二人目、三人目はつわりがない、軽いって本当?体験談

二人目、三人目はつわりがない、軽いって本当?体験談

 

一人目の妊娠時につわりがひどかった人は
「次も同じようにつわりがひどかったら…」と
二人目、三人目をためらうことがあるのではないでしょうか。

 

つわりは毎回同じような症状なのでしょうか。
「二人目、三人目はつわりがない、軽かった」など
一人目よりもつわりが楽だったと経験者から聞いたことはありませんか?
もし本当にそうならば前向きになれますよね。

 

実際はどうなのでしょうか。体験も交えてご紹介します。

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二人目、三人目のつわりがない、軽くなるという医学的根拠はない

 

残念ながら一人目よりも二人目、三人目の方が
つわりが軽くなるという医学的根拠はありません。
そもそもつわりがなぜ起こるのか、なぜこれだけ個人差が現れるのかが
はっきりわかっていないのです。

 

それではなぜ「二人目、三人目はつわりが軽くなる」
と言われることがあるのでしょうか。

 

もちろん実際に二人目はつわりが楽だった、
つわりがなかったという方もいるでしょう。
それ以外にも精神的な要因が関係していそうです。

 

二人目、三人目の妊娠時は一人目のお子さんもいますよね。
おそらくこの一人目のお子さんの存在が
つわりから気を紛らわせてくれるのではないでしょうか。

 

一日一人で家で「つわりがつらい…」と考えているよりも
お子さんといっしょに過ごしたほうが時間の経過が早く感じると思います。

 

ただこれはお子さんといっしょに過ごして少しでも気がまぎれる程度のつわりならば…
の話です。
お子さんの遊び相手も話し相手もするのがつらいくらいの重いつわりになると
「せめて一人で寝ていられたらもっと楽なのに」と思ってしまうでしょう。

 

つわりは同じ人でも一人目・二人目・三人目と期間や重さが変わったり、
一人目は吐きつわりだったのに二人目は食べつわり…など内容も変わることがあります。

 

実際に始まってみるまでどうなるかがわからないのが難しいところですね。

 

 

二度とも重度妊娠悪阻

 

実際二人以上出産している人のつわりに変化はあったのでしょうか。

 

私の場合ですが、一人目も二人目も重度妊娠悪阻の診断を下され
点滴が必要になるほどのつわりがありました。

 

妊娠5週頃から始まって、6か月半ばころまで寝たきりだった点も
二回とも同じでした。

 

一人目の妊娠中は自分で食べ物を
手配することもできずに寝たきりでしたので
限界を感じて実家に寝泊まりさせてもらい

 

食べられそうなものが浮かぶと
母に頼んで用意してもらっていました。
3か月近くほとんど動くこともできず
布団で寝ているかトイレとお友達だったので
つわりには本当に嫌な記憶しかありません。

 

正直に言うと、一人目が1歳になった頃
周りの友人がどんどん二人目を希望していく中でとても迷いました。
私たち夫婦も早く二人目が欲しかったけれど
またあのつらいつわりがあったら…とためらってしまっていたのです。

 

幸い私は環境に恵まれて実家の母に頼ることができたので
「またつわりが重かったら実家に帰らせてもらおう」と覚悟を決めました。

 

二人目の時もやはり5週頃からつわりが始まり
父親が早々に「上の子を連れてこっちに帰ってきなさい」と言ってくれたので
親子でお世話になっていました。

 

私が全く相手をしてあげられなかったので
2歳の上の子にはさびしい思いをさせてしまうかと思いましたが
両親に毎日公園に連れて行ってもらったりして楽しそうに過ごしていました。

 

時折上の子が「ママ、つめたいうどんならたべられる?」
と聞きに来てくれるのもとても嬉しかったです。

 

一人目と同じくらい重いつわりはありつつも
布団で横になっていると隣の部屋から母と上の子の会話が聞こえてくるので
それを聞いていると気がまぎれて時間の経過は早く感じました。

 

一人目の経験があるために
「前回と同じならあと○日くらいでつわりは楽になるはず」と
終わりが見えているのも精神的にはとても楽でした。

 

私はとても恵まれていましたがもし上の子を日中預けられる先がなかったら
また違った展開になっていたかもしれません。
子供はママだけで育てるものではありませんので
次もつわりが重かったら上の子のお世話をどうするのか、
夫婦で話し合えるといいですね。

 

我が家の場合は私の実家に頼れない場合は
つわり期間中、夫が仕事を休んでくれる予定でした。
その間収入が途切れるのはつらいですがそれしか方法はないように思われました。

 

 

一度経験していると対処もわかる!

 

周囲の友人からは
一人目よりも二人目の方がつわりが大変だったという話をよく聞きます。

 

その場合はほとんどが「上の子が休ませてくれないから」大変だったというものです。

 

逆にいうと実家や夫や保育園・幼稚園など
周囲に上の子のお世話をお願いできる環境であれば
つわりも少し軽く感じることができるということになります。

 

たとえ一人目と二人目で全く同じ重さのつわりだったとしても
「上の子の世話を誰かにお願いできる」という前提があるならば
二人目の方が軽く感じられます。

 

それは一度つわりを経験しているために
「これなら食べられる」「こういう時に飲み物を飲んでおこう」
などとある程度対処方法がわかっているからです。

 

一人目の時は手探りで食べられるものを探していたけれど
二人目のつわりの時もそれならば食べられるかもしれません。

 

もちろん食べたいものが変わっているかもしれませんが
なんとなくあてはつけられるようになっているのではないでしょうか。

 

また、「この頃にはつわりは終わる」「この症状が出始めるとつわりの終わりが近い」
と先を見通せることも精神的にプラスの方向に働きます。
先の見えない闘いほどつらいものはないですよね。
本当にそこで終わるかはわからないけれど、
なんとなく終わりが見えていると精神的に安定できますよね。

 

このような理由から二人目・三人目は
つわりが軽い(軽く感じる)と言われるのかもしれません。

 

 

医学的根拠はないけれど経験を活かすことで…

 

二人目・三人目の妊娠時につわりが軽くなるという
根拠はありませんでしたが
一人目のつわりの時の経験を活かして、
どうにか乗り切る方法を身に着けている点が
精神的につわりを軽く感じさせてくれるのかもしれません。

 

つらいつわりを思い出すと次の妊娠をためらう気持ちもよくわかります。
しかしつわりには必ず終わりがあります。
次もつわりが重かった場合に備えて
夫など周囲からサポートを得られるようにしておくといいですね。

 

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