食べつわりはいつからいつまで?対処法や注意してほしいこと

食べつわりはいつからいつまで?対処法や注意してほしいこと

 

妊娠初期から多くの妊婦さんを
困らせてしまう「つわり」。

 

その種類や程度も人によって様々なので、
なかなか他人にわかって
もらえないところが、更に辛いですよね。

 

そんなつわりの中でも、今回は
「食べつわり」について、一体いつからいつまで
続くのか、ということや症状を
和らげる対処法などについて紹介して
いきたいと思います。

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食べつわりとは?症状や原因など

 

食べつわりとは、つわりの一種で、
空腹になると胸やけや吐き気など
を感じてしまったり、満腹なのに
も関わらず、常に何かを口にして
いないと気持ち悪くなる症状の
ことをいいます。

 

そして、食べたからといって必ず
しもムカムカが治まるわけではなく、
ずっと吐き気が続いたり、後味が
悪くて口の中が気持ち悪くなって
しまうこともあるのです。

 

単に「食べていれば大丈夫」では
ないところが、この「食べつわり」
の辛いところと言えますね。

 

更に、食べつわりの人は他のつわり
も一緒に経験する人が多いようで、
私もそうだったのですが、食べつわりに
加えて吐きつわりもあったり、
他には匂いつわりに同時になる人
もいるようです。

 

私の場合、食べつわりで常に何か
口にしたいのですが、吐きつわり
もあったため、食べたらすぐに嘔吐
してしまう、なんてこともよくありました。

 

食べつわりの原因は、他のつわり同様に
明確にはなっていません。
しかし一説では、妊娠中の急激な
ホルモンの変化によって血糖値が
下がってしまうため、体が糖分を
補おうとして起こる、
ともいわれています。

 

なので、食べつわりの際には炭水化物を
欲する人が多いそうです。
糖分を効率よく補うことが出来る、
という意味で、理にかなっていますよね。

 

関連記事
食べつわりの原因や症状は?今からできる4つの対策について

 

 

食べつわりはいつからいつまで続くの?

 

では、辛い食べつわりは一体いつ
まで続くのでしょうか?

 

まず食べつわりが始まる時期は、
他のつわり同様で妊娠初期の早い
段階(4〜6週頃)の人が多いです。

 

大体8〜12週頃にピークを迎え、
胎盤が出来上がる12週頃から少し
ずつ良くなっていきます。16週〜
20週目の安定期に入る頃には、
ほとんどの人が症状の終わりを迎え
ていることが多いですよ。

 

しかし、人によっては妊娠中ずっと
続く人もいるそうで個人差があります。
どうしても辛い場合にはかかりつけ
の産婦人科医に相談してみましょう。

 

また、稀に妊娠後期からなる、と
いう人もいるそうです。

 

 

食べつわりの対処法

 

次に、辛い食べつわりを少しでも
軽減できるような対策法を紹介
していきたいと思います。

 

まずは、こまめに少量ずつ食べ物を口にし、
胃が空腹状態になることを
出来る限り避けるようにしましょう。

 

その際、口にするものは高カロリーのものを避け、
なるべく低カロリーのものを
選ぶようにしましょう。
脂っこい食事だと、余計に胃もたれを
引き起こしてしまうことがあります。

 

ゼリーや寒天などはさっぱりして
いて食べやすく、またスープなど
も口当たりが良いのでオススメです。

 

一口大のおにぎりなども、すぐに糖質と
なって吸収されるので良いですね。

 

また、すぐに食事を準備出来ない
ときのために、飴やガム、ちょっと
したお菓子などを常備しておく
ことも良い対策です。

 

炭酸飲料も上手に活用すると良いでしょう。
あまり糖質の高いもの
ばかり飲みすぎるのは良くないです。
が、低カロリーや無糖のものであ
れば、飲むと爽快感を味わえます
し、胃が膨れやすいので満腹感を得られます。

 

しかし、妊娠後期まで食べつわりが
続いている人は要注意です。妊娠後期は
初期と違って胃が子宮に圧迫
されて狭くなってしまっているため、
飲みすぎてしまうと逆に気持ち悪く
なることもありますよ。

 

また、寝ている間に空腹となり、
朝起きた際に食べつわりが起こる
人も多いです。寝起きにすぐ食べ
られるようにお菓子などを準備して
おくと良いでしょう。

 

 

注意するべきこと

 

ここまで紹介してきた「食べつわり」
ですが、吐きつわりとは異なり
食べ物を胃に入れることが出来る
ので、栄養不足について心配する
ことが無いのが、
せめてもの救いですよね。

 

しかし、食べつわりにも注意する
べきことは、いくつかあるのです。

 

まず始めに「体重増加」についてです。
絶えず食べ物を口にしている、
ということは、常にカロリー
を摂取しているということ。
自ずと体重増加に繋がっていきますよね。

 

 

妊娠が判明した際には、医師から出産時の
適正体重を指示されるかと思います。
これを大幅に超えることのないように、
意識することが重要となります。

 

必要以上に太ってしまうと、妊娠
中毒症や妊娠糖尿病などの疾患に
なってしまったり、難産になって
しまうことがあるのです。

 

また、妊娠線が出来やすくなって
しまったり、産後のダイエットが
大変になるなど、女性としては
辛いところですよね。

 

つわりの時期はどうしても食べら
れるものが限られてしまい、その
中でも特にジャンクフードや甘い
ものなら食べられた、という妊婦さんも
多いようです。

 

私もそのうちの1人で、食べつわ
りの際には、フライドポテトとみかん
ばかり口にしていたのを覚えています。

 

食べられないものを無理して食べる
必要はありませんが、食事の内容を
見直してみたり、つわりが終わって
から食生活や運動に気を配ってみる
のも良いかと思います。

 

次に、「虫歯」についてです。
妊娠中は、ただでさえ女性ホルモンの
影響で虫歯が出来やすい状態となっ
ています。

 

また、歯ブラシを口にいれることで
吐き気を催す場合もあるので、歯磨きが
満足にできない妊婦さんも多いですよね。

 

出来る範囲で構いませんので、歯
磨きを意識して行ったり、安定期に
入ったら歯科検診に行ってみるの
も良いでしょう。

 

 

食べつわりには必ず終わりが来る!

 

妊娠がわかった時期と同じ頃から、
妊婦さんを苦しめてしまうこの
食べつわりですが、必ず終わりが来ます!

 

人によって様々で、安定期に
入る頃だったり、出産時まで続
いてしまうこともありますが、
可愛い我が子に出会える頃には、
「ああ、そんなこともあったな」
と思い出に変わっていると良いですね、

 

大事な体に無理のないよう、自分
に合った対策法を見つけて、辛い
食べつわりを乗り切りましょう。

 

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