妊娠後期の内診、痛みや出血について知っておきたいこと
膣内に指などを入れて触診する内診。
腹部に器具を当てるだけのエコーによる検診と
比べて気持ち悪い、痛いということで苦手に
感じる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな妊娠後期の内診について
ご紹介していきます。
痛みや出血を伴う可能性があり、さらには
陣痛にも繋がる可能性のある妊娠後期の内診、
きちんと知っておくことでいざというときに
落ち着いて対処することができますよ!
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なぜ妊娠後期に内診を行うの?
妊娠後期の内診は、必ずしも全ての病院で
行われるわけではないのだそう。病院によっては
まったく行わないところもあります。
しかし多くの病院が妊娠後期に内診を行うのには
内診をすることで、どれだけ胎児が下に
下がってきているかや子宮口の硬さなど、
出産に向けての準備が進んできているかを確認する
ことができるから、という理由があります。
出産予定日というのはあくまでも目安ですので
実際にあとどれくらいで出産になりそうかを
知るためには内診によって子宮口の状態や
胎児の頭の位置を確認する必要があるのです。
エコーでは確認できないものは、内診で
診るしかありません。
あとどれくらいで生まれそうか、というのは
出産目前のお母さんにとっては一番
知りたいことですよね。
内診はできればしたくない!という気持ちは
大きいかもしれませんが大切なことを知るために
必要な処置ですので赤ちゃんのため!
と頑張って挑みましょう。
内診の痛みや出血
内診は、妊娠中のデリケートな状態の膣部に
指を入れますので刺激によって出血が
起こってしまう場合があります。
これは内診出血と言われるもので通常、
量はそれほど多くないものですので
問題はありません。もしも大量に出血した場合は、
他に原因がある場合がありますので
すぐに病院で診てもらうようにしましょう。
また、出産の兆候である「おしるし」の出血と
よく間違われることがありますが内診直後の
場合は、内診による出血の可能性が高いです。
内診による痛みですがこれには個人差があります。
私は内診自体はそれほど痛みを感じませんでした。
しかし予定日が近づいてくると、子宮口を
開きやすくやわらかくするために指でグリグリと
刺激をする通称「内診グリグリ」は
かなりの痛みが伴いました。
「内診グリグリ」に関しては、とにかく痛い!
という声を多く聞きます。あまりの痛さに、
内診を拒否したことがある、という人も。
痛くてつらいものですが、内診グリグリの
時期にまでくれば赤ちゃんに会えるのも
もう少しです!陣痛の予行演習、くらいに
思って乗り切りましょう。
痛みで体に力が入りがちですが力を抜いて、
ゆっくり息を吐いた方が痛みは和らぐそうなので
ぜひ試してみてくださいね!
事前に準備しておきましょう!
妊娠後期の内診の場合、前述の通り痛みや
出血を伴うことがあります。私の通っていて
病院では、内診を行う時期になると生理用の
ナプキンを持参するように言われていました。
内診後、数時間は急に出血する可能性が
ありますのでその日は1日ナプキンを
着用しておくと出血にも対応できるので
安心ですね。
臨月になると、内診出血の他にも急な破水などの
際に大きめのナプキンがあると役に立ちますので
小さめのものと大きめのものを1つずつ
外出の際は常に持ち歩くようにすることを
おすすめします。
陣痛に繋がる可能性も!
内診によって子宮口が刺激を受けると、
お産が進んで陣痛に繋がる可能性があります。
私自身、予定日よりも1週間早かったの
ですが検診で内診を受けたその日のうちに
陣痛が来て出産に繋がった経験があります。
まだ予定日まで日があるし、と
油断していたので予想外に早くきた
陣痛に慌ててしまいました。
検診に行き、内診を受けた日は陣痛が
起こる可能性も高くなります。
内診出血に備えるだけでなく、陣痛が
来てお産になるかも?と心構えと
準備をしておくことも大切ですね!
妊娠後期の内診 準備と心構えを!
痛みや出血を伴う、妊娠後期の内診。
不快感を伴うものですが、赤ちゃんが
生まれてくるために必要なものです。
内診を受けた日は、出血と陣痛が起こる
可能性を考えてしっかりと準備を
心構えをしておきましょう。
きっともうすぐ、元気な赤ちゃんに会えますよ!