臨月に子宮口が柔らかい、硬い違いは?開かない時の対処法

臨月に子宮口が柔らかい、硬い違いは?開かない時の対処法

 

臨月になると徐々に体も
出産を迎える準備をしてきます。
検診でも触診で
子宮口の開きを確認したりし
出産が近いかどうかを医師も判断します。
子宮口が柔らかい
硬いなどといいますが、

 

実際どのような状態になるのかを紹介します。

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子宮口とは?

 

子宮口とは、子宮体部と
子宮頚部との境にある部分のことです。

 

これは通常問題のない妊婦さんで
あればしっかり閉じているものですが
中には妊娠中期頃で子宮口が開いてしまって
早産の可能性がある「子宮頸管無力症」
になる人もいます。

 

妊娠24週までに症状がわかれば、
手術をする場合もあります。
ですから子宮口が硬いということは
赤ちゃんにも母体にも良いことなのです。

 

そして出産間近になると、
子宮口はだんだん柔らかくなり
少しつづ開いてきます。

 

出産時には10センチまで開いて
初めて出産するためにいきむ事ができます。
10センチまで開くのには人それぞれ
時間もちがうため、長い人はその間陣痛
を耐え続けなければならないのです。

 

 

臨月の子宮口の状態、硬い、柔らかいとは?

 

臨月の半ば頃には病院での診察の際に、触診といって
医師が子宮口まで直接指などをいれて子宮口の開き具合、
硬さなどを確認する診察が増えます。

 

臨月になっても硬く閉じていると
赤ちゃんが出てこられないため、
その具合をみて出産の時期が
近いのかどうかをみているのです。

 

臨月で子宮口が1センチほど
開いているといわれる妊婦さんは
結構いるようですが、1センチくらい
では出産はまだまだ先のようです。

 

3〜6センチほど開いていても
実際妊婦さん自体は子宮口が開いている
感じはよくわからないという人もいれば
陣痛らしきものが始まっているのに
診察してもらっても子宮口がまだ3センチ
しか開いていないという妊婦さんもいます。

 

ですから、何センチ開いているから
陣痛があるとも限らず、本当に
子宮口の開き方は人によって全く違うのです。

 

 

子宮口はどうすれば柔らかくなる?

 

では子宮口を柔らかくする方法はあるのでしょうか。

 

臨月に入れば、医師から運動(ウォーキング)を
して体を動かすようにといわれるでしょう。
歩くことでお腹が下がり
子宮口が開くのを促す効果があります。
スクワット、階段の上り下りも効果的です。

 

他にも「ラズベリーリーフティー」という飲み物をご存じですか?
ヨーロッパの方では「安産のお茶」といわれるもので、
妊娠8ヶ月ごろから飲むことができます。
効果としては子宮収縮を促す作用があるようで
お産が早かったという人もいるようです。

 

そして最後に紹介するのは、おっぱいマッサージです。
産後母乳がよく出るためにもよいのですが、
おっぱいマッサージ(乳首)をすると
お腹が張りやすくなり陣痛につながる
ともいわれるので試してみてはいかがでしょうか。

 

 

初産は子宮口が開きにくい?

 

子宮口の開きは、初産の人のほうが
経産婦より遅いでしょう。

 

初産の場合、子宮口が開くということ
自体が初めてのことであるため
当然開くのにも時間がかかってしまいます。

 

経産婦の場合は、一度出産をしているため
産道も一度は開いているので
初産よりは早く子宮口も開いてくるでしょう。

 

ですから経産婦の場合は、子宮口の開きが
急激に早くなってしまう場合もあり
まだ陣痛が10分〜15分間隔であっても
どんどんお産が進んでしまって
スピード出産ということもあり得ます。

 

 

子宮口が開かないとどうなる?

 

臨月の間に子宮口が開かないのは
経過をみるしかないのですが
出産予定日になっても子宮口が開かない場合
陣痛が来ているのに子宮口が開かないなどは
どうするのでしょうか。

 

すでに入院中であれば病院の階段を
上り下りしなさいと言われた方も
多いのではないでしょうか。
それでも陣痛も強くならないし、子宮口も開かない・・
となると医師から処置をしてもらうこともあります。

 

まずは「バルーン」と言われるものです。
風船を子宮口に挿入して膨らませ、
子宮口が開くのを促すというものです。
これも開く場合もあれば、そうでない場合もあります。
陣痛が弱いとバルーンをいれていても痛みだけが辛くて、
結局外してもらったという人もいます。

 

次に「陣痛促進剤」です。
やはりなかなか強い陣痛がこないまま時間だけが
過ぎていくと妊婦自体の体力が消耗されてしまい
いざ出産というときに
力が尽きてしまってはいけないので
促進剤を使用する場合もあります。

 

「バルーン」や「陣痛促進剤」は
医師の判断で行うものですから
妊婦が希望したからといって
処置してもらえるものではありません。

 

子宮口が開かず陣痛を耐えるのは
とても大変なことですが、
この苦痛を乗り越えることは大きな喜びに
つながるものだと信じて耐え抜きましょう。

 

 

開かなくても心配しないで

 

臨月の間に子宮口が全然開いていなくても
最後には自身の力や、医師の処置などで
子宮口は開くものですからそこまで
心配する必要はありません。
心配であれば、良いとされている
運動などを取り入れてみましょう。

 

 

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