帝王切開が不安なあなたへ読んでほしい乗り越える方法やアドバイス

帝王切開が不安なあなたへ読んでほしい乗り越える方法やアドバイス

 

ママや赤ちゃんの状態によって、自然分娩が難しい
と医師が判断した場合、お腹を切開して赤ちゃんを
取り出す帝王切開。ケースとしては逆子や双子、
子宮奇形などの他に、ママやお腹の赤ちゃんの安全
のために緊急に行われる場合があります。

 

帝王切開と聞いただけで、
「自分のお腹を切るなんて」と、大きな不安を
抱えて当然だと思います。また、麻酔を使って
赤ちゃんに影響がないか、術後の状態はどうなって
しまうのか、考えれば不安は尽きません。

 

帝王切開が耐えられるか不安な時、
乗り越えるための方法をご紹介します。

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予定帝王切開、手術日は赤ちゃんの誕生日

 

まさか自分が帝王切開になるなんてと、気持ちが
ネガティブになってしまうママも多いそうですが、
ママが落ち込んでしまうことが、お腹の赤ちゃん
にとって一番の悪影響です。

 

リラックスして気持ちを前向きに持って
いくよう努めましょう。

 

予定帝王切開であれば、その日は赤ちゃんの
誕生日です。誕生日から赤ちゃんとママ、
赤ちゃんとパパの相性などを占ってみるのも
お勧めです。

 

私は下の子が予定帝王切開でしたので、
やってみました。結果はママよりも
パパの方が相性がよく少しがっかりでしたが、
家族全体のバランスはバッチリでした。

 

誕生日が分かっているからこそできる
楽しみだと思います。

 

 

信頼できる人に不安を聞いてもらう

 

一人で不安を抱えるのは絶対に避けましょう。
ママのお腹の中にいるのは可愛い赤ちゃんです。

 

お腹に良くないものを入れるのは極力
避けたいところです。周囲の人に話して
少しでも楽にして下さい。

 

ただ、帝王切開の経験のない友人から
「陣痛なくて楽だよね」などの心無い言葉に
傷つくこともあるかもしれません。

 

不安を口に出す相手は自分の母親がベストだと
思います。親として娘の体にメスを入れることを
本気で心配もしてくれます。

 

これから親になる娘に叱咤激励をしてくれる
場合もあるでしょう。

 

病院の看護師さんもおススメです。
これまで見てきたママたちがどんな風に
過ごしたかを聞くことで、安心出来ることは
多いと思います。

 

 

帝王切開、痛みに耐えられる?

 

自然分娩では陣痛は「鼻からスイカ」など、
昔から比喩され、他にも沢山の声を聞きます。

 

では帝王切開での痛みはどんなものなの
でしょうか。
「お腹を切るのだから、相当痛いのでは?
想像もできない痛みに耐えられない」
と思うママもいるでしょう。

 

実際のところ、手術中は麻酔が効いて
いますので痛みを感じることはありません。

 

赤ちゃんの産声を聞くため、体への負担軽減の
ために半身麻酔で行われることが多く、
手術中に意識ははっきりしています。

 

そのため、お腹が引っ張られたり、
赤ちゃんが出てくる時のズルッという
感覚も分かります。

 

ただその時は、お腹を切られている
自分の体よりも、出てくる赤ちゃんの方が
気になって、それまで抱えて不安などは
自然と消えてしまいます。

 

術後も2〜3日は違和感や多少の痛みは
ありますが、痛み止めも処方されます。

 

数日で少しずつ病院内を歩くことも可能です。
産後の安静は帝王切開でなくても必要な
ことですので、多少長くなる場合も
ありますが、あくまで個人差があると
割り切って、十分に体を休めましょう。

 

 

帝王切開は「ママと赤ちゃんの安全のため」

 

冒頭に述べたように、帝王切開での出産と
なる理由は人それぞれです。ですが、どんな
場合であっても「ママと赤ちゃんが無事で
あるため」の手段です。

 

自然分娩であっても必ずしも安全ということは
なく、沢山のリスクを伴います。

 

帝王切開は、そのリスクを最小限に抑える
ことが出来るようになった医療技術の
進歩の結果です。

 

現在、医療訴訟リスクが最も高いとされて
いるのが産婦人科です。

 

妊娠・出産は病気ではなく、無事に
出産できると考えている人が多いことも
理由の1つとされています。

 

産まれた子供や妊婦に何かあれば訴えられる
可能性が高いとされている中で、医師が
帝王切開を勧めるのであれば、それは
自然分娩では危険だと判断されたからです。

 

 

あくまでも「ママと赤ちゃんの安全のため」
と考え、思い切って覚悟を決めることも必要です。

 

 

これから帝王切開を予定されているママへ、アドバイス

 

私が下の双子を出産するにあたり、
自分のお腹にメスを入れることが
全く想像できず、不安なことも多くありました。

 

そんな時に長男がお腹に「早く会いたいね」と
笑顔で話しかける姿に気づかされました。

 

私たち家族が望むのは「元気な双子に会う」
ことであって、自然分娩であろうが、
帝王切開であろうが、どちらでも
いいということです。

 

お腹の中で頑張っている赤ちゃんに
負けないようにママも頑張ろう、赤ちゃんと
一緒に頑張ろうと、心を決めることが不安で
どうしようもない時を乗り越える一番の方法
だと思います。

 

「元気な我が子に会いたい」というママの
強い想いが、きっと沢山の不安を
一掃してくれます。

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