陣痛促進剤の自閉症や発達障害の関係について

陣痛促進剤の自閉症や発達障害の関係について

 

陣痛促進剤とは、その名前の通り
陣痛を促進させる薬です。

 

お母さんや赤ちゃんの状態を考慮し
陣痛を促したり分娩を誘発させるために
使われる薬剤で、子宮収縮剤とも言われます。

 

今回は、陣痛促進剤での
自閉症や発達障害の関係について
詳しくお伝えしていきます。

sponsored link

陣痛促進剤 いつから使う?

 

陣痛促進剤は、陣痛を促すためのものですので
妊婦さん全員が使うものではありません。

 

お母さんや赤ちゃんの状態によって、
陣痛促進剤が使われるケースはいくつかあります。

 

例えば、予定日を超過している場合。
予定日を2週間ほど過ぎてしまうと
胎盤の機能が落ちてしまうので、
赤ちゃんが産まれたときに合併症などの
危険が増えます。
そのため、陣痛促進剤を使用し
分娩を誘発することがあります。

 

微弱陣痛が長引く場合にも使われます。
弱い陣痛が長時間続くと
お母さんの体にも赤ちゃんにも
危険が生じるためです。

 

その他、赤ちゃんの体に問題があった場合や
妊娠継続がお母さんの体に影響を及ぼす場合にも
陣痛促進剤は使われます。

 

 

陣痛促進剤の副作用は?

 

陣痛促進剤は薬剤ですので、
副作用がないとは言い切れません。

 

では、どのような副作用があるのでしょうか。

 

陣痛促進剤を使用することで現れる副作用に、
過強陣痛、というものがあります。

 

その他にも、分娩後に出血が見られる場合や、
血圧の上昇、または降下、嘔吐などの
症状が現れることもあります。

 

こうして見ると、陣痛促進剤は怖いという
イメージを持ってしまいそうです。

 

けれど、陣痛促進剤を使用することによって
自然分娩での出産を行うことができる、
微弱陣痛で分娩が長引いて難産になるリスクを回避できる、
などのメリットもあります。

 

また、陣痛促進剤は病院で管理し投与するので
医師が分娩の進み具合を見て促進剤の量を調節することで、
過強分娩を防ぐことができますし、
副作用への対応も迅速に行うことが出来ます。

 

関連記事
陣痛促進剤を使った時の副作用について〜自然分娩との違いは〜

 

 

陣痛促進剤 自閉症、発達障害との関係

 

陣痛促進剤を使用すると
生まれてくる赤ちゃんが
自閉症になる確率が高くなる

 

という話を聞いたことはありますか?

 

実際に陣痛促進剤を使用すると
リスクは高くなるということは
言われています。

 

しかし、自閉症は生まれつき脳機能に
何らかの異変がある、
ということしか分かっておらず、
自閉症の原因も解明されていません。

 

促進剤を使ったため障害を引き起こすのか、
障害があったため促進剤を使っての分娩になるのか
はっきりとは分かっていないということです。

 

 

不安なことは医師に相談

 

それでも、お母さんは不安になります。

 

私は三人目の子どもを妊娠中、
股関節痛がひどく歩くことができなくなってしまい、
初めて促進剤を使うことになりました。
股関節の激痛で早く出産したいと思う反面、
促進剤を使って大丈夫かな、と不安の方が強かったです。

 

なので私は気になる事や不安に思うことを
医師に全て確認しました。

 

そして、私自身が促進剤を使おう、と思えたので
促進剤を使っての出産をしました。

 

これから出産される方は、
通っている産院の方針や
促進剤を使用して出産を行う場合は
どういったときなのか、などを
お医者様に確認しておくと
不安が軽減されるかもしれません。

 

 

陣痛促進剤、自閉症や発達障害の関連はある

 

陣痛促進剤を使用することによって
赤ちゃんが自閉症になる、ということは
今の段階では証明されていません。
しかし、関連性が全くないわけではありません。

 

けれど、陣痛促進剤は、
お母さんと赤ちゃんの命を守るために
どうしても必要な薬になることもあります。

 

陣痛促進剤の使用に不安があるときは
一人で抱え込まずに、
医師や看護師に相談してくださいね。

 

関連記事↓
陣痛促進剤は痛い?点滴の効果は?経験談
陣痛促進剤の種類とは?点滴を使用して出産した体験談
陣痛促進剤のリスクは?使用するまでの流れについて

関連性のある記事