく
お母さんのせい、と言うこともほとんどないそうです。

 

病院で流産を宣告された時は
落胆し泣いてしまいましたが、
セカンドオピニオンを受けた病院の先生が

 

「8人に1人くらいの確率でなるもので
わりとよくあることだから、自分を責めちゃだめだよ。
次はきっと大丈夫だからね。」

 

と励ましてくださいました。

 

先生がおっしゃっていたように、
流産は15%くらいの確率で起きるようで
その原因はほとんどが受精卵の染色体異常であり、
母体側に原因があるわけではなく、
防ぎようのないものだそうです。

 

 

やっと授かった命が途絶えてしまうと
とても悲しいことですが、
繰り返したりすることがなければ
心配はありません。

 

次の妊娠に期待して大丈夫ですよ。

 

 

出血した時の対処法

 

出血した時は、慌ててしまいがちですが
一番はまず、落ち着くことです。

 

生理用ナプキンをあて、
出血はどの程度の量か、
色、腹痛の有無、週数などを確認して
すぐに病院へ連絡しましょう。

 

私の場合は、時間外の電話だったので
安静にし、翌日の朝一番で受診してください。
との指示を受けました。

 

おそらくこの対応は病院によって
様々で、すぐに来て下さい、と言われる
場合もあるかもしれません。

 

また、週数や出血量によっても対応は
変わってくるかと思いますので、
冷静になってしっかり病院側へ
今の状況を伝えるようにしましょう。

 

 

出血し、受診するまでの時間はとても
不安で不安で仕方がなくなってしまいますが、
焦りは禁物です。

 

暖かくして安静にし、心を落ち着けて、
きっと大丈夫、と
大きな心でどっしり構えましょう。

 

お母さんの不安は赤ちゃんへ伝わってしまいます。
大丈夫だよ、とお腹を撫で優しく話しかけてあげると
不思議と自分の心も落ち着きますので
あまり考え込みすぎないようにできると良いですね。

 

 

流産した時の手術とその後の経験談

 

流産は、妊娠12週未満であれば
赤ちゃんをお腹から掻き出す手術を受けて
終わりです。

 

初産だと1泊し、経産婦だと日帰りになるようですが
これも病院や状態によっても変わるかと思います。
私の場合は、初産でしたので本来は一泊
だったのですが個室が空いておらず、
無事に出産を終えた方との相部屋しか
空きがなかったので先生が配慮して下さり
日帰りのOKを出して下さいました。

 

この時は9週だったので、手続等は何もありませんでしたが
4回目の妊娠は16週で子宮内胎児死亡とのことだったので
死亡届を提出し、火葬の手続きもしました。
12週以降の流産はこの死亡届と火葬の手続きが
必要になりますので、とても辛くて悲しいですが
赤ちゃんと「また会おうね」とお別れの挨拶を
しっかりしてあげましょう。

 

 

妊娠初期 出血 心配しすぎずに

 

妊娠初期は流産の確率も高く、出血すると
とても不安になりますね。

 

ですが、不安になりすぎてストレスを感じると
子宮が収縮してお腹が張りやすくなりますので、
あまり心配しすぎず、赤ちゃんを信じて
どっしり構えて、体も心も安静に
過ごしましょうね。

 

赤ちゃんを信じていれば、きっと大丈夫です。

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