臨月、陣痛が来ても子宮口開かない原因や試して欲しい対処法

臨月、陣痛が来ても子宮口開かない原因や試して欲しい対処法

 

 

臨月になると、
検診で「子宮口」の大きさを
見るようになります。

 

また、妊娠していざ
出産のタイミングになり、
臨月で大変な痛みの陣痛に耐えているのに、
子宮口が開かないから
まだ産めないという
局面に出くわす方も
多いことでしょう。

 

今回は、「子宮口」とは
いったい何なのか、
また、陣痛が始まって
子宮口が開かない原因や対処法について
まとめてみました。

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子宮口とは何?

 

お腹の赤ちゃんに近い側から、
内子宮口、
外子宮口の2つがあり、
段々と出産にむけて
体の準備ができてくると、
ホルモンが分泌され、
子宮頚管の筋肉が柔らかくなり
2つの子宮口が開いてきます。

 

子宮口は、10pになると
全開の大きさになり、
赤ちゃんが通れる大きさになります。

 

子宮口が開いていけば、
いくほど陣痛やおしるしなどの症状が現れ、
赤ちゃんとの対面も
もう少しとなっていきます。

 

しかし、特に初めてのお産の場合、
なかなか子宮口が開かないという
妊婦さんも多いようです。

 

 

臨月、陣痛がきても子宮口が開かないのはなぜ?

 

通常のお産ですと、
陣痛が進むにつれて
子宮口もだんだんと
開いてきますが、
軟産道強靭(なんさんどうきょうじん)
という産道の筋肉が硬いままだと、
なかなか子宮口が開きません。

 

なぜこの筋肉が
硬くなってしまうのかという
一番の原因は、
個人差だと言われています。

 

また、加齢や精神的緊張から
軟産道強靭が
硬くなってしまうとも
考えられています。

 

 

陣痛がきた!子宮口を早く開かせるための対処法とは

 

陣痛と共に、奪われていく体力・・・。
またいつこんな痛みが来るのかと
考えると、精神的にもつらいですよね。

 

陣痛が来たら、
一刻も早く産んでしまいたいですよね。

 

しかし、陣痛がいくら痛くて
辛くても、
子宮口が開いていないと
赤ちゃんは出てこられないのです。

 

陣痛はものすごく痛いのに、
子宮口が開いていないから
まだ分娩台には登れず、
いつまでこの痛みに
耐えなければならないのかと
筆者の私も2度の出産で
とても辛い思いをしました。

 

どうしたら、子宮口をスムーズに
開かせることができるのでしょう?

 

子宮口の開き方には、
個人差がありますが、
子宮口を
早く開かせるための対処法について
ご紹介しましょう。

 

 

対処法@『体を動かす』
子宮口を開かせるためには、
筋肉をほぐすことが有効です。

 

特に、スクワットなど
股関節を柔らかくする
動きが良いでしょう。

 

陣痛が始まって、
動くことが可能なうちは、
階段の上り下りをしてみたりする
のも良いかもしれません。

 

また、動くのが大変な場合は、
あぐらをかいて股関節を
ストレッチしてみても効果的です。

 

 

対処法A『呼吸法』
子宮口が開かない原因の一つとして、
リラックスできなくて
強張ってしまうこいうことも
挙げられます。

 

まだ出産まで時間があるようでしたら、
リラックスできるような呼吸法を
助産師さんなどに聞いて
マスターしてみても良いかもしれません。

 

 

対処法B『体を温める』
子宮口がなかなか開かない場合、
筋肉を温めると
血行が良くなり、
子宮口を開かせるのに効果的です。

 

陣痛が始まって、
なかなか子宮口が開かない時は特に、
足湯などをしてみるのも
おすすめです。

 

 

対処法C『リラックスする』
リラックスすることで
子宮口がより開きやすくなります。

 

呼吸法を工夫することも有効ですし、
好きなアロマの香りで
リラックスしてみても
良いかもしれません。
私の場合は、陣痛が始まってから、
好きなラベンダーの
アロマを焚いてもらいました。

 

いつも嗅いでいた香りでしたので、
とてもリラックスできた
記憶があります。

 

 

子宮口がなかなか開かなかった筆者の出産体験について

 

私にも2度の妊娠・出産体験がありますが、
2度とも子宮口がなかなか開かず、
辛い思いをしました。

 

2度ともお産に約24時間かかり、
体力の消耗もとても激しかったです。

 

死ぬほどお腹が痛いのに、
まだまだ子宮口の開きが
3pとか5pとか言われて
まだ生まれないのかと
すごくガッカリした思い出があります。

 

陣痛が続くのに、
子宮口が開かない事により、
体力も随分消耗し、
2度とも陣痛促進剤を
投与してもらいました。

 

産婦人科の先生に
陣痛の間に眠って
体力を温存したらよかったのに
と言われましたが、無理でした。

 

もし、できるようでしたら、
陣痛の合間に
眠ってみてはいかがでしょう。

 

陣痛促進剤を点滴された後は、
お産が劇的に進み
無事に
子供を産むことができました。

 

筆者はとても怖がりなので、
出産を怖がっていた事も
子宮口の開きに
関係あったのかもしれませんね。

 

痛くなればなるほど、
愛する我が子に会える時間も
もうすぐだとプラスに考えてみると
いいのかもしれませんね。

 

 

リラックスして準備をしましょう

 

今回は、子宮口とは何か、
なかなか開かないのはなぜなのか、
また、開かない時の対処法について
ご紹介してきました。

 

子宮口をよく開かせるためには、
リラックスすることや、
筋肉をほぐすことが
重要なんですね。

 

もうすぐ出産という妊婦さんは、
(運動して良いという医師の許可の出ている方
は)
是非あぐらやスクワットなどして
子宮口がスムーズに開くよう
準備してみてはいかがでしょう?

 

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