妊娠後期に寝苦しい時の対処法や必需品のアイテム

妊娠後期に寝苦しい時の対処法や必需品のアイテム

 

妊娠後期までいきますと
いよいよ待ちに待った可愛い我が子に
出逢えるまでもうすぐです!!
そんな事を考えると楽しみになりますよね?
しかし、
『いつ陣痛が来るのか?』ドキドキしますし、
出産時の痛みに対する恐怖を感じる方も
いらっしゃるかと思いますが、
それと同時に『お腹が重たくて寝苦しい・・・。』
と感じるようになる時期でもあります。

 

何とか出産に向けて体力温存しておきたいと
思っても、寝苦しくては温存所か、
ママの疲労感は抜けませんので、
そこで今回は、妊娠後期に寝苦しい
原因や対処法、必需品アイテム
などを紹介していきたいと思います。

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妊娠後期の寝苦しい原因

 

妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期と、
それぞれその週数毎の悩みや辛さがあるかと
思いますが
『お腹の赤ちゃんの為に頑張るぞ!』
と思っていても、自分の思い道りにならない
生活が10カ月間続くとなると、
どんな方でも正直疲れるかと思います。

 

そんな中でも『妊娠後期の寝苦しさ』
というのは妊娠後期の悩みの種の一つでもあります。
ママのお腹の中には、赤ちゃん、
そして赤ちゃんを守ってくれている羊水、
ママから赤ちゃんへと栄養を繋いでいる胎盤が
入っています。
出産直前ですと、
赤ちゃんが3,000gで、羊水が500g、胎盤が500g
という重さと、
赤ちゃんにおっぱいを飲ませる為に
ママの胸が発達するので、
その乳房や血液、子宮の重さ等を含めて4sという
重さが加わります。

 

これはあくまでも出産直前の
平均な重さなのでもちろん個人差は
当然ありますし、
まだ妊娠後期になりたてのお腹は
これよりも重くはないと思いますが、
これらを足しただけでも『8s』も
ママの身体は重たくなり、
負担がかかっている状態になります。

 

8s分もの重さがママの上半身に加わる訳ですから、
すぐに疲れやすかったり、だるくなって
しまうのは仕方のない事だと言えます。

 

 

やはりこのようなお腹を抱えていては、
なかなか気持ちよく眠る事も難しいという事は、
皆さん理解できるかと思います。
又赤ちゃんの胎動も激しくなってきますから、
赤ちゃんにお腹の中を蹴られたり、
ウネウネ動く感覚が苦しく感じられたりする
事もあり、このような色々な要素が混ざって
妊娠後期の『寝苦しい』と感じる事に
繋がります。

 

 

寝苦しい時期の必需品

 

一度は妊娠後期を味わった事がある方は
分かるかと思いますが、
寝やすい体勢はやはり『横向き体勢』が一番です。
切迫早産等で24時間点滴を余儀なくされている
方などは、点滴の針を気にしながらの睡眠になり、
横向き体勢が辛く感じてしまう場合もありますが、
普通でしたら、横になって片側のお腹を布団に
くっつけて寝る形が重さを和らげられて
楽ちんに感じます。
又そこでポイントなのですが、
『抱き枕クッション』や
バナナ型になる『授乳クッション』を
『足と足の間に挟んで寝る』事が
とても楽になれるポイントです。

 

丸型や、バナナ型にも変形出来る
授乳クッションは、産後おっぱいをあげる時にも
大活躍しますから個人的にはお勧めですが、
とにかく何でも良いので、
『足と足の間に挟むもの』
と極端に考えてしまうのであれば、、
毛布や厚みのある枕等でも対応出来ます。
お腹の重みで寝ている時にでも
自然と足にも負担がいきますから、
このような物を挟むだけで、
随分楽に眠れた事を実体験し、
今でも覚えています。

 

 

 

寝苦しい時期の対処法

 

これも大事な事ですが、妊娠後期は常に
お腹が圧迫されている感覚になりますから、
赤ちゃんが下がってくるまで苦しい状態が
続きます。
又小柄な女性や、細身の女性は、
赤ちゃんのスペースを維持する為に
お腹だけかなり前に突き出るような感じに
なりますから、特に苦しく感じてしまう
方が多くいらっしゃいます。

 

ですから、食事を取ってすぐに横になるのは
絶対に苦しいでしょうし、
寝苦しい原因にもなりますから、
食事後はソファー等で
少し落ち着いて、ある程度の消化を待ってから、
睡眠する事が不可欠です。

 

実際に私は、妊娠後期の寝苦しさを
かなり味わいましたから、
食事時間と、クッションを足に挟む事を
必ず行って過ごしていました。

 

しかし、どうしても妊娠後期という
決して身軽な身体では無い為、
正直に言えばこれで満足出来ていたか?
と言われれば、
『やはり苦しい日もあったなー。』という
のが本音です。

 

なので、寝ながら深呼吸をしてみたり、
お腹を撫でてみたり、夜中に何度か
体勢を変えてみた事もありました。

 

又仰向けに寝る時は、なるべく腰に
負担をかけないようにと、
お腹の真下に厚みの少ない枕や、
バスタオルなどを自分の好きな厚さにたたんで
それを背中の下あたりに入れて寝ていました。
病院生活での寝たきりの妊婦さんは、
横向きに寝ていても疲れてきてしまったり、
布団と密着している身体側が疲れてきたりも
しますから、
そんな様に工夫をして寝てみると良いかも
しれません。

 

関連記事
妊娠後期に一番楽な寝る姿勢は?寝付けない時試して欲しいこと

 

気を付けて欲しい事

 

これは私が実際体験した話にはなりますが、
『寝苦しい』理由の一つにパジャマが原因
という事がありました。

 

『パジャマが原因ってどういう事?』
と思われるかもしれませんが、
『パジャマズボンのゴムの締め付け』の事で、
パジャマのズボンのゴムの部分が
お腹にあたっている状態によって、
お腹が苦しく感じて、
寝苦しくも感じるという事です。

 

マタニティー期間は皆さんマタニティー用の
パジャマを着用するかと思いますが、
私は1サイズ大きめぐらいの
普通のパジャマを着て寝ていました。

 

そのゴムがお腹を締め付けていて、
苦しく感じていた一つの原因でも
あったのですが、自分では全く
意識していなかったので、
後々助産師さんに
『このゴムも早産の一つの原因にもなるのよ。』
と言われて、驚ろいた事を覚えています。

 

ですから、妊娠後期はワンピース型のお腹を
締め付けない服を着て睡眠をとるか、
ズボンを腰の位置まで下げて寝るか等の
『お腹を締め付けない工夫をする』事でも
寝苦しさがだいぶ変わってきますから、
試してみて下さい。

 

妊娠後期は一気に赤ちゃんが
成長する時期ですが、
ママは自分のお腹を毎日見ていている為、
その姿を見慣れてしまい、
意外にもお腹が大きくなってきている事に
気付きにくいケースがありますので、妊娠後期は、

 

『お腹に余裕を持った服装を心掛ける』

 

ようにした方が良いと感じました。

 

 

赤ちゃんが下がってくると程寝やすくなる

 

妊娠後期は一番お腹が重たくて
しんどい時期でもあると同時に
赤ちゃんも生まれる準備をする時期でもあります。

 

ですから赤ちゃんがお腹のあたりから
子宮のあたりへと自然に下がってきますから、
そうなれば、随分楽に眠れるようになります。
しかし頻尿や胎動の動きによる悩みは
消えずに、安眠は難しいかもしれませんが、
ママのお腹にいる期間も残りわずかでも
あるという一つの目安でもありますので、
もうひと踏ん張りして、
最終段階のマタニティーライフを過ごして下さい。

 

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