胎動を脇腹辺りで感じる、痛い〜原因や対処法などの体験談〜
安定期に入る20週頃から、
お腹の中で少しずつ赤ちゃんの
動きを感じるようになった
妊婦さんも多いでしょう。
ポコンとお腹を蹴っているような
動きをしてみたり、もぞもぞと
くすぐったいような動きをして
みたりと、とても可愛らしいですよね。
そんな可愛い胎動ですが、中には
耐えられない位の痛みを感じるものも
あるかと思います。
今回は、脇腹あたりに感じる
胎動の痛みについて、その原因や
対処法などの体験談を紹介していきます。
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胎動とは
そもそも胎動とは一般的に
どのようなものなのでしょうか。
胎動を感じ始める時期には
個人差がありますが、多くの
妊婦さんは妊娠20週前後で
初めて感じることが多いようです。
しかし、初産婦の場合は特に妊婦さんが
胎動を胎動として認識していない場合も
ありますので、この週数より遅いからといって
過度に心配しないようにしてくださいね。
また、規則的にピクピクと
痙攣しているような動きを感じることも
あるかもしれません。
これは赤ちゃんがお腹の中で
しゃっくりをしているために
感じる胎動ですので、心配いりませんよ。
赤ちゃんが大きくなればなるほど
動きが激しくなるため、週数が進むに
連れて胎動に痛みを感じることもあります。
しかし、出産が近づくと赤ちゃんは
だんだんと下がり始め骨盤に頭を
固定するため、臨月ともなると
一般的に胎動は感じにくくなってきます。
胎動を脇腹で感じる原因
では胎動を感じる位置とは
どこなのでしょうか。
まだ胎動を感じ始めたばかりの
週数が若いころであれば、
赤ちゃんはお腹の中でぐるんぐるんと
自由に動き回ることが出来るため、
いろいろな位置で感じることが
あるかもしれません。
その後、妊娠後期にかけて
だんだんと赤ちゃんの位置が
定まってきます。正常な位置にいれば、
おへその少し上あたり、胃の下あたりで
胎動を感じることが多いでしょう。
しかし、お腹ではなく脇腹が痛む
妊婦さんもいるかと思います。
こんな位置が痛むなんて大丈夫?と
不安になってしまう妊婦さんも
いるかと思いますが、
赤ちゃんが横向きの体勢を
取っているときには、
足の位置がちょうど左右どちらかの
脇腹あたりにきますので、
痛みを感じることがありますよ。
赤ちゃんにはそれぞれ好きな
体勢や位置があります。
横向きが好きな赤ちゃんの場合には
お母さんはいつも脇腹が痛い、
なんてこともあるかもしれません。
しかし、稀に逆子になっている
場合がありますので注意が必要です。
逆子の場合、足が下にあることが多いため、
へその下あたりや膀胱が刺激されるものと
思いがちですが、「単殿位」といって
体をVの字に曲げ、両足を頭のほうに
上げていることもあります。
そのため、脇腹のような比較的上部に
痛みがあったとしても、逆子の可能性が
あるのです。
しかし、妊娠7ヶ月頃までは
逆子であっても自然に戻る場合も
多いですよ。30〜32週頃でも
まだ逆子が治らない場合は、
医師に相談の上、逆子体操などを
始めると良いでしょう。
関連記事
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胎動の痛みを和らげる対処法
赤ちゃんが大きく成長していくにつれて、
胎動の痛みも激しくなっていきますよね。
続いては、少しでも痛みを和らげることが
出来る方法を紹介していきます。
胎動はお腹の中にいる赤ちゃんの動きですので、
止めることは出来ません。基本的には
我慢するしかないのですが、胎動が
原因でお腹が張ってしまうことも
ありますので注意が必要です。
胎動が激しい時には、痛む箇所を
優しくさすると痛みが和らぎます。
その際、「ママ痛いな」や「今日も
元気なんだね」など、赤ちゃんに
話しかけるようにさすると、
コミュニケーションを取ることも
出来ますね。
また、胎動は就寝時や入浴中など
リラックスしているときに
感じやすくなっています。
就寝時に胎動がひどくて眠れない場合などは、
抱き枕を使用すると少し楽になりますよ。
左右どちらかの脇腹に痛みを感じている
場合には、痛いほうを上にして、
赤ちゃんの体を圧迫しないようにすると
眠りやすかったです。
関連記事
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胎動で脇腹が痛んだ体験談
私は妊娠21週に入った頃から
少しずつ胎動を感じるようになりました。
始めはへその上あたりで小さな胎動を
感じていたのですが、妊娠25週あたりで
一度逆子になり、その後自然に戻った
妊娠29週あたりから出産近くまでは
主に右の脇腹辺りで胎動を感じるように
なっていきました。
横向きの体勢が好きだったようで、
検診の際のエコー診断では、
いつも横顔を見せてくれていました。
私の場合は、特に車に乗った時と
入浴中の胎動が激しかったです。
入浴時は右側が痛むため、右脇腹を洗おうと
体を伸ばしたタイミングと、
赤ちゃんが足で蹴ったタイミングが
合ってしまうと本当に激痛で、
うずくまってしまうほどでした。
そんなときには、1〜2分優しく
撫でてあげると収まりましたが、
またすぐに激しく蹴ってくるので
本当に元気な子なのだな、と
感じていました。
よく「赤ちゃんは20分おきに
睡眠と覚醒を繰り返す」といいますが、
うちの子の場合、長ければ
一時間近く胎動が続いていたことも
あったので、本当に辛かったです。
しかし、同時に赤ちゃんの元気の良さを
確認することも出来たので、
微笑ましくも感じていましたよ。
痛いほどの胎動は、赤ちゃんが元気な証拠
痛くてうずくまってしまう程の胎動を感じ、
辛い思いをしている妊婦さんも
たくさんいるかと思います。
しかし、胎動が激しいということは
お腹の中で赤ちゃんが元気に育っているということ。
また、胎動を感じることが出来るのは、
妊娠20週頃から出産までの
わずか5ヶ月程なのですよ。
胎動は「赤ちゃんからのコミュニケーション」と
考えて、痛みと上手に付き合っていけると良いですね。
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