妊娠中、ラーメンを食べる時に気を付けること〜カロリーや栄養は?〜
妊娠すると、今まで気にならなかった
ことも気になったり心配に
なったりしますね。
禁煙や禁酒はもちろんカフェインの
摂りすぎに気をつけたり生ものを
避けたりと妊婦だから
気を付けないといけないことが
たくさんあります。
でも、我慢ばかりの生活も苦しいですね。
気分転換に好きなものを食べたいものです。
今回は、妊娠中のラーメンについて
気を付けることやカロリーや
栄養について紹介します。
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ラーメンのカロリーと栄養
ラーメンといえば、カロリーが
高いというイメージがありますね。
実際にはどうなのでしょうか。
お店や味によって、ばらつきが
ありますが一般的なお店のラーメン
では800〜900カロリーあります。
こってり系のラーメンでは
1000カロリーを超えるお店もあります。
これにチャーハンをつけると
1300カロリーを超えてしまいます。
デスクワークが中心の主婦が
一日に摂取していいカロリーの目安は
1700〜1750カロリーです。
ですから、ラーメン一杯で約半分、
場合によっては約3/4を
摂取してしまうことになります。
次に、栄養について見てみましょう。
ラーメンは、麺、スープ、トッピング
に分かれます。
これを定食に置き換えてみると
麺はご飯、スープはお味噌汁
トッピングはおかずになります。
量を置き換えると、ご飯は大盛り、
お味噌汁は3〜4杯、
おかずはほんの少しとなります。
栄養のバランスに偏りがあることは
一目瞭然ですね。
このようにラーメンはカロリーが高く
栄養に偏りがあることが分かります。
ラーメンを食べるときに気を付けること
でも、やっぱりラーメンを食べたい!と
思うこともあるはずです。
妊娠中にストレスを
溜め込むのはよくありません。
では、ラーメンを食べるときには
何に気を付ければいいのでしょうか。
それには、2つのポイントがあります。
1つ目は、スープを残すことです。
スープには脂質と塩分が
多く含まれています。
特にこってり系のラーメンのスープには
背脂やラードが大量に入っています。
スープを残すことで
脂質と塩分の摂取を抑えることができます。
2つ目は、味やトッピングを工夫することです。
お店によっては、味つけや
脂の量を選ぶことができます。
そのような場合は、
味薄め、脂少なめを選びましょう。
トッピングに野菜がある場合には
ぜひ一緒に注文してください。
野菜炒めや八宝菜など
野菜が多いサイドメニューがあれば
一緒に頼むといいですね。
このような工夫をすることで
栄養バランスがよくなり、
脂質や塩分の摂取も抑えることができます。
妊娠中に脂質を取りすぎると良くない理由
なぜ妊娠中に脂質を
取りすぎるとよくないのでしょうか。
妊娠中はカロリーの取りすぎに
気を付ける必要があります。
妊娠中に増えていい体重は
元の体重にもよりますが
7〜12kgくらいです。
急激な体重増加は
高血圧や妊娠高血圧症候群に
つながることがあります。
脂質はカロリーが高く
このようなリスクを招きやすいため
取りすぎには注意が必要です。
妊娠中に塩分を取りすぎると良くない理由
では、塩分の取りすぎが
良くないのはなぜでしょう。
それは、塩分がむくみの
原因になるからです。
塩分の基である塩化ナトリウムには
水分を引き寄せる性質があります。
また、妊娠中は赤ちゃんに
たくさんの血を運べるように
血液中の水分が多くなります。
むくみの原因は水分ですから
ただでさえ水分が多い状態のときに
塩分を取りすぎてしまうと
よりむくみやすくなってしまうのです。
脂質や塩分を上手に控えて、時には気分転換を
妊娠中のラーメンは、
気を付けて食べれば大丈夫です。
普段の食事で脂質や塩分を抑えて
たまには思いっきり好きなものを
楽しんでください。
大事なのはメリハリをつけることです。
上手にストレスを発散させながら
楽しいマタニティ・ライフを送ってくださいね。
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