妊娠初期、喫煙してしまった〜胎児への影響や経験談〜

妊娠初期、喫煙してしまった〜胎児への影響や経験談〜

 

妊娠中に関わらず、健康に害を及ぼすタバコ。
妊娠を機会にタバコをやめたというママは
多いはずです。中には、妊娠してもタバコは
やめられなかったという人もいるのでは
ないでしょうか。

 

妊娠初期、妊娠したことに気が付かずに
喫煙してしまっていた・・・赤ちゃんへの
影響は大丈夫?と、不安になりますよね。

 

今回は、妊娠初期の喫煙による
胎児への影響などをご紹介します。

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喫煙による妊婦への影響は?

 

妊婦さんが喫煙することによって、妊婦さん
自身にどのような影響があるのでしょうか。
いくつか紹介していきます。

 

妊娠初期の喫煙は、子宮外妊娠を
引き起こす原因の一つと言われています。
その中でも最も多いのが、卵管妊娠です。

 

卵管は狭いので、受精卵が正常に発育する
ことができず、妊娠を継続することは
できません。

 

喫煙している妊婦さんは、非喫煙者の妊婦さん
よりも早産の可能性が高くなっています。

 

1日に30本以上吸っている人だと、
約3人に1人が早産になると言われています。

 

妊婦さんの約100人に1人の確率で起こる
と言われているのが、常位胎盤早期剥離です。

 

その原因にも喫煙が含まれています。
常位胎盤早期剥離は、重症になるとお腹が張り、
動けないほどの下腹部痛に襲われます。

 

最初は軽症でも、急に症状が悪化すること
もあります。

 

胎盤が正常よりも低い位置にあり、子宮口を
塞いでしまう状態を前置胎盤といいいます。

 

前置胎盤にはさまざまな原因がありますが、
喫煙の影響もあります。ニコチンにより
血液の循環が悪くなり、子宮の血流も悪く
なってしまうことから、正常な位置に着床
しにくくなるそうです。

 

前置胎盤の予防は難しいとされていますが、
喫煙している場合、タバコをやめることが
予防につながります。

 

 

妊娠初期、喫煙による胎児への影響は?

 

妊娠初期の喫煙によって悪影響があるのは
妊婦さんだけではありません。お母さんの
体を伝わって、お腹の赤ちゃんにも悪影響
を与えます。

 

喫煙は、喫煙者の血管を細くしてしまい
ます。妊婦さんの血管が細くなると、
赤ちゃんに必要な酸素や栄養が届きに
くくなってしまい、知能の発達が遅れる
原因となってしまいます。

 

最も影響するのは赤ちゃんの低体重です。
喫煙している妊婦さんから産まれてくる
赤ちゃんは非喫煙者に比べて、200
グラムほど軽く産まれてきます。

 

喫煙者から未熟児が産まれてくる確率は
非喫煙者と比べて2〜3倍にもなります。

 

私は妊娠初期の間、タバコをやめること
ができないまま出産した経験があるの
ですが、予定日を超過したにも関わらず
出生体重は2700グラムでした。

 

未熟児ではありませんでしたが、健診の
たびに体重は小さめだと言われていました。

 

やはり、喫煙が影響しているのでは
ないかと思っています。

 

 

妊娠に気付かず喫煙してしまったら?

 

妊娠していることが分かるのは大体、
妊娠3ヶ月頃くらいかと思います。

 

妊娠してすぐに禁煙しても、気付かないで
タバコを吸ってしまっていたけど大丈夫?
と不安になりますよね。

 

今から禁煙しても遅いのではないか・・・
と思う人も多いでしょう。

 

妊娠初期からタバコを吸っていたけど、
健康な赤ちゃんが産まれたという人は
たくさんいます。

 

低体重で産まれても、その後は問題なく
体重も増えて元気に育つ赤ちゃんもいます。

 

逆に、喫煙も飲酒もしていなかったのに
障害を持って産まれてきてしまったと
いうことも少なくはありません。

 

喫煙している妊婦さんから必ずしも、
低体重だったり障害を持った赤ちゃんが
産まれてくるわけではありません。

 

じゃあタバコを吸っていても問題ない?
ということにはなりません。

 

先ほども紹介したように、早産や低体重の
赤ちゃんが産まれてくるといった他に、

 

先天性異常や発達障害のリスクは
非喫煙者よりも喫煙者の方が確率は高いです。

 

妊娠が発覚したらすぐに禁煙し、受動喫煙にも
気を付けて生活するようにしましょう。

 

 

タバコを吸いたくなった時の対処法

 

赤ちゃんのためを思えば禁煙なんて
すぐできる人もいれば、ダメだと
わかってもなかなかやめられない人も
いると思います。

 

どうしてもタバコが吸いたい!
そんな人に、私が試した対処法を
ご紹介します。

 

いつ、どのタイミングでタバコが吸いたく
なるか自分で知ることから始めました。

 

私の場合、寝起きと食後のコーヒーの
あとでした。そこで実践したことは、
寝起きすぐに歯を磨いて口の中を
すっきりさせること、食後はコーヒー
ではなく水や炭酸水を飲むように
しました。

 

妊娠中に限らず、口の中を常にすっきり
させておくとタバコを吸いたい気持ちが
半減します。

 

また、タバコを吸いたくなった時は
ガムやグミを食べたりもしてみました。

 

その結果やめることができました。

 

ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

禁煙するときは周りにも協力してもらいましょう

 

今回は、喫煙による胎児や妊婦さん
への影響をご紹介しました。

 

妊娠初期の喫煙の影響はたくさん
あります。

 

自分が吸っていなくても、副流煙を
吸ってしまうのも良くはありません。
禁煙しようとしている時に旦那さんが
吸っていたらストレスにもなりますよね。

 

お腹に赤ちゃんがいることがわかったら
家族そろって禁煙に取り組みましょう。

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