胎動が痛い、激しい!痛みの期間や和らげる方法はある?
お腹の中の赤ちゃんが
順調に育っていくと、
ママはある時、
「今、赤ちゃんがお腹を蹴ったな〜」
と感じることがあります。
妊婦さんにとっては、
とても喜ばしい瞬間ですね。
しかし、ある時期から
「胎動(たいどう)」が
激しく、痛い!と感じる妊婦さんもいます。
原因や痛みを和らげる方法を探っていきましょう。
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胎動とは
お腹の赤ちゃんが、
大きくなった子宮の中で
動いていることを指します。
ママが胎動を感じ始めるのは、
早い人で妊娠中期5ヶ月目の
16週目あたりから、
そして20週目あたりには、
多くのママが
胎動を感じると言われいます。
妊娠中のママは、
最初のうちは、
動いたな!くらいの感じ方ですが、
妊娠週が進むにつれて、
赤ちゃんも成長し、
その動きがより鮮明にわかるようになり、
動きの力強さも感じられます。
胎動を激しく感じる原因
ママのお腹の中で、
赤ちゃんは運動することで、
筋力・心臓・肺などが発達させています。
背伸びやキック運動をしているそうです。
お腹の中の赤ちゃんも、
外に出るための準備をしているわけですね。
胎動で痛みを感じ出す
妊娠7ヶ月頃は、
赤ちゃんの皮下脂肪がついてくる時期ですが、
胎動としては骨っぽいゴツゴツした感じで、
それがダイレクトにママに伝わり、
余計に痛みとして感じやすいようです。
また、胎動でママの内臓系の
痛みを激しく感じることもあります。
ママが食事をとった後、
胃が大きくなっている状態や
ママの膀胱に尿が溜まって膨らんでいくと、
お腹の中の赤ちゃんが動いたときに、
触れてしまい、
痛みとして感じてしまうようです。
また、赤ちゃんが逆子の場合、
膀胱をキックされてしまうこともあるそうです。
私が忘れられないのは、
肋骨が押されている感じです。
お腹の赤ちゃんが動くと、
肋骨が押し上げられるような、
変な感覚がありました。
私は感じなかったのですが、
恥骨に痛みを感じるママさんもいるようです。
胎動の痛みとお腹の張り
私の場合は、双子の妊娠。
それぞれが、
私のお腹の左右にいる状態でした。
4ヶ月の終わりごろから、
何かがにょろりと動いているのがわかりました。
これが胎動なんだ〜!
と、とても嬉しく思いました。
徐々に、赤ちゃんも成長し、
胎動も日に日に元気になっていきました。
しかし、これが
どんどん痛みに変わっていくとは
思いもしませんでした。
6か月あたりのこと、
もはや、胎動を感じたと同時に、
お腹の表面が引っ張られるのを
目に見てわかるようになりました。
蹴られるというよりも、
内側から爪のようなもので
えぐられていく感じ。
そして、
右にいた赤ちゃんが動くと、
左にいる赤ちゃんがより元気に動く、
という感じで、
常にお腹が左へ左へと
押されている感じでした。
まさに、お腹の上下左右、
縦横無尽に痛みと
それに伴う気持ち悪さを感じました。
それから、胎動を感じ終えると、
必ずと言っていいほど、
直後からお腹が固まっていくのを感じました。
「お腹が張る」という状態です。
胎動のせいで、
子宮が収縮してしまうそうです。
胎動の痛みに続き、
お腹の張りの痛みも
続けざまにくるという
ダブルパンチ。
ですから、私の場合は、
お腹の双子の胎動を感じたら、
予兆だと思って、
ゆっくり呼吸をし、
ソファーやベッドの上で、
過ごしやすい体制をとり、
お腹の張りに備えるようにしていました。
痛みはどのくらい続くの?
胎動のせいで痛みを感じるのは、
ほんの少しの間です。
大抵の場合は、
赤ちゃんの胎動が終わると、
痛みも自然と和らいでいきます。
もしずっと続くような場合は、
別に原因がある可能性があるため、
かかりつけの医師に相談しましょう。
私の経験でもお話した通り、
胎動の後のお腹の張りの痛みと違うことも、
十分注意してくださいね。
お腹がの張りがひどい場合は、
医師から薬が処方されるので、
相談しましょう。
胎動の痛みを和らげる方法
残念ながら、
胎動の痛みを和らげる薬というものは無く、
ママのある程度の我慢が必要となってきます。
そこで、
お腹の赤ちゃんとの
コミュニケーションツールだと
思ってみてはどうでしょうか?
胎動で痛みを感じた時、
蹴られた箇所をママが優しく叩いみたり、
ゆすってみたりすることで、
赤ちゃんの反応を待つという、
「キックゲーム」が存在します。
これをうまく利用して、
赤ちゃんの動きを違う方へ
誘導させていきます。
「キックゲーム」は、
なかなか成功するまでに
時間がかかりますが、
出産前から赤ちゃんとの
コミュニケーションを
楽しんでみましょう。
胎動の種類や動き方について〜赤ちゃんとの胎動遊びのやり方〜
の記事で詳しいキックゲームのやり方も紹介しています。
また、胎動のせいで感じる
内臓系の痛みなら、
その都度の対応が必要となってきます。
胃の場合は、
1回の食事の量を減らして、数回に分けて食べる。
膀胱の場合は、
トイレにこまめに行く。
といったことになります。
逆子の場合は、
逆子体操をして、
赤ちゃんの向きを変える必要が
ありますね。
胎動は赤ちゃんの元気な証拠
お腹の赤ちゃんの胎動が激くて、
ママはつらい時期過ごすことになるかもしれません。
通常は、
臨月を迎えると、
お腹の赤ちゃんが骨盤の位置まで下がって、
胎動も感じにくくなるといいますが、
ギリギリまで激しい胎動を感じる
妊婦さんもいます。
逆に、全く胎動を感じなくなってしまった場合、
お腹の中の赤ちゃんに
何らかの問題が発生している可能性があります。
胎動が感じにくくなってしまった場合、
リラックスして横になり、
胎動を感じられるかどうかが、
カギとなってきます。
胎動を感じることは、
お腹の中の赤ちゃんが元気な証拠だと
思って過ごしましょう。
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