妊娠後期のめまい、考えられる原因や病気は?対処法について

妊娠後期のめまい、考えられる原因や病気は?対処法について

 

妊娠後期に入って、赤ちゃんと会える日が
近づいてきて楽しみな日々を過ごしている
かと思います。

 

でも、お腹も大きくなり、動きが制限されたり
体調不良も出る事がありませんか?

 

その中に、「めまい」の症状に悩まされている
方もいると思います。

 

私も、妊娠後期にめまいで悩みヒヤッとした
事がありました。

 

今回は妊娠後期のめまいがする原因や病気、
対処法を私の経験談と一緒にご紹介していき
たいと思います。

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妊娠後期めまいの原因は?

 

妊娠後期のめまいは、個人差がありますが
多くの人が経験しているそうです。

 

めまいの考えられることは

 

・葉酸が不足している
・鉄分が足りない
・水分不足
・低血圧
・子宮の大きさによる圧迫
・葉酸が不足している
などです

 

原因を1つずつ紹介します。

 

 

・葉酸が不足している
妊娠中の大事な栄養素として、ここ数年で
葉酸の大切さが広まりましたよね。

 

母子手帳にも、葉酸の大切さが書いてあります。

 

この葉酸が不足していると、めまいを引き
起こします。葉酸は、妊婦さん用のサプリ
メントが売っているのでしっかりとるように
しましょうね。

 

・鉄分が足りない
貧血の状態ですね。妊婦検診では貧血の検査も
行っていると思います。貧血だと、めまいと
言うよりも「血の気が引く」感じに近いと思い
ますが人によっては、クラっとする事もあり
ます。

 

貧血は、出産までに改善しないといけません。
出産する時には、大量の血液が必要だからです。

 

検診で貧血と診断された場合はしっかりと
治療しましょう。

 

・水分不足
水分を取っているつもりでも、妊娠中の
お母さんの身体は、水分不足になりやすい
のです。

 

特に妊娠後期は、赤ちゃんへたくさんの栄養を
送り羊水を作っているので、水分は意識して
取っていかなければなりません。

 

水分が不足してしまうと血液がドロドロに
なってしまい血行が悪くなり、めまいを引き
起こしてしまいます。

 

・低血圧
低血圧だと、立ったり、起き上がったりすると
クラっとめまいが起きます。あまりに酷いと
立っていられなくなりそのまま転倒する恐れも
あります。

 

血圧はしっかり測って、自分が低血圧だと
知っていると対策もとりやすくなります。

 

・子宮の大きさによる圧迫
妊娠後期は赤ちゃんが大きくなるにつれ
子宮も大きくなっています。

 

子宮が大きくなる事で、さまざまな臓器に
血液が十分にいかずめまいを引き起こす
原因となっています。

 

 

めまいだからと軽く見ないで。危険な病気

 

妊娠高血圧症候群と言う病気はご存知で
しょうか?妊娠高血圧症候群と言う病気も、
症状の一つにめまいがあります。

 

妊娠高血圧症候群は、妊娠中に気を
付けなければならない病気の一つになって
います。

 

妊婦検診で、尿検査と血圧を測る事で
この病気を発見することができます。

 

妊娠高血圧症候群になると、めまいだけ
でなく倦怠感や頭痛、むくみなどの症状が
出ます。

 

この病気は何が怖いのかと言うと
高血圧の状態が続く事で最悪のケースで
母子共に命に関わると言う事です。

 

めまいくらい、休んでいれば大丈夫
と思わないで、他に症状が無いかしっかり
確認をし不安を感じたら医師に相談を
しましょう。

 

妊娠高血圧症候群と分かったら入院をして
治療できます。早期発見が大事なので、
身体の症状をチェックしておきましょうね。

 

 

めまいの対処法

 

めまいがする時の対処法をご紹介していきたい
と思います。まずは、めまいがしたらしっかり
休むことが大事です。

 

家の事をしなければならなかったり、仕事など
ある方もいると思います。

 

しかし、めまいは、酷いと転倒の恐れもあり転倒
したことでお腹を打ってしまう事もあります。

 

危険なので、しっかり休むようにしましょう。

 

そして、先程も書きましたが、水分を意識して
しっかり取りましょう。水分を取るとトイレが
ますます近くなるから…

 

とあまり取らなかったり、暑い時期ではない
からと水分を取らないと、水分不足になって
しまいます。お腹の赤ちゃんへの栄養の一つと
考えてしっかり水分を取りましょう。

 

立ち上がる時や起きる時もゆっくり動く事を
心がけましょう。急に立ち上がったり、
起きたりすると、血圧が一気に変わってしまい
めまいが起きます。

 

危険なので、立ち上がる時や起きる時は、
ゆっくり行動しましょう。

 

妊娠後期はお腹が大きくなって、バランスも
崩しやすいです。危険なので、ゆっくり動く
事を心がけましょうね。

 

 

妊娠後期、めまいの経験談

 

私は元々低血圧で、めまいがよく起きて
いました。また、良性発作性頭位めまい症と
言う病気もあったのでめまいが起きやすかった
です。

 

妊娠してからは、ゆっくり休んだり栄養を
取ったり、医師と相談をして漢方を飲んで
対処していましたが妊娠後期になると、
お腹が大きくなり動く事が怖くて、横に
なっていたり座っている時間が多くなって
いました。

 

しかし、めまいはひどくなる一方…。

 

産婦人科で血液検査や尿検査、血圧検査を
しても異常なし。耳鼻科に行っても良性発作性
頭位めまい症ですね。安静にしていてください。
と言われていました。

 

安静にしていてもめまいが起きる…と困って
いたところ産婦人科の先生からもう少し身体を
動かしてみては?と言われました。

 

「でも先生…めまいが怖くて動きたくないです」
と言いましたが激しい運動などは、血圧が一気に
変わってしまうからダメだけれど、ウォーキング
をしたり妊婦さんのヨガやストレッチをして
みたら?と言われたのでその日から動画を見て、

 

ストレッチをしたり母や妹と一緒にウォーキング
をして身体を動かす事を意識してみました。

 

座ってできる体操もあったので、取り入れて
みたり少しずつ身体を動かす事をして
続けたら、めまいの症状が治まりました。

 

産婦人科の先生に報告したところ
「血行が良くなって、めまいが治まったのかも
しれないね。無理はしないで、適度に身体を
動かす事も大事ですよ。」

 

と言われました。今まではめまいで転倒する
事が怖くて積極的に身体を動かす事が出来な
かった為血行が悪くなって、余計めまいが
起きやすい状態になっていたようでした。

 

めまいが起きないようにと思って横になったり、
座ったりしていた事もゆっくり休み過ぎは良く
ないんだなと感じました。

 

めまいが無い時は、身体を動かし、水分を
しっかりとっている事で身体の調子も良く
なりました。

 

めまいは怖いですが、血行を良くするためにも
適度に身体を動かす事も大事と言う事を
知りました。

 

出産まで、適度に運動をしていたので運動を
始めてから、出産まで、めまいが起きる事は
ありませんでした。

 

運動も大事なんですね。
みなさんも、めまいが無い時はぜひ、適度に
身体を動かして血行を良くしましょう。

 

 

めまいの原因をしっかり理解して、対処しましょう

 

めまいの原因も危険な病気から、自分で
対処できるものまで様々ありましたね。

 

自分のめまいの原因をしっかり理解する事は
とても大切な事です。めまいと軽く考えずに、
しっかり医師と相談をし早目に対処をして、
安全に生活できるようにしましょうね。

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