妊娠初期にお腹がかゆい原因は？正しいケアや対処法について
妊娠初期は特に体の変化が多く
気持ち的にも敏感な時期です。
そんな中で特に多くの妊婦さんが
感じるのは「お腹のかゆみ」です。
元々はオイリー肌だった人や
ボディクリームなどを塗って
保湿しているのにかゆみが収まらない！
というひともいると思います。
そんな困った「かゆみ」を対処するには
まずしっかりと原因を理解し
正しいケアをしていかなければいけません。
では、この妊娠初期に起こる「かゆみ」の
原因はなんなのでしょうか？
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かゆみの原因はなに？
まずは原因を知らなければ対処の
しようがありません。
かゆみの原因の一つには
「ホルモンバランスの変化」があります。
妊娠初期に多く分泌される
「プロゲステロン」というホルモンが
肌トラブルを起こす原因となります。
そして妊娠をすると元々の肌質に関係なく
「乾燥」しやすくなります。
乾燥にも色々理由があり体温が上がることや
内臓の機能に変化がでるからなど様々ですが
自分自身で対処できる理由が「水分不足」です。
今まで通りちゃんと水分を取っていたひとも
いると思いますが、それでは足りません。
妊娠すると「子宮内に水分をため込む」
ために体にある水分が子宮に行きます。
それにより体の水分が不足し、その中で
子宮に近いお腹に特にかゆみが出やすいのです。
ボディクリームでかゆみが改善されなかった
人は、クリームを塗ることによって
表面の保湿はされますが体内の水分不足などは
改善されていないことがかゆみが収まらない
原因と言えます。
かゆみを放っておくと？
妊娠初期特有のホルモンバランスの変化なら
中期に入ればかゆみは勝手に収まるの？
と思っているひとは危険です！
それではきちんとケアせず放って
おくとどうなるのでしょう。
「ミミズ腫れ」が出始めます。
ミミズ腫れができるのはかゆみが
悪化しているサインです。
では、そのミミズ腫れをさらに放って
おくとどうなるか。
「湿疹」が出るようになります。
ここまでくればかかりつけの医師に
相談する方がほとんどだと思いますが
この時点で無意識にかきむしってしまい、
血がでてしまうひともいます。
さらにひどい場合「水ぶくれ」が
出ることがあります。
なかなかここまで乾燥で悪化することは
無いのでここまでなってしまったら
「妊娠性湿疹」など別の病気も
視野に入れましょう。
放っておくとしこりができたり、
跡が残ってしまうこともあるので
湿疹、水ぶくれができたらすぐに
かかりつけ医に相談することが大事です。
正しいケア、かゆみの対処法は？
まずは体の中の水分不足を
改善しなければいけません。
ジュースやコーヒー類はなるべく避け
「カフェイン」「糖質」の少ないものを
摂取するように心がけましょう。
やはり水や白湯がベストです。
そして普通のボディクリームよりも
肌の奥まで浸透しやすい
「妊娠線予防クリーム」を使います。
実際に予防クリームを使っていても
妊娠線が出来てしまうひとはいますが、
やはり普通のクリームよりも出来にくいです。
そしてお腹だけでなく「全身」に塗ります。
乾燥するのはお腹だけではないので
他の部分がかゆくならないよう
予防の意味でも必要です。
予防クリームを全身に使うのは勿体ない。
という人は妊娠線が出来やすい
「お腹」「太もも」「胸」は
予防クリームでそれ以外は通常の
ボディクリームで丁寧にマッサージ
しながら保湿します。
ボディクリームは伸びのいい
ローションタイプがおススメです。
初めて使うクリームはなるべく
「敏感肌用」を使うことで
肌トラブルを避けることができます。
肌が敏感な妊娠中は「日焼け」からも
炎症を起こしやすいので夏場以外でも
日焼け対策はしっかりとしましょう。
また毎日の入浴も大事です。
妊娠初期は体温が上がり入浴を
ささっと済ませてしまうひとも多くいます。
ですがきちんと「全身」湯船に
つかることで体全体の保湿ができます。
湯船につかるとのぼせやすくなったひとは
少しぬるめにして保湿力の高い入浴剤を
いれるとより効果が高いです。
お風呂から出た後は急激に
乾燥していきます。
「入浴後の３０分後」がピークに
乾燥するをのでそれまでには
保湿ケアを済ませます。
乾燥する時期はかゆみの初期症状が
出やすい時期なので「加湿器」が
あるとお肌にも体にもいいですね。
妊娠中、特に初期は悪阻もあって大変な
時期ですが毎日の保湿ケアを怠らず
水分沢山とるようにしましょう。
妊娠初期には理解と正しいケアが大事
妊娠初期は体の変化も多く戸惑う
ことがほとんどだと思いますが
きちんと自分自身が理解し、それに
あった正しいケアを継続的に行って
いくことが大切です。
ただの乾燥だと思いボディクリームを
塗っていただけでは悪化して
しまうかもしれません。
今回紹介したように
保湿にも色々あります。
落ち着いたマタニティマタニティライフを
送るためにもトラブルはなるべく
避けれるようにしましょう。
