よだれつわりの原因や症状は？試してほしい対策と体験談

妊娠が発覚して喜んだのも束の間。
最初の関門であるつわりが待ち受けています。

つわりと言って大体の人が思い浮かべるのが
吐いてしまったり吐き気が続く「吐きつわり」かと思いますが
実はつわりには沢山の種類があるのをご存知ですか？

今回はその中の１つ
【よだれつわり】について原因、症状、対策
をご紹介したいと思います。

よだれつわり原因は医学的には
解明されていませんが
ホルモンのバランスが影響をしている
可能性があると言われています。

またはこちらも妊娠で急激に増加する
プロゲステロンというホルモンによって
胃腸の機能が低下している可能性がある
と言う説もあります。
よだれと消化器官には密接な関係があるので
胃腸の機能の低下と共によだれの分泌が増えているのかも
というのが有力な説のようです。

症状としては
酸っぱいものを食べた時に唾液が多くなる人や
何もしていなくてもだらだらとよだれが出続けてしまう人
いつもよりちょっと増えたなという人から
飲み込めないほどの量が出る人まで様々です。

また、よだれの味によって
吐き気を引き起こしてしまうこともあります。

妊娠を期に味覚が変わってしまうというのもつわりの一種ですが
唾液の味も変わってしまったりして
飲み込む度に吐き気がしてしまうということもあるそうです。

ただ唾液が出るだけではないので
つらいという人が多いですね。

吐き気止めの薬などを処方して
もらうことも出来ますが
その前にビタミン剤を処方
されることがあります。

つわりについて解明されていない
部分が多いとはいえビタミンBにはつわりの
悪化を防いでくれる効果があるとも
言われているんですよ。

食事でもビタミンＢが含まれる生姜や赤身の魚
バナナや玄米にも含まれているので
意識して取り入れてみるといいかもしれません。

あまりに酷い場合は、漢方の中でも
吐き気止めや消化促進
唾液の抑制などの効果があるものを
処方してもらうことが出来ます。

普段の生活では
空のペットボトルを持ち歩くようにしたり
枕元にタオルやティッシュや洗面器を置くようにして
すぐによだれを吐き出せる状態にしておくといいですね。

ペットボトルにはカバーをしておけば
周りにも気付かれずに吐き出すことが出来ます。
飴やガムを持ち歩くことで
多少紛らわすことも出来ますよ。

よだれを拭き取るので
唇などが荒れてしまうのを防ぐために
リップクリームなどのケアも
忘れないで下さいね。

人差し指と中指の骨をたどって
手首のしわと交わる位置にある
中泉(ちゅうせん)というツボは
よだれを止める効果があると言われているので
刺激するといいですよ。

「口にたまるのが飲み込めないほどつらかったです。
紙コップにティッシュを入れて
ひたすら吐いていました
水分補給はこまめにしないと水分不足になっていたので
すごく気をつけていました。」(３ヶ月男の子ママさん)

「つわりが相当酷くて大変でした…
ペパーミントをお家の庭で栽培していたので
ペパーミントの香りを嗅いだり
レモングラスを栽培して香りを嗅いでました。
ハーブはすっきりした香りなので良かったです。
口には常にタオルを当てていました」(７歳ママさん)

「代謝をよくするといいと言われたので
ヨガやウォーキングをしていましたがあまり改善されず
30週過ぎたぐらいで自然となくなりました」(３人ママさん)

唾液のみに気を取られてしまいがちなよだれつわりですが
妊娠中は通常時以上に水分が必要な時期に加えて
よだれで水分がどんどん失われます。
嘔吐が伴う場合は特に注意して下さい。

あまりにも生活に支障が出る場合や脱水症状が出始めたら
迷わず病院へ受診しましょう。
つわりの症状は個人差がありますが、誰もが通る道なので
過度の心配はしすぎず、リラックスして過ごして下さいね。