帝王切開の硬膜外麻酔、痛みや効果、副作用について経験談

帝王切開の硬膜外麻酔、痛みや効果、副作用について経験談

 

帝王切開は皆さんが思っている以上に多くの
お母さん達が経験しています。
硬膜外麻酔という聞き慣れない医療用語、手術を
するという恐怖感。ただえさえ赤ちゃんを元気に
出産することが出来るのか不安の中、お母さん達は
とてつもない覚悟で出産に挑むのです。

 

 

今回、硬膜外麻酔の痛みや副作用、効果などに
ついて経験談を元にお話していこうと思います。

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硬膜外麻酔のやり方と痛み

 

まず皆さんが気になる硬膜外麻酔のやり方ですが、
背中の脊椎から硬膜外麻酔を投入し、
胸の下あたりから足までかけます。

 

私の場合は手術台まで自力で歩いていき、横向きに
なり膝を抱えて丸くなるよう指示されました。

 

かなり力を入れて丸まる必要があるので
助産師さんにも手伝ってもらいました。
大きなお腹を1人で丸めて体勢を取るのは
難しいですからね。

 

手術準備中も先生と助産師さんがリラックス
出来るように声を掛けてくれていました。
手を握ってくれる助産師もいて、すごく心の支えに
なったことを覚えています。

 

そして麻酔投入、太い麻酔針ですごく痛いと
聞いていたのでかなり恐怖でしたが、
実際そこまでの痛みはありませんでした。
例えるなら、背中を強くつねられている感じです。

 

 

硬膜外麻酔はどれくらいで効き始めるのか

 

硬膜外麻酔投入が終わり、効き始めるのは1分から
3分後位だったと思います。実際、麻酔投入して
手術開始の為、横向きから仰向けになるのですが、
その時すでに自分で足を動かすことは
出来ませんでした。

 

麻酔は効いていますが、感覚はあるので不思議な
感覚です。意識はもちろんありますし、触られてる
感覚もあります。

 

なのでお腹を切るとき、本当に痛くないのか
不安でしたがもちろん痛くないので安心して
くださいね。

 

 

副作用は?

 

医師から説明がありますが、とにかく
気持ち悪さで吐き気がします。

 

胃のすぐ下まで大きくなった子宮が
きているので手術中にどうしても胃に
ふれてしまうみたいです。

 

硬膜外麻酔による吐き気もありますが、胃に
触れられることも1つの原因になるみたいです。

 

手術中の副作用とは異なりますが、
手術後、頭痛を引き起こす場合も
あるそうです。

 

私は2人帝王切開で出産していますが、
頭痛に悩まされることはありませんでした。

 

助産師さんに「強いわね!」と苦笑いされたので、
私みたいなタイプは珍しいのかもしれません。

 

 

でも頭痛のときはカロナール≠ニいう薬を
処方されるので、我慢せずに助産師さんに
伝えてください。

 

 

経験談

 

赤ちゃんが出てくるまではお腹を切ってから
30秒から1分くらいで、とても早いです。

 

ただ、赤ちゃんを出すときすごい力で先生が
引っ張ります。

 

その時にすこし苦しく感じることがありますが、
すぐに元気な産声が聞こえます。
待ちに待った赤ちゃんの誕生です。

 

元気な産声を聞くと、やはりすごく嬉しくて、
痛みや吐き気が一気に吹き飛びました。

 

手術中なので赤ちゃんを抱くことは
出来ませんでしたが、姿を見せてくれて、
キレイに拭いて体重等をはかりに行きます。

 

その間、ずっと泣き声が聞こえていたので、
嬉しくて私も涙したのを覚えています。

 

子宮とお腹を縫ってもらい
(私の場合は子宮が溶ける糸で、
お腹はホチキスでした。)

 

ガーゼを充てておしまいです。
書くのは簡単ですが、時間にすると
出産してから20分から30分位掛かりました。

 

出産するより、後処理のほうが時間が
掛かりましたが、その間もずっと話し掛けて
くれていたので安心してまかせていられました。

 

出産は本当に命懸けです。私は帝王切開も
立派なお産だと自信を持っています。

 

そもそもお産の方法なんてお母さんと
赤ちゃんが無事で元気なら、
それだけで良いと思うのです。

 

お腹の傷は母親の勲章です。

 

医師の的確な判断があったからこそ今も元気な
我が子と過ごす時間を持てています。

 

なので帝王切開が私と赤ちゃんの最善の出産方法
だったのです。

 

 

不安なことは相談しましょう

 

お母さん達は皆、元気な赤ちゃんを
産むことを1番に考えていると思います。

 

不安なことはそのままにせず、家族や医師に
相談し、少しでもリラックスしてお産に
挑めるようにしてください。

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