つわりからくる辛い胃痛～原因や実際に効果があった対策～

つわりの種類は様々ですが、
【胃痛】というものは
つわりの軽い、重いに関係なく
辛い事でもあるようにも感じます。

そんな今回は
【つわりからくる胃痛】
について、原因や対策などを
お伝えしていきたいと思います。

普通の方でも風邪などを引いて
胃腸の働きが弱くなったり、
学校や会社などのストレス等によっても
胃痛が発生したりします。

胃腸は、そんな体調のバランスが崩れても
変化が出やすいですし、
気持ちの面でも大きく
影響する部分でもあります。

そんな胃腸ですが、妊娠すると、
【プロゲステロン】という黄体ホルモンが
体内に増えてくるのですが、
肌荒れや便秘などの女性特有の悩みを
引き起こすのも、実はこの
黄体ホルモン仕業なのです。

そんな黄体ホルモンは、
胃腸にも影響を与えて、
その働きを弱めてしまうので、
結果として、ほとんどの
妊娠中のママであれば
胃腸の違和感や、胃痛による不快感を
感じてしまうのです。

胃痛といっても、妊娠初期～後期
にかけてずっと苦しむ方もいれば、
特に妊娠初期だけといった
方もいらっしゃいます。

先ほどお話した黄体ホルモンは、
妊娠後期にかけて分泌量がピークに
なるのですが、大体の方は
【妊娠初期の胃痛】で悩まれています。
『後期の方がホルモンの分泌量が多いのに
何故妊娠初期に苦しむ人が多いの？』
と言った矛盾が生まれますが、

それはやはり妊娠をした事によって
自分の身体が思う様にうまく
コントロール出来ない
【ストレス】も十分にあると感じます。

今までは自分だけの身体で、
好きな物を食べたり飲んだり、
又、運動が好きな方であれば、
走ったり、踊ったりと、
【自分の身体を、自分だけで使えた】
のにも関わらず、
【お腹の赤ちゃん】が存在する事によって
日常生活の中でも、何かと【我慢】
しなくてはいけない状態になります。

又、疲れていても質の良い深い
睡眠が出来にくくなり、慢性疲労のような、
朝起きてもスッキリしないと
いった脱力感が抜けませんから、
そんな面からしても、胃腸の働きが悪くなって
しまうのでは無いでしょうか？

胃痛にも色々な原因がありますが、
私は【吐きづわり】からくる
胃痛を経験しました。

妊娠反応があってから最初の１週間は何ともなく
『つわりもないし、妊婦生活楽しく過ごそう！』
といった余裕すらありましたが、
２週間、３週間経つ毎に、
【毎日トイレとお友達】という勢いで
トイレから離れられませんでした。

又、だんだん吐くものも無いと、
【胃酸】が出てくるんですが、
『胃酸とはこんな黄色なんだっ！』
と、ビックリして、
こんなものまで出てきたら

もはや赤ちゃんがダメに
なってしまうのではないか？
と、日々で辛い日々を過ごしました。

ただでさえ胃痛がある中、、
吐いたダメージによる胃痛まで押し寄せてきて、
横になり、お腹をさするしか無かったのですが、

友人から
『吐く前に、無理にでもお水を
飲んでから吐くと、胃痛が和らぐよ！』
と教えてもらい、それを実践してみると、
確かに普段吐いてる時よりも
胃痛の痛みが軽減されている事に気が付きました。

又、酸味のあるオレンジや、グレープフルーツ
などのジュースを飲むと余計に痛くなりましたから、
『身体が酸味を欲してはいるが、我慢』
という風にして耐えました。

逆に、牛乳は個人的には胃痛対策には
大活躍してくれたので、
幼児牛乳の小さいサイズを
少しづつ飲んでいました。

色々な原因の胃痛がありますから、
解決策もそれによって変わってきますが、

妊娠特有の胃疲れからくる胃痛であれば、
【消化に良い物を少しづつ体内に摂取する事】
だと思います。

又、食べづわりからくる胃痛であれば、
空きっ腹にさせないように、
乾燥梅干しをお口の中に入れてあげたり、
小さく握ったおにぎりなどを、
小腹対策として頂くのもありだと思います。

個人的にはお味噌汁も胃痛対策として
効果がありました。

やはり、辛い物、油っこいものなどの
刺激物は避けておいた方が胃には優しいですし、
先ほども言った通り、柑橘系のような
酸味がある物はお口が欲していても
胃痛の元になってしまいますから、
胃痛が強く感じる場合は
あまりお勧めは出来ないものです。

ただ、私もそうでしたが、
お茶や、水が妊娠中美味しく感じれずに
飲めなくなり、ジュースなどで
過ごされてしまう方も
中にはいらっしゃるかと思いますから、
そこは自分の胃痛による苦痛度合いと
相談しながら決めて頂ければ良いと思います。

あまりにも胃痛がひどくても
凄く我慢して、家で毎日過ごされていても
限界もありますから、
そんな時は横になって少し休むか、
なかなか痛みが引かないようであれば、
掛かり付けの産婦人科の医師に遠慮せず相談して下さい。

妊娠時期の症状は誰しもが同じではありませんから、
【我慢は禁物】です。

自分の身体の不調は自分にしか分かりませんから、
そこは自分の身体を優先に考えて、労わってあげて下さい。