妊娠後期、臨月の旅行は大丈夫?注意点や経験談

妊娠後期、臨月の旅行は大丈夫?注意点や経験談

 

妊娠中に旅行に行く、いわゆる「マタ旅」。
妊娠後期、臨月になって旅行に行っても
大丈夫?

 

そもそも、妊娠中は旅行に行ってもいいの?
国内旅行に海外旅行・・・。夫婦二人での
思い出を最後に作りたい!いつも仕事で、
育児休暇明けにはすぐ仕事だし・・・

 

こんな時じゃないと時間がとれないから、
旅行に行こう!と思われる方も多いのでは
ないでしょうか。妊娠中に旅行する際の
注意点やリスクをお伝えしていこうと
思います。

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妊娠後期、臨月の過ごし方は?

 

28週に入ると妊娠後期に突入し、
36週に入ると臨月です。臨月という期間は、
いつ陣痛がきてもおかしくない時期です。

 

もちろん臨月までに出産準備を済ませていると
思いますが、もう一度荷物の確認、陣痛が
来たら、あるいは破水、おしるしがあったら
どうするかもう一度自分で再確認し、周りの
人にも確認してもらう必要がありますね。

 

帝王切開など予定出産のかたも、予定日までに
陣痛がきてしまう可能性もあるので再確認が
必要です。

 

臨月に入って里帰り出産のため、帰省する方は、
十分気をつけて、時間に余裕を持って帰りま
しょう。自力で帰るよりは、できるだけ迎えに
来てもらったほうが良いでしょう。

 

 

妊娠中の旅行について

 

妊娠中の旅行は大丈夫なの?妊娠中に
旅行に行きたいと思われる方多いですよね。
結論から言うと妊娠中の旅行は自己責任です。

 

なぜなら、妊娠中は日常生活でさえリスクや
危険性を伴って出産まで過ごします。まして
旅行となると日常生活ではないですから、
リスクや危険性も高まります。

 

テーマである「妊娠後期、臨月での旅行」
はなるべく行かない方がいいです!
危険すぎます。

 

妊娠中も仕事を続けていて、産休に入って
から旅行に行きたい気持ちは分かります。

 

ですが、妊娠後期にはおなかも張りやすく、
おなかもぐっと出てきて思うように動けま
せん。また、貧血や動悸、息切れ、むくみ
など様々な症状も出てきます。

 

旅行中、もし陣痛が始まったらどうなる
でしょう。37週に入っていなければ早産
になります。そうなるとNICUや設備の整った
病院でしか受け入れてくれないでしょう。

 

その上、駆け込み出産は受け入れ拒否される
場合もあります。NICUで治療が必要となると、
せっかく頑張って産んでも赤ちゃんを見れな
かったり、一緒に退院できず悲しいですよね。

 

身体的、精神的、経済的に苦しむ結果になり
ます。妊娠初期でも、無理に旅行にいって
風邪をひいたり、おなかを下したりしても
薬が飲めず苦しいですね・・・。

 

もし妊娠中に旅行に行くなら様々なリスク
管理をする必要がありそうです。

 

 

妊娠中旅行に行くならどうすればいい?

 

妊娠中の旅行は5〜7ヶ月頃に行くのがいいと
言われています。さんざん上記で妊娠中の
旅行について脅しましたが、結構マタ旅されて
いる方多いです。ちなみに私も行きました。

 

ですが最初にも書きましたがやはり自己責任
です。もし行くならば、先生に相談をし
注意点など聞くと良いでしょう。

 

旅行先は体の負担やもしものことを考えると
車や電車で1〜1時間半ぐらいの場所がいい
でしょう。また、移動中は座りっぱなしに
なったり歩きすぎにならないように、
こまめに休憩をはさみましょう。

 

旅行先では、アクティブな観光は避けて
ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

 

また、温泉に入られる方も多いと思いますが
妊婦は入浴拒否されるところもあるみたいです。

 

事前に確認が必要です。
おなかが大きいと下が見えづらいです。
浴室内では、滑りやすくもなってるので
転倒に注意し、お風呂上がりには体が冷え
ないように気をつけましょう。

 

海外に行かれる方も多いですが、もしものこと
を考えて海外は控えたほうが良いでしょう。

 

赤ちゃんあが無事に生まれ、少し落ち着いたら
家族みんなで旅行に行くこともできます。

 

出産までもう少し我慢してもいいかも
しれませんね。

 

 

妊娠後期、旅行の経験談

 

私も妊娠後期に旅行に行きました。

 

しかも妊娠後期でおなかが張っているので、
薬をもらっていました。今思えば、よくあんな
怖いことをしたなと思いますが。

 

主人はなかなか休みが取れない人で、たまたま
連休が取れたからということで新婚旅行も
行ってないからと、主人の強い勧めに応じて
しまいました。

 

何事もなく無事に帰れて楽しい旅行になりま
した。ですが、おすすめしません。

 

そもそも、妊娠後期で子宮収縮を抑える薬を
もらっている方は日常生活安静に過ごして
くださいと言われます。

 

まして旅行なんて…。おなかも大きかった
ので、旅行中は主人がかなり気を使って
くれました。ですが、男性の方は妊娠中の
リスクを知っている人は少ないです。

 

旅行の計画を立てる際は、最悪のケースも
旦那さんが知っておく必要があります。

 

旅行から帰って数日後、旅行が原因だと
思われますが、切迫早産で入院することに
なりました。

 

こういうこともあるよとは伝えてはいたものの、
主人は出産までの道のりを結構甘く考えていた
みたいで反省しておりました。

 

ですが、楽しい旅行をさせてもらった
主人には感謝です。

 

 

常位胎盤早期剥離について

 

つい最近、38週で常位胎盤早期剥離によって
産まれてきた赤ちゃんのことを書いた記事を
目にしました。

 

常位胎盤早期剥離というのは、なりやすい人
もいるみたいですが、実際のところ予見が
つきづらく原因など詳しく分かってない
みたいです。赤ちゃんの仮死状態が長いと、
脳死状態のまま産まれてきたり、障害が今後
出てくる可能性もあります。

 

もちろん対応が早く、母子ともに何事もなく
出産されるケースもあります。

 

常位胎盤早期剥離はまれなケースですが、
誰にでもなりうる可能性があります。

 

旅行中だったらどうしますか?かかりつけ
でないと対応も遅れますよね?私は元気な
赤ちゃんを産むことができましたが、そんな
危険性もある中で旅行に行ってしまったことを、
この子の親として反省しました。

 

そして、元気に成長しているだけで感謝すべき
ことなんだと感じました。入院する際に先生に
言われましたが「妊娠から出産まで、安全
なんてない。誰にでも起こりうることで、
まさか自分がなるなんてという気持ちが甘いん
だよ…。だから出産って奇跡なんだ」と。

 

本当にそうだなと改めて思います。

 

 

リスクがあることを忘れずに!

 

妊娠中の旅行は、5〜7ヶ月頃に行き、
もし行くとなればリスク管理をしましょう。

 

必ず先生にも相談をしてから計画を立てま
しょう。旅行中もアクティブな行動は避け、
身体に無理のないようにゆっくりとした時間
が過ごせるような、プランを考えましょう。

 

特に冬はインフルエンザやノロウイルスが
流行ったりします。予防接種を受けたりして、
菌をもらって帰らないように予防も心がけ
ましょう。

 

様々なことに注意する必要がありますが、
出産前の楽しい旅行になればいいですね。

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