妊娠初期に喉が渇く原因は?試してほしい対策やおすすめの飲み物
妊娠初期には体が急激に変化していくために、
それに付いていけず、様々な体の不調があら
われることがあります。
お腹に新しい命を宿すということは、母体は
その子を全力で守っていかなければなりませ
んし、その子がすくすく成長していけるため
にも体をすこしずつ変えていかなければなり
ません。
その中で実際に妊娠初期の妊婦さんが訴える
ことが多いのが、異常なほどの喉の渇きです。
私も娘を妊娠してすぐから、異常な喉の渇き
に驚かされましたし、常に喉に何かが張り付
いている違和感で眠れない時もありました。
ではなぜ妊娠初期に喉が渇くのでしょうか。
喉が渇く理由や対策について、私の経験談を
交えてお話しさせていただきます。
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妊娠初期に喉が渇く理由
妊娠初期に喉が渇く理由は主に2つあります。
・プロゲステロンという女性ホルモンの分泌
が活発になるため
・つわりによる水分不足のため
妊娠初期にはプロゲステロンという女性ホル
モンの分泌が活発なり、このプロゲステロン
は水分を蓄える働きと体温を上げる働きが
あるため、喉が渇きやすくなります。
そして妊娠初期から始まるつわりによって、
吐いてしまうような場合水分不足になりや
すいです。
そのため、喉が異常に乾くような感覚に
襲われることがあるのです。
私も妊娠初期は吐きつわりのために、水分不足
気味になり、めまいや喉の渇きが頻繁にありま
した。
喉の渇きは結構ひどく、喉に常に埃が張り付い
ているような感覚で、むせてしまうことや、
異常な喉の渇きによって吐き気をもよおしたり
と、悩んだ時期もありました。
このように妊娠初期は、喉の渇きを感じやすく、
水分不足にならないためにもたっぷりの水分を
摂ってあげる必要があります。
妊娠初期の喉の渇きによる対策は?
妊娠初期の喉の渇きは、できるだけ水分を
たっぷり摂ることや、マスクをすることで
口腔内を加湿してあげることが大事です。
妊娠中はお腹の赤ちゃんへも水分が必要になり
ますので、たくさんの水分を摂取する必要が
あります。
妊婦さんは頻尿にもなりやすいので、体外にも
たくさんの水分が出ていってしまうので、少なく
ても1日2リットルの水分は摂ってあげてくだ
さい。
私は妊娠する前はあまり水分を摂らない体質
だったのですが、妊娠初期は喉の渇きによって
1日2リットル以上は水分を摂っていました。
おかげで妊娠中の水分が大切な時期にたっぷり
の水分をとれたことで水分不足になることなく
順調な妊娠生活を送ることができました。
そして、妊娠中は免疫力が低下し、風邪を引き
やすくなり、細菌感染もしやすくなります。
妊娠中のマスクは風邪予防にも、口腔内の保湿
のためにも欠かせませんので喉の渇きが気になる
ようなら、マスクの着用を心がけてください。
私は妊娠発覚してから毎日仕事中はマスクをして
生活していました。喉の渇きが酷かったこともあ
るのですが、ちょうど妊娠初期の時期が冬場の
インフルエンザやノロウイルスが流行る時期だっ
たので仕事中や人混みに出かける時はマスクの
着用は欠かさずしていました。
妊娠初期に喉が渇いたら、どんな飲み物がおすすめ?
妊娠初期は大事な時期で、日常生活や食べ物、
飲み物にも多少気を遣ってあげる必要があり
ます。
喉が渇くから甘いジュースをたくさん飲んだり、
コーヒーを何杯もおかわりしたり、ましてや
お酒を飲むことは控える必要があります。
妊娠中は妊娠初期に関わらず、糖分が多い
飲み物やカフェイン飲料、アルコールなど
は飲みすぎることによって胎児に悪影響を
及ぼすとされています。
いくらジュースやコーヒー、お酒が好きだから
といって、妊娠したらお母さんになった自覚を
持って、たくさん飲むことは我慢しなければ
なりません。
妊娠初期に喉が渇いた時のおすすめな飲み物
としては、
・麦茶
・ルイボスティー
・ローズティー
・水
これらの飲み物は糖分やカフェインの心配
もなく、妊婦さんがたくさん飲んでも問題
ありません。
私はもともとジュースを飲まなく、いつも
水分補給は水を飲んでいたのですが、妊娠前
はお酒が大好きで毎晩晩酌をしていました。
しかし、もしかして妊娠しているのかもしれ
ないと、妊娠が発覚する前から感じていたので、
その時点でお酒はやめていました。
妊娠初期から出産まで、できるだけ水と麦茶
だけを飲むようにし、たまに出かけ先で1杯
のコーヒーなどを飲んでいました。
お酒は妊娠したらきっぱりと辞める必要が
ありますが、ジュースやコーヒーは1〜2杯
程度は飲んでも大丈夫なようなので、飲みた
い時は限度をわきまえて飲むようにしましょう。
喉の渇きによって痛みを生じたら薬は服用してもいいの?
私の経験談なのですが、妊娠初期は異常な
喉の渇きにより、喉が痛くなってしまうこと
がよくありました。
妊娠前は喉が痛くなりだしたら、酷くなる前
にイソジンうがい薬やのどぬーるスプレー、
内服薬のフルコースで対策をしていました。
しかし妊娠したら、安易にこれらを使うこと
や服用することは危険です。
薬は体内への吸収率が高く、胎盤を通じて
赤ちゃんへも薬の成分が伝わってしまいます。
喉が痛くなってしまった場合は、一度かかり
つけの産院で相談してみてからもらった薬を
服用するなどしてください。
妊娠したら自分の判断だけで、薬を使ったり
飲んだりすることで今後お腹の赤ちゃんに
何か起こってからでは取返しがつきません。
私は妊娠が分かってからはネットや雑誌を
読み漁り、妊娠に対する知識や食べてはダメ
なもの、やってはいけないことなど調べて
いたので薬のことも知識をつけていました。
しかし赤ちゃんのために早く自分が元気に
ならなければいけないという気持ちで、薬が
ダメとは知らずに服用してしまうケースも
多いのが事実です。
この記事を読んで、より多くの方が妊娠中に
薬を使うこと、服用することはよくないという
ことを知ってもらえれば嬉しいです。
喉が渇くのは赤ちゃんを元気に育てるための反応である
妊娠初期に喉が渇くのは、ホルモン分泌の影響
やつわりによるもので、いずれも赤ちゃんを
自分の体の中で元気に育ててあげるための反応
なのです。
できるだけたくさんの水分を摂ってあげること
と、マスクを着用することで、症状が和らぐと
思いますので、ぜひ試してみてください。
そして喉の渇きによって喉が痛くなってしまう
こともあるかもしれませんが、決して市販薬
などを安易に使うことはやめてください。
不快なこと、体の不調を生じたら、かかりつけ
の産院の指示をあおぐことが大事です。
妊娠中でも使用できる薬や飲み薬もあります
ので、必ず市販薬を買うのではなく、産院から
処方してもらった薬だけを使用してください。
妊娠中は何かと体の不調やトラブルが出やすい
時期ですが、お腹の赤ちゃんの為にも1つ1つ
上手に乗り越えていけるといいですね。