臨月でしんどいし、辛い!〜楽になる対処法や経験談〜
妊娠すると悪阻だけでなく
息苦しさ、だるさ、寝苦しい、腰が痛いなど、
なかなか絶好調な時がないものです。
臨月になると更にお腹の重さが
加わり何をするにも大変ですよね。
生まれるまでの期限付きとは
いっても臨月のしんどさ、
辛さを少しでも楽に出来たらいいですよね。
ここでは私が試してみて良かった
対処法をいくつかご紹介したいと思います。
sponsored link
臨月になると、どうしてしんどいの?
思い返すと「ふう〜疲れた」が口癖だった臨月。
立つのも座るのも「どっこいしょ」
と掛け声をかけていたものです。
ここでは赤ちゃんが大きくなってきた
臨月の頃のママの体の変化を挙げていきたいと思います。
出産が近くなると赤ちゃんと
共に赤ちゃんを守る子宮も大きくなり
肺が押し上げられて呼吸が浅くなり、
妊娠初期よりも息苦しさを感じるようになります。
また血液量も増え心臓への負担が大きくなるので
動悸・息切れするよう人も多くいると思います。
その際に増えた血液の分だけ赤血球が
増える訳ではないので貧血も起きやすくなってきます。
通常臨月の頃の赤ちゃんの
体重は2500gから3000g位あり、羊水も増えてきます。
その分お腹は重たくなり、寝るときに横向きでも重たく感じ
胎動も強くなるので熟睡も難しくなります。
身体的なしんどさや辛さ以外にも
臨月になるとお腹が張りやすくなるので
思うように動けなくなったり、
医者の指示で食事の制限をされたり
出産への不安で精神的にも
ストレスを抱えたりすることもあります。
「もうすぐ赤ちゃんに会える」
と言う楽しみ幸せな時期であると共に
このような身体の変化で臨月は
しんどさや辛さもある時期でもあるのです。
関連記事
・妊娠後期・臨月の動悸、息切れの原因や試して欲しい対策
臨月のしんどい時や辛い時はどうしたら良い?
臨月の頃になると立っても座っても
寝転んでも楽な姿勢はなかなかないのですが
やはり『休む』『ゆったり過ごす』事が一番です。
妊娠中はお腹が大きくなったり血液量が増えることで
血流が悪くなって肩こりなどになりやすくなるので
お腹が張らない程度に散歩をしたり
ストレッチをするのも良いでしょう。
また赤ちゃんが生まれたら本を読む、映画を観る、
パートナーやお友達とゆっくり外食をする
時間がしばらく取れなくなるので
そういう時間を設けるのも良いですよね。
寝るときは仰向けだとお腹の重さで苦しくなるので
横向きになりクッションや抱き枕を抱えて寝ると安定します。
またクッションがある事で体重を
多少前後に逃がすことが出来ます。
また熱すぎないお風呂にのぼせない程度に浸かるのも
つかの間お腹の重さから開放されて気持ちよかったです。
お腹の赤ちゃんも私がお風呂に入っている間は
あまり激しく動かなかったので気持ちよかったのかも知れません。
関連記事
・妊娠中の過ごし方〜やっておくべきこと5選と気を付けること〜
・妊娠中、暇〜妊婦さんにオススメの外出、家での過ごし方7選〜
臨月でしんどい時、私はこうして過ごしました!経験談
38歳初産だった私は臨月の頃けい管長が
短くなり早産気味だったので
ウテメリン(張り止め薬)を処方され、
勤めていた会社も通常の産前休暇時期よりも
早めに入らせて頂く事になりました。
予定日が9月上旬だったため暑い中近所へ食料品の買い物に
行くにも動悸・息切れが酷かったです。
主人が仕事に行って一人の時間は冷房を効かせた室内で
読書をしたり借りてきた映画を観て過ごしました。
また家族や友達に遊びに来てもらい
話す事でリフレッシュ出来ました。
肩こりや頭痛もあったので
鍼灸師の友人に来てもらい自宅で
鍼とお灸をしてもらいました。
その際に友人が教えてくれた
肩こりなどに効果的で簡単だった対処法は
フェイスタオルを塗らしてから
固く絞り電子レンジで2分程温めて
やけどしない程度まで冷ましてから患部に押し当てる
『蒸しタオル療法』です。
じんわりと凝り固まった筋肉が緩んでいくのが感じられます。
この『蒸しタオル療法』は妊娠中に限らず活用出来ます。
疲れ目や肩こりが頭のてっぺんまで上がってきてしまった時に
目や頭のてっぺんに乗せたりすると効果ありますよ。
関連記事
・臨月、頭痛の原因と種類別の対処法!〜簡単に出来る予防とは?〜
臨月のしんどい時・辛い時に心がけたいこと
妊婦ヨガ・ストレッチなどは
比較的妊婦さんが安心して出来る運動ですので
リフレッシュするのに行うのは
良いですがお腹が張ったときには
ただちに止めて安静にするようにしましょう。
また臨月になると肩こりもするので
マッサージなどに行きたくなりますが
行く前には必ず妊婦を施術できる
専門知識を持ったスタッフがいるか
どうか確認してから行くようにしましょうね。
お腹が張る時はリラックス
出来る姿勢でゆっくり深呼吸しましょう。
妊婦さんは子宮が大きくなり
肺が圧迫されていて呼吸が浅くなりがちです。
そのため血液中に酸素が十分に運ばれず、
血行も悪くなり余計に身体の
筋肉がこわばってしまうのです。
ゆっくり深呼吸することで肋骨が膨らみ、
筋肉も緩んで身体もリラックス出来ます。
この呼吸法を身に付けると出産の際にも役に立ちます。
私は『ソフロロジー』のCDを
妊娠中期から聞いて呼吸法を繰り返し練習しました。
寝る前のリラックスした状態の時や
ちょっとお腹張った時などにもしていたら
陣痛が来てからもちゃんと
深呼吸をする事を意識できたおかげで
初産なのに3時間で無事に出産出来ました
(もちろん他の要因も色々あったと思いますが)
赤ちゃんとの対面まであとちょっと!
妊娠中の体調不良は大抵出産すれば終わるもの。
臨月は身体が重いし何をするにも疲れやすくしんどいですが
可愛い赤ちゃんと会える瞬間まで残りわずかです。
元気な時は少し運動するとリフレッシュにもなるので
無理のない範囲に身体を動かしてみましょう。
そしてお腹が張ったりしんどい時は
とにかく休むようにしましょう。
その際に意識的にゆっくり深呼吸すると
リラックス出来ますので試してみて下さいね。
臨月、残り少ないマタニティーライフを素敵な時間にしてください!
関連記事
・臨月、吐き気がして気持ち悪い時試して欲しい対処法と注意点
・陣痛を耐えられるか不安な時に読んでほしい乗り切る方法と経験談
・陣痛がきた時、お風呂、シャワーに入るべき理由とNGな場合
・出産前の準備リスト〜実際に必要あった物となかった物まとめ〜
・陣痛の痛みを和らげる四つん這いの効果や経験談