つわりがひどくて食べられない時の対策や食事の工夫の仕方

つわりがひどくて食べられない時の対策や食事の工夫の仕方

 

妊娠中でいちばんつらいと言われるつわり症状。
お腹の赤ちゃんのためにも
栄養を摂りたいけれど、においや味で
吐いてしまう妊婦さんは
全体の50%〜80%と言われています。
そんな、つわりがひどくて食べ物が食べられない時は
どんな対処法があるのかをご紹介します。    

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食事の工夫

 

妊娠初期のつわり時期は、
まだ胎盤ができあがっていないので
食べたものがそのままお腹の赤ちゃんに届くことはなく、
ママが蓄えている栄養を元に育ちます。
なので、この時期のつらいつわりを
やり過ごす間は、食べられるものを
選んで食べましょう。

 

妊婦さんが比較的つわり時期でも
食べられたというものの中には、
梅干や酢のもの、柑橘系果物やヨーグルトなど
酸味の強いものが人気があります。

 

また、水分を多く含む果物やゼリー、トマトなどの
野菜も喉越しがよく食べやすいようです。

 

しかし、中には「ポテトチップスばかり食べていた」、
「ハンバーガーなどのジャンクフードが無性に食べたくなった」
「ラーメンしか受け付けなかった」
なんていう方もいます。

 

また「朝はトマトがすごく食べたかったのに、夜になると受け付けなくなった」
と、いう人もいます。

 

このように、食べられるものは人によって
様々なようなので、
無理せず自分が食べられるものを探しましょう。

 

 

また食べ方としては、
一気に満腹になるまで食べるのではなく、
1食を半分ずつに分けて
1日の食事回数を6回にすると
胃に負担がかからず良いようです。
また、食べてすぐ横になると
吐き気が起きやすくなるので、
食後30分〜1時間は起きているようにしましょう。              

 

 

気分転換をしてみる

 

吐き気がつらいと部屋にこもりがちになってしまいますが、
体調不良によるストレスや不安が、
つわりを悪化させてしまうこともあるようです。

 

そんな時は、気分転換をしてみるのもいいかもしれません。
例えば、お友達とお茶やランチをしたときは、
おしゃべりに夢中で吐き気を感じなかった
ということもあるようです。

 

また、好きなドラマや映画を観ることに集中して
一時的につわりから気分をそらしたり、
天気のいい日に公園まで散歩をすることなども
有効なようです。

 

あまり寝たきりになっていると、
意識がつわりや体調不良にばかりいって
しまうので気をつけてくださいね。    

 

 

 

それでも吐き気がつらいときは?

 

どうしても吐いてしまってつらい時は、
楽に吐くことも必要だと思います。

 

例えば、吐く直前に水分を摂取すると
吐き出しやすくなります。
逆に水分が足りないと喉につかえて苦しくなります。

 

また、胃に何も入っていないのに
吐き気が治まらない場合も、
無理に吐こうとすると顔面に圧がかかり
白目が出血して赤くなってしまったり、
顔の毛細血管が切れてしまうことになりかねません。

 

しかし、吐き気があまりにもつらかったり、
水分を摂っただけでも吐いてしまう場合は
我慢せず産院へ行きましょう。

 

赤ちゃんに影響のない吐き気止めの薬を
点滴してくれますよ。

 

あまりに吐き気がひどくなり
脱水症状や重症妊娠悪阻と診断されてしまうと
入院することもありますので注意が必要です。                

 

 

つわりを乗り越えてハッピー・マタニティ・ライフを

 

つわりは、だいたいの妊婦さんが
胎盤ができあがる頃には
治まると言われています。

 

赤ちゃんが元気に育っている
証拠だとも言われています。
つわりの真っ最中は1日がとても
長く感じることもありますが、
そのつわりも必ず終わりがきます。

 

安定期に入りつわりが終わると、
胎動を感じたりお腹が大きくなったりと、
より一層ママになる実感が湧いてきます。
つらいつわりを乗り越えて限られた期間の
ハッピー・マタニティ・ライフを満喫しましょう。            

 

 

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